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リアルファーは暴力の証「パンダの毛皮欲しさにパンダを殺害」執行猶予付き死刑判決・懲役8年以上の刑
「パンダ毛皮事件」 レコードチャイナより
中国の国宝として愛されるパンダだが、密猟事件が後を絶たない。四川省雅安市宝興県パンダ保護区だけでもここ20年で19頭が密猟の被害に遭っている。
背景には天文学的な価格で毛皮を取引する市場がある。写真は押収された毛皮。


<パンダ連続射殺事件><早分かり>相次ぐ密猟事件、毛皮の取引価格は天文学的とも―四川省雅安市
2007年6月、四川省雅安市宝興県パンダ保護区の竹林に現地のハンター・李啓均(リー・チージュン)は潜んでいた。パンダを見つけ接近すると、2発の銃弾を発射、パンダを撃ち殺した。その後、李はその場で獲物の皮をはぎはじめたという。李の生々しい証言は大きな波紋を呼んでいる。南方週末が伝えた。
宝興県は世界で初めてパンダが発見された地。パンダの故郷とも呼ばれ、保護区には全国の約10分の1にあたる143頭が生息していると見られる。同県ではここ20年間に19頭ものパンダが密猟の被害に遭ったと見られている。
密猟が後を絶たないのはパンダがもたらす莫大な収益のため。パンダの毛皮は天文学的な価格で取引され、末端の密猟者が受け取る報酬も50万元(約650万円)に達すると見られる。辺境の貧しい農民にとってあまりに魅力的な金額といえる。相次ぐ国宝の被害に政府は徹底調査を指示、対策を進めている。(翻訳・編集/KT)
<パンダ連続射殺事件><解説>密猟事件に消えた神秘の仲介業者、黒幕逮捕なく真相は闇の中―中国四川省
2007年、重慶市にパンダの毛皮を運び込もうとした密猟者が相次いで逮捕された。しかし仲介業者、最終的な毛皮の買い手は起訴されておらず、闇市場の実態など真相はいまだ闇に隠されたままだ。南方週末が伝えた。
今年2月、重慶市にパンダの毛皮を運び込もうとした農民・孫仕群(スン・シーチュン)が逮捕された。6月にも同じく密猟者の李啓均(リー・チージュン)が逮捕された。彼らの背後には“甘老人”と呼ばれる重慶市でパンダの毛皮の違法売買を取り仕切る仲介者の姿が見え隠れするが、いまだ起訴されてはいない。
パンダの密猟・毛皮の違法取引の過程は多くの関係者により分節化されている。もっとも末端に位置するのが密猟者。多くが現地の貧しい農民だという。次に登場するのが連絡者。彼らと連絡を取り、教唆するのがその役目だ。2月に逮捕された孫は障害者の娘がおり経済的に困窮していた。逮捕された連絡者の胡洪強(フー・ホンチャン)は多額の報酬とともに、成功の暁には娘を重慶市の病院で治療することを約束、違法行為に手を染めるように唆していた。他にも多額の手付け金を前渡ししてパンダ密猟を教唆した事実が明らかとなっている。
密猟されたパンダの毛皮が向かうのは重慶市の仲介業者。関係者の間では“甘老人”の名で呼ばれている。南方週末によると、この神秘の仲介人は孫・李の裁判でも証言者として呼ばれている甘列建(ガン・リエジエン)だという。
李の弁護人は、「甘は証言者というよりも犯行を教唆した重大な犯罪人だ」と批判しているが、いまだに逮捕・起訴されてはいない。あるパンダ保護の専門家は「パンダの密猟事件では末端の密猟者は逮捕されるもののその黒幕が逮捕されたことはない」と嘆く。パンダ取引の大物・“甘老人”、そして彼から毛皮を購入していた買い手の罪が明らかにされる日は来るのだろうか。警察の捜査がどこまで進むのか、注目が集まる。(翻訳・編集/KT)
<パンダ連続射殺事件><資料>相次ぐパンダの密猟事件、摘発されたのは氷山の一角とも―四川省雅安市
2007年12月14日、国家林業局は相次ぐパンダの密猟事件を摘発するため特別調査チームを派遣したという。
南方週末が伝えたところによると、専門家の調査では四川省雅安市宝興県パンダ保護区だけでも、ここ20年で19頭が密猟の被害に遭っていると推定されているが、明るみに出た事件はごく一部。逮捕者も末端の密猟者ばかりで買い手などに関する本格的な調査が待たれている。近年摘発されたパンダ密猟事件は以下の通り。
<近年摘発されたパンダ密猟事件>
2002年、宝興県の農民・楊世成(ヤン・シーチェン)がパンダを密猟。毛皮を運送中に重慶市の高速道路料金所で発見、逮捕される。
2003年12月、重慶市にパンダの毛皮を運び込もうとした周徳清(チョウ・ダーチン)ら3人が逮捕される。
2007年2月、毛皮を運送中の農民・孫仕群(スン・シーチュン)が重慶市の高速道路料金所で逮捕される。
2007年6月、重慶市へ毛皮を運送中の胡洪強(フー・ホンチャン)、李啓均(リー・チージュン)を逮捕。(翻訳・編集/KT)
<続報><パンダ連続射殺事件>背後には「毛皮は金になる」という誤解が…―四川省
2007年12月20日、「杭州在線」は、「パンダ連続射殺事件」の背後には、重慶栄昌警察が、民家からパンダの毛皮を没収する際に行った、不適切な「おとり」行為が影響していることを報じた。事態を重くみた公安部は、一部の案件について調査を開始している。
統計では、四川省宝興県でこの20年で20頭のパンダが殺されている。四川省臥龍(がりゅう)自然保護区にある博物館には、各地より没収されたパンダの毛皮が300枚以上保管されている。
「杭州在線」によると、パンダを殺した犯人の多くは、現地の住民とみられている。住民の間に「パンダの毛皮は金になる」という誤解がある。だが、実際はパンダ毛皮のブラックマーケットは存在しないというのだ。
事情に詳しい人物は、誤解を生んだ原因の一つに、警察が、住民よりパンダ毛皮を回収するために行った、不適切な「おとり」行為にあると指摘している。警察と協力関係にある人物が、商人を装い、毛皮を大金で買い取るとうわさを広めて、住民から毛皮を回収したというのだ。
これらの毛皮没収のために行った重慶栄昌警察の行為が、今回のパンダ連続射殺事件の原因の一つになったと指摘する声さえある。(翻訳・編集/高橋)

<17年間の逃亡劇の末、パンダ殺害犯を逮捕>―陝西省漢中市
2012年2月11日、新華網は17年前に罪を犯したパンダ殺害犯が逮捕、起訴されたと報じた。
「パンダの毛皮を買いたい人がいる。値段は30万元(約360万円)」という儲け話を持ってきたのが陝西省漢中市洋県の農民・高建雲(ガオ・ジエンユン)。話を聞いた袁金光(ユエン・ジングアン)、何正強(ホー・ジョンチャン)の2人はすっかりその気になってしまった。
1995年2月、猟銃を借りた何は連れ立ってパンダ狩りにでかけた。病気になってしまった袁は同行できなかったが、代わりに義弟の張成[女圭](ジャン・チョンワー)を帯同させた。狩りは成功したが、すぐに通報されて高、袁、何の3人は逮捕されてしまった。高には執行猶予付き死刑の判決、他のメンバーにも懲役8年以上の刑が科された。
唯一捕まらなかったのが張。狩りの後、すぐに出稼ぎに出かけていたので逮捕されることはなかった。指名手配されたが、逃亡を続け、結局逮捕されたのは2011年末だった。そしてこのたび17年前のパンダ殺害容疑で起訴された。(翻訳・編集/KT)
毛皮の売買に関わる人全員逮捕される位になればいいのに。。。

【2012 毛皮反対デモ行進】
11月3日【京都】http://t.co/YgA0AUpJ
11月23日【神戸】http://t.co/viiouKNz
12月8日【横浜】 http://t.co/legZ5m6v
中国の国宝として愛されるパンダだが、密猟事件が後を絶たない。四川省雅安市宝興県パンダ保護区だけでもここ20年で19頭が密猟の被害に遭っている。
背景には天文学的な価格で毛皮を取引する市場がある。写真は押収された毛皮。


<パンダ連続射殺事件><早分かり>相次ぐ密猟事件、毛皮の取引価格は天文学的とも―四川省雅安市
2007年6月、四川省雅安市宝興県パンダ保護区の竹林に現地のハンター・李啓均(リー・チージュン)は潜んでいた。パンダを見つけ接近すると、2発の銃弾を発射、パンダを撃ち殺した。その後、李はその場で獲物の皮をはぎはじめたという。李の生々しい証言は大きな波紋を呼んでいる。南方週末が伝えた。
宝興県は世界で初めてパンダが発見された地。パンダの故郷とも呼ばれ、保護区には全国の約10分の1にあたる143頭が生息していると見られる。同県ではここ20年間に19頭ものパンダが密猟の被害に遭ったと見られている。
密猟が後を絶たないのはパンダがもたらす莫大な収益のため。パンダの毛皮は天文学的な価格で取引され、末端の密猟者が受け取る報酬も50万元(約650万円)に達すると見られる。辺境の貧しい農民にとってあまりに魅力的な金額といえる。相次ぐ国宝の被害に政府は徹底調査を指示、対策を進めている。(翻訳・編集/KT)
<パンダ連続射殺事件><解説>密猟事件に消えた神秘の仲介業者、黒幕逮捕なく真相は闇の中―中国四川省
2007年、重慶市にパンダの毛皮を運び込もうとした密猟者が相次いで逮捕された。しかし仲介業者、最終的な毛皮の買い手は起訴されておらず、闇市場の実態など真相はいまだ闇に隠されたままだ。南方週末が伝えた。
今年2月、重慶市にパンダの毛皮を運び込もうとした農民・孫仕群(スン・シーチュン)が逮捕された。6月にも同じく密猟者の李啓均(リー・チージュン)が逮捕された。彼らの背後には“甘老人”と呼ばれる重慶市でパンダの毛皮の違法売買を取り仕切る仲介者の姿が見え隠れするが、いまだ起訴されてはいない。
パンダの密猟・毛皮の違法取引の過程は多くの関係者により分節化されている。もっとも末端に位置するのが密猟者。多くが現地の貧しい農民だという。次に登場するのが連絡者。彼らと連絡を取り、教唆するのがその役目だ。2月に逮捕された孫は障害者の娘がおり経済的に困窮していた。逮捕された連絡者の胡洪強(フー・ホンチャン)は多額の報酬とともに、成功の暁には娘を重慶市の病院で治療することを約束、違法行為に手を染めるように唆していた。他にも多額の手付け金を前渡ししてパンダ密猟を教唆した事実が明らかとなっている。
密猟されたパンダの毛皮が向かうのは重慶市の仲介業者。関係者の間では“甘老人”の名で呼ばれている。南方週末によると、この神秘の仲介人は孫・李の裁判でも証言者として呼ばれている甘列建(ガン・リエジエン)だという。
李の弁護人は、「甘は証言者というよりも犯行を教唆した重大な犯罪人だ」と批判しているが、いまだに逮捕・起訴されてはいない。あるパンダ保護の専門家は「パンダの密猟事件では末端の密猟者は逮捕されるもののその黒幕が逮捕されたことはない」と嘆く。パンダ取引の大物・“甘老人”、そして彼から毛皮を購入していた買い手の罪が明らかにされる日は来るのだろうか。警察の捜査がどこまで進むのか、注目が集まる。(翻訳・編集/KT)
<パンダ連続射殺事件><資料>相次ぐパンダの密猟事件、摘発されたのは氷山の一角とも―四川省雅安市
2007年12月14日、国家林業局は相次ぐパンダの密猟事件を摘発するため特別調査チームを派遣したという。
南方週末が伝えたところによると、専門家の調査では四川省雅安市宝興県パンダ保護区だけでも、ここ20年で19頭が密猟の被害に遭っていると推定されているが、明るみに出た事件はごく一部。逮捕者も末端の密猟者ばかりで買い手などに関する本格的な調査が待たれている。近年摘発されたパンダ密猟事件は以下の通り。
<近年摘発されたパンダ密猟事件>
2002年、宝興県の農民・楊世成(ヤン・シーチェン)がパンダを密猟。毛皮を運送中に重慶市の高速道路料金所で発見、逮捕される。
2003年12月、重慶市にパンダの毛皮を運び込もうとした周徳清(チョウ・ダーチン)ら3人が逮捕される。
2007年2月、毛皮を運送中の農民・孫仕群(スン・シーチュン)が重慶市の高速道路料金所で逮捕される。
2007年6月、重慶市へ毛皮を運送中の胡洪強(フー・ホンチャン)、李啓均(リー・チージュン)を逮捕。(翻訳・編集/KT)
<続報><パンダ連続射殺事件>背後には「毛皮は金になる」という誤解が…―四川省
2007年12月20日、「杭州在線」は、「パンダ連続射殺事件」の背後には、重慶栄昌警察が、民家からパンダの毛皮を没収する際に行った、不適切な「おとり」行為が影響していることを報じた。事態を重くみた公安部は、一部の案件について調査を開始している。
統計では、四川省宝興県でこの20年で20頭のパンダが殺されている。四川省臥龍(がりゅう)自然保護区にある博物館には、各地より没収されたパンダの毛皮が300枚以上保管されている。
「杭州在線」によると、パンダを殺した犯人の多くは、現地の住民とみられている。住民の間に「パンダの毛皮は金になる」という誤解がある。だが、実際はパンダ毛皮のブラックマーケットは存在しないというのだ。
事情に詳しい人物は、誤解を生んだ原因の一つに、警察が、住民よりパンダ毛皮を回収するために行った、不適切な「おとり」行為にあると指摘している。警察と協力関係にある人物が、商人を装い、毛皮を大金で買い取るとうわさを広めて、住民から毛皮を回収したというのだ。
これらの毛皮没収のために行った重慶栄昌警察の行為が、今回のパンダ連続射殺事件の原因の一つになったと指摘する声さえある。(翻訳・編集/高橋)

<17年間の逃亡劇の末、パンダ殺害犯を逮捕>―陝西省漢中市
2012年2月11日、新華網は17年前に罪を犯したパンダ殺害犯が逮捕、起訴されたと報じた。
「パンダの毛皮を買いたい人がいる。値段は30万元(約360万円)」という儲け話を持ってきたのが陝西省漢中市洋県の農民・高建雲(ガオ・ジエンユン)。話を聞いた袁金光(ユエン・ジングアン)、何正強(ホー・ジョンチャン)の2人はすっかりその気になってしまった。
1995年2月、猟銃を借りた何は連れ立ってパンダ狩りにでかけた。病気になってしまった袁は同行できなかったが、代わりに義弟の張成[女圭](ジャン・チョンワー)を帯同させた。狩りは成功したが、すぐに通報されて高、袁、何の3人は逮捕されてしまった。高には執行猶予付き死刑の判決、他のメンバーにも懲役8年以上の刑が科された。
唯一捕まらなかったのが張。狩りの後、すぐに出稼ぎに出かけていたので逮捕されることはなかった。指名手配されたが、逃亡を続け、結局逮捕されたのは2011年末だった。そしてこのたび17年前のパンダ殺害容疑で起訴された。(翻訳・編集/KT)
毛皮の売買に関わる人全員逮捕される位になればいいのに。。。

【2012 毛皮反対デモ行進】
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