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2012.12.16「起きろよBaby 今日はいい天気だ 選挙に行って投票しようぜ」忌野清志郎
「忌野清志郎さんからの手紙 湯川れい子 山本太郎 20121215」
~以下転載~
忌野清志郎の言葉
「地震の後には戦争やってくる。軍隊を…俺はまるで共産党員みたいだな。」

地震の後には戦争がやってくる。軍隊を持ちたい政治家がTVででかい事を言い始めてる。国民をバカにして戦争にかり立てる。自分は安全なところで偉そうにしてるだけ。阪神大震災から5年。俺は大阪の水浸しになった部屋で目が覚めた。TVをつけると5ヶ所ほどから火の手がのぼっていた。「これはすぐに消えるだろう」と思ってまた眠った。6時間後に目が覚めると神戸の街は火の海と化していた。この国は何をやってるんだ。復興資金は大手ゼネコンに流れ、神戸の土建屋は自己破産を申請する。これが日本だ。私の国だ。とっくの昔に死んだ有名だった映画スターの兄ですと言って返り咲いた政治家。弟はドラムを叩くシーンで僕はロックン・ロールじゃありませんと自白している。政治家は反米主義に拍車がかかり、もう後もどりできやしない。そのうち、リズム&ブルースもロックも禁止されるだろう。政治家はみんな防衛庁が大好きらしい。人を助けるとか世界を平和にするとか言って実は軍隊を動かして世界を制服したい。
俺はまるで共産党員みたいだな。普通にロックをやってきただけなんだけど。そうだよ、売れない音楽をずっとやってきたんだ。何を学ぼうと思ったわけじゃない。好きな音楽をやっているだけだ。それを何かに利用しようなんて思わない。せこい奴らとはちがう。民衆をだまして、民衆を利用していったい何になりたいんだ。予算はどーなってるんだ。予算をどう使うかっていうのはいったい誰が決めてるんだ。10万円のために人を殺す奴もいれば、10兆円とか100兆円とかを動かしてる奴もいるんだ。一体この国は何なんだ。俺が生まれて育ったこの国のことだよ。どーだろう、‥‥‥この国の憲法第9条はまるでジョン・レノンの考え方みたいじゃないか? 戦争を放棄して世界の平和のためにがんばるって言ってるんだぜ。俺達はジョン・レノンみたいじゃないか。戦争はやめよう。平和に生きよう。そしてみんな平等に暮らそう、きっと幸せになれるよ。
忌野清志郎
2005年4月25日(月)「しんぶん赤旗」
「憲法9条知ってるかい」/忌野清志郎さん 「世界に自慢しよう」
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik4/2005-04-25/01_02_0.html
アースデイ東京
「この国の憲法九条を知っているかい。ジョン・レノンの歌みたいじゃないか。世界中に自慢しよう」。二十四日、東京・代々木公園で開かれたアースデイ東京二〇〇五(C・W・ニコル実行委員長)のコンサートで、ロック歌手の忌野清志郎さんが、集まった四千人の聴衆にアピールしました。
大きなピースマークが掲げられた代々木公園野外ステージには、ロックファンの若者たちや、小さな子どもをつれた若い夫婦でびっしり。地球を思い、「愛と平和」を歌う清志郎さんに、「イェー」と大きな歓声と、腕を高く上げてこたえていました。
「戦争はやめたほうがいい。地球にもよくない」とアースデイ企画に参加した清志郎さん。歌の合間に「ロックの基本は愛と平和だ。一番の環境破壊は戦争なんだ。この国の憲法九条を知っているかい。戦争はしない。戦争に加担しない。愛と平和なんだ。まるでジョン・レノンの歌みたいじゃないか」と語りかけました。
アースデイは一九七〇年、ベトナム反戦運動が高まった米国ではじまった環境イベント。国境、民族、政党、宗派の違いを超えて、地球環境のために行動しようと、世界百八十四カ国約五千カ所でおこなわれています。
憲法九条の危機を知らせるTシャツやパンを売っていた藤井芳広さん(26)=フリーター=は「戦争は最悪の環境破壊だと思う。森や水を守り、ぼくたちが生きていけるのも戦争放棄の憲法九条があってこそ。九条のTシャツを着て四月二十九日午前には渋谷駅前でパレードを計画している」と語りました。

あすは投票日。天気予報によると、ぐずついた空模様のところが多そうだ、といいます。
▼「起きろよベイビー 今日はいい天気だ/選挙に行って投票しようぜ」。忌野清志郎さんが、軽やかに歌っていました。2000年の、20世紀最後の総選挙のころです。「目覚まし時計は歌う」。またの名、「選挙ソング」です。
▼もちろん、抵抗精神にあふれる忌野さんのこと。ただ投票をよびかけて選挙管理委員会を手伝っているわけではありません。飢えた子どもたちがさまよっていると心を痛めたり、「無能な政治家テレビでよく笑う」と皮肉ったり
▼記憶力のいい同僚記者が、投票日当日の忌野さんを追った新聞記事があった、と教えてくれました。調べると、目立たない小さな記事ながら確かにありました。2000年6月25日、東京・新宿歌舞伎町で公演。「選挙ソング」を歌うと、ファンから「初めて投票にいったぞ!」との声が飛びました(「スポーツニッポン」2000年6月26日付)
▼「選挙ソング」で、「誰か違う奴やつ」や「誰かいい奴」を選ぼうと訴えた忌野さん。本人はどの党に投票したのか、取材記者に問われたのでしょうか。記事の中で明かしています。「僕自身は小選挙区も比例も共産党に入れてきました」
▼その後の彼がどの党に投票していたのかは知るすべもありませんが、残念にも今年5月、反骨の歌手は病に倒れました。日本共産党は今、歴史的機会を生かしてがんばり通せば勝利をつかみとれる、総選挙をたたかっています。
(しんぶん赤旗」日刊紙2009年8月29日)
~以下転載~
忌野清志郎の言葉
「地震の後には戦争やってくる。軍隊を…俺はまるで共産党員みたいだな。」

地震の後には戦争がやってくる。軍隊を持ちたい政治家がTVででかい事を言い始めてる。国民をバカにして戦争にかり立てる。自分は安全なところで偉そうにしてるだけ。阪神大震災から5年。俺は大阪の水浸しになった部屋で目が覚めた。TVをつけると5ヶ所ほどから火の手がのぼっていた。「これはすぐに消えるだろう」と思ってまた眠った。6時間後に目が覚めると神戸の街は火の海と化していた。この国は何をやってるんだ。復興資金は大手ゼネコンに流れ、神戸の土建屋は自己破産を申請する。これが日本だ。私の国だ。とっくの昔に死んだ有名だった映画スターの兄ですと言って返り咲いた政治家。弟はドラムを叩くシーンで僕はロックン・ロールじゃありませんと自白している。政治家は反米主義に拍車がかかり、もう後もどりできやしない。そのうち、リズム&ブルースもロックも禁止されるだろう。政治家はみんな防衛庁が大好きらしい。人を助けるとか世界を平和にするとか言って実は軍隊を動かして世界を制服したい。
俺はまるで共産党員みたいだな。普通にロックをやってきただけなんだけど。そうだよ、売れない音楽をずっとやってきたんだ。何を学ぼうと思ったわけじゃない。好きな音楽をやっているだけだ。それを何かに利用しようなんて思わない。せこい奴らとはちがう。民衆をだまして、民衆を利用していったい何になりたいんだ。予算はどーなってるんだ。予算をどう使うかっていうのはいったい誰が決めてるんだ。10万円のために人を殺す奴もいれば、10兆円とか100兆円とかを動かしてる奴もいるんだ。一体この国は何なんだ。俺が生まれて育ったこの国のことだよ。どーだろう、‥‥‥この国の憲法第9条はまるでジョン・レノンの考え方みたいじゃないか? 戦争を放棄して世界の平和のためにがんばるって言ってるんだぜ。俺達はジョン・レノンみたいじゃないか。戦争はやめよう。平和に生きよう。そしてみんな平等に暮らそう、きっと幸せになれるよ。
忌野清志郎
2005年4月25日(月)「しんぶん赤旗」
「憲法9条知ってるかい」/忌野清志郎さん 「世界に自慢しよう」
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik4/2005-04-25/01_02_0.html
アースデイ東京
「この国の憲法九条を知っているかい。ジョン・レノンの歌みたいじゃないか。世界中に自慢しよう」。二十四日、東京・代々木公園で開かれたアースデイ東京二〇〇五(C・W・ニコル実行委員長)のコンサートで、ロック歌手の忌野清志郎さんが、集まった四千人の聴衆にアピールしました。
大きなピースマークが掲げられた代々木公園野外ステージには、ロックファンの若者たちや、小さな子どもをつれた若い夫婦でびっしり。地球を思い、「愛と平和」を歌う清志郎さんに、「イェー」と大きな歓声と、腕を高く上げてこたえていました。
「戦争はやめたほうがいい。地球にもよくない」とアースデイ企画に参加した清志郎さん。歌の合間に「ロックの基本は愛と平和だ。一番の環境破壊は戦争なんだ。この国の憲法九条を知っているかい。戦争はしない。戦争に加担しない。愛と平和なんだ。まるでジョン・レノンの歌みたいじゃないか」と語りかけました。
アースデイは一九七〇年、ベトナム反戦運動が高まった米国ではじまった環境イベント。国境、民族、政党、宗派の違いを超えて、地球環境のために行動しようと、世界百八十四カ国約五千カ所でおこなわれています。
憲法九条の危機を知らせるTシャツやパンを売っていた藤井芳広さん(26)=フリーター=は「戦争は最悪の環境破壊だと思う。森や水を守り、ぼくたちが生きていけるのも戦争放棄の憲法九条があってこそ。九条のTシャツを着て四月二十九日午前には渋谷駅前でパレードを計画している」と語りました。

あすは投票日。天気予報によると、ぐずついた空模様のところが多そうだ、といいます。
▼「起きろよベイビー 今日はいい天気だ/選挙に行って投票しようぜ」。忌野清志郎さんが、軽やかに歌っていました。2000年の、20世紀最後の総選挙のころです。「目覚まし時計は歌う」。またの名、「選挙ソング」です。
▼もちろん、抵抗精神にあふれる忌野さんのこと。ただ投票をよびかけて選挙管理委員会を手伝っているわけではありません。飢えた子どもたちがさまよっていると心を痛めたり、「無能な政治家テレビでよく笑う」と皮肉ったり
▼記憶力のいい同僚記者が、投票日当日の忌野さんを追った新聞記事があった、と教えてくれました。調べると、目立たない小さな記事ながら確かにありました。2000年6月25日、東京・新宿歌舞伎町で公演。「選挙ソング」を歌うと、ファンから「初めて投票にいったぞ!」との声が飛びました(「スポーツニッポン」2000年6月26日付)
▼「選挙ソング」で、「誰か違う奴やつ」や「誰かいい奴」を選ぼうと訴えた忌野さん。本人はどの党に投票したのか、取材記者に問われたのでしょうか。記事の中で明かしています。「僕自身は小選挙区も比例も共産党に入れてきました」
▼その後の彼がどの党に投票していたのかは知るすべもありませんが、残念にも今年5月、反骨の歌手は病に倒れました。日本共産党は今、歴史的機会を生かしてがんばり通せば勝利をつかみとれる、総選挙をたたかっています。
(しんぶん赤旗」日刊紙2009年8月29日)
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