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九州記録的豪雨「ペット悩む被災者」「土砂災害 家畜も受難」
■記録的豪雨 生活奪う■
東日本大震災、原発事故があったというのに、、、何も学んでないのでしょうか。。
「ペット悩む被災者」(朝日新聞 MY TOWN熊本)
2012年07月17日
避難してきた2匹の猫=16日、阿蘇市一の宮町宮地の市立一の宮中学校

阿蘇市内の避難所では、被災者が水害から逃れたペットの扱いにも頭を悩ませている。
避難所になっている同市一の宮町宮地の市立一の宮中学校の体育館。入り口脇のケージ内で、茶色の雄猫と灰色の子猫がじゃれあっていた。
飼い主の岩下美由紀さん(42)=同市一の宮町北高梨=の自宅には、12日朝、家に土砂が入り込んだ。猫と2階に上がり、水が引くのを待った。雄猫は体をこわばらせ、1階に降りるのを嫌がったが、2匹ともバッグに入れ避難した。
猫嫌いの人がいたら迷惑かと思ったが、避難所では子どもから大人まで大人気だ。2匹が脱走したときは、大雨の中、子どもらが一緒に探し出してくれた。
同じ避難所では連れてきた犬を車で飼ったり、やむを得ず自宅に残してきたりした人もいるという。気がかりなのは避難所から出た後のことだ。「ペットが入れる賃貸住宅はほとんどない。ケージ暮らしだと猫もストレスがたまってしまう」
同市一の宮町北坂梨の上野さゆりさん(43)はマルチーズ犬を飼っていたが、ほえるので避難所には連れて行けないと思い、親類にあずけて避難所で暮らしている。「一緒に住める場所はあるのだろうか」と心配そうに話した。
「土砂災害 家畜も受難」(朝日新聞 MY TOWN熊本)
2012年07月17日
子牛にミルクを与える阿蘇品かほるさん=16日、阿蘇市一の宮町三野

阿蘇特産のあか牛も土砂の被害に遭っていた。大規模な土砂崩れがあった阿蘇市一の宮町三野、坂梨では牛が流されたり、豚が生き埋めになったりした。
同市一の宮町坂梨。12日未明の大雨で、市原啓吉さん(62)のあか牛が3頭いた牛舎は、土砂や倒木とともに押し流された。約10メートルほど離れた場所で、あか牛1頭と子牛4頭がいる別の牛舎になだれ込んだ。
牛舎は土砂で覆われ、中にいた牛は閉じ込められた。別の1頭は牛舎とブロック塀の間で土砂に阻まれ動けなくなっていた。
市原さんは牛を救出しようとしたが、豆腐のようにやわらかい土砂がひざくらいの高さまで積もり、歩くことすらままならない。
16日もボランティアが土砂を重機でかき出していたが、思うように進まず、救出できなかった。手伝いに来た市原さんの弟浩吉さん(57)は「早く助けてあげたい」と心配そうに話した。流された牛のうち1頭は今も行方不明だ。
阿蘇市一の宮町三野地区。あか牛や黒毛和牛約160頭を飼っている阿蘇品豊さん(60)は、12日未明、すさまじい雷雨に眠れぬ夜を過ごした。夜が明けると、自宅近くの牛舎は牛のひざの高さまで泥水につかっていた。生後数カ月の子牛3頭のうち1頭が流されたことが分かり、しばらく付近を探すと水のなかで苦しそうにもがいていた。長男(26)が泥水をかき分けて助け出した。
浸水被害のあった当時、阿蘇品さん方には一家4人と娘と孫が遊びに来ていた。阿蘇品さんと長男は牛が心配で牛舎の近くの車で過ごし、ほかの4人は市内の親類宅に身を寄せた。
15日まで牛舎の復旧に手を付けることができず、この間、泥だらけの牛舎の牛たちは眠れずに、エサや水をねだり、苦しそうに鳴いていたという。
「牛たちがかわいそうで、たまらなかった」と話す妻のかほるさん(53)は心配と過労で一時倒れた。家畜が流されたり、埋まったりした畜産農家もあるといい、「うちはまだいい方」と話す。
養豚業の甲斐孝喜さん(62)は約850頭のうち約550頭が12日の大雨で土砂に埋まったり、流されたりして死んだ。生き残った豚は近くの豚舎に移した。豚舎の衛生状態は悪く、「病気になったらかわいそうだ」と、空模様を気にしながら、16日も出荷作業に追われていた。(日高奈緒、菊地洋行)
足もとに土砂がたまり、動けなくなったあか牛=阿蘇市一の宮町坂梨

災害を通して命を知る。
「かわいそう」
この方達が将来畜産業を止める決断をする時が来れば、その時初めて「かわいそう」になる。
矛盾だらけの気持ち悪い世界が全て洗い流されようとしている。
東日本大震災、原発事故があったというのに、、、何も学んでないのでしょうか。。
「ペット悩む被災者」(朝日新聞 MY TOWN熊本)
2012年07月17日
避難してきた2匹の猫=16日、阿蘇市一の宮町宮地の市立一の宮中学校

阿蘇市内の避難所では、被災者が水害から逃れたペットの扱いにも頭を悩ませている。
避難所になっている同市一の宮町宮地の市立一の宮中学校の体育館。入り口脇のケージ内で、茶色の雄猫と灰色の子猫がじゃれあっていた。
飼い主の岩下美由紀さん(42)=同市一の宮町北高梨=の自宅には、12日朝、家に土砂が入り込んだ。猫と2階に上がり、水が引くのを待った。雄猫は体をこわばらせ、1階に降りるのを嫌がったが、2匹ともバッグに入れ避難した。
猫嫌いの人がいたら迷惑かと思ったが、避難所では子どもから大人まで大人気だ。2匹が脱走したときは、大雨の中、子どもらが一緒に探し出してくれた。
同じ避難所では連れてきた犬を車で飼ったり、やむを得ず自宅に残してきたりした人もいるという。気がかりなのは避難所から出た後のことだ。「ペットが入れる賃貸住宅はほとんどない。ケージ暮らしだと猫もストレスがたまってしまう」
同市一の宮町北坂梨の上野さゆりさん(43)はマルチーズ犬を飼っていたが、ほえるので避難所には連れて行けないと思い、親類にあずけて避難所で暮らしている。「一緒に住める場所はあるのだろうか」と心配そうに話した。
「土砂災害 家畜も受難」(朝日新聞 MY TOWN熊本)
2012年07月17日
子牛にミルクを与える阿蘇品かほるさん=16日、阿蘇市一の宮町三野

阿蘇特産のあか牛も土砂の被害に遭っていた。大規模な土砂崩れがあった阿蘇市一の宮町三野、坂梨では牛が流されたり、豚が生き埋めになったりした。
同市一の宮町坂梨。12日未明の大雨で、市原啓吉さん(62)のあか牛が3頭いた牛舎は、土砂や倒木とともに押し流された。約10メートルほど離れた場所で、あか牛1頭と子牛4頭がいる別の牛舎になだれ込んだ。
牛舎は土砂で覆われ、中にいた牛は閉じ込められた。別の1頭は牛舎とブロック塀の間で土砂に阻まれ動けなくなっていた。
市原さんは牛を救出しようとしたが、豆腐のようにやわらかい土砂がひざくらいの高さまで積もり、歩くことすらままならない。
16日もボランティアが土砂を重機でかき出していたが、思うように進まず、救出できなかった。手伝いに来た市原さんの弟浩吉さん(57)は「早く助けてあげたい」と心配そうに話した。流された牛のうち1頭は今も行方不明だ。
阿蘇市一の宮町三野地区。あか牛や黒毛和牛約160頭を飼っている阿蘇品豊さん(60)は、12日未明、すさまじい雷雨に眠れぬ夜を過ごした。夜が明けると、自宅近くの牛舎は牛のひざの高さまで泥水につかっていた。生後数カ月の子牛3頭のうち1頭が流されたことが分かり、しばらく付近を探すと水のなかで苦しそうにもがいていた。長男(26)が泥水をかき分けて助け出した。
浸水被害のあった当時、阿蘇品さん方には一家4人と娘と孫が遊びに来ていた。阿蘇品さんと長男は牛が心配で牛舎の近くの車で過ごし、ほかの4人は市内の親類宅に身を寄せた。
15日まで牛舎の復旧に手を付けることができず、この間、泥だらけの牛舎の牛たちは眠れずに、エサや水をねだり、苦しそうに鳴いていたという。
「牛たちがかわいそうで、たまらなかった」と話す妻のかほるさん(53)は心配と過労で一時倒れた。家畜が流されたり、埋まったりした畜産農家もあるといい、「うちはまだいい方」と話す。
養豚業の甲斐孝喜さん(62)は約850頭のうち約550頭が12日の大雨で土砂に埋まったり、流されたりして死んだ。生き残った豚は近くの豚舎に移した。豚舎の衛生状態は悪く、「病気になったらかわいそうだ」と、空模様を気にしながら、16日も出荷作業に追われていた。(日高奈緒、菊地洋行)
足もとに土砂がたまり、動けなくなったあか牛=阿蘇市一の宮町坂梨

災害を通して命を知る。
「かわいそう」
この方達が将来畜産業を止める決断をする時が来れば、その時初めて「かわいそう」になる。
矛盾だらけの気持ち悪い世界が全て洗い流されようとしている。
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