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「牛67頭の大移送を決行しました」旧ファームアルカディアから希望の牧場へ
希望の牧場より以下転載(*^_^*)
「牛67頭の大移送を決行しました」
昨日、楢葉町にある旧ファームアルカディアの牛、全67頭を
希望の牧場へ無事に移送することが出来ました。
ご声援をいただいた皆さま、どうもありがとうございました。

今回の警戒区域内での牛の移送は、
一旦警戒区域外を経由する前例のない大移送であった。
私たちは朝8時に希望の牧場を出発。
8時20分ころ国道6号線の浪江側の検問に到着。
すると、警察官がこう言い出した。
「オフサイトセンターは警戒区域の牛の移動は認められない、と言っている」
妨害だ。
私たちは通行許可証を持っている。 すぐにオフサイトセンターへ確認するよう求めた。
「10分は待つが、それ以上は待てない」
「10分たったら検問を突破する」
そう告げた。
結局時間内に答えはなかった。
「よし、10分経った。行くよ」
レスキュー車のエンジンがかかると
警察官は後ずさった。
その隙に検問を突破。
その後、旧ファームアルカディアチームと楢葉町で合流し
牛を家畜車2台に積み、希望の牧場への移送を開始した。
1回の移送に運べる頭数は1台につきせいぜい7~8頭、
道のりは往復約3時間かかる。

全ての牛の移送が終わったのが21時35分
楢葉町と浪江町を5回往復し
実に13時間半にもおよぶ大移送であった
今回、楢葉町から移送した牛は
根本さん以外にも5~6軒の農家さんの牛も含まれていた。
そして今回の移送のお手伝いにも来てくれた。
お昼ご飯の最中に、その農家さんの一人がこう言った。
「本当であったら殺処分されるはずであった牛たちが、
今日こうして生き延びられる道を歩むことができるようになって、
そしてみんなで笑いながらご飯を食べられるとは思ってもいなかった」

また今回、多くの方々の強力を得て
この牛の大移送が実現したことに感謝の意を表したい。
まずは、
高邑勉前衆議院議員がオフサイトセンターの平岡次長に対し、
警戒区域内の家畜の移動について、その合法性の確認をとってくださったこと。
最初こそ検問で妨害にあったが、
その後の移送が無事決行できたのは高邑議員の応援が大きい。
そして、
県の家畜保健衛生所の職員の方。
朝早くから夜遅くまで、
一日中今回の作業に立ち会ってくださった。
一頭ずつ耳標の有無を確認し、ついていない牛には耳標を装着してくれた。
また、検問通過の際にもお力添えをいただいた。

本当にお疲れ様でした。
いまだ、警戒区域内の家畜に関する国の方針は「原則、殺処分」である。
こうして今回、たくさんの人々のご支援・ご協力のもと
牛のいのちを救うことができたことの意味は、とてつもなく大きいのではないだろうか。
大変なときこそ助け合い、
その先にきっと希望の光が見えてくるのだと思う。
決死救命、団結!
金子真司
~転載終了~
「牛67頭の大移送を決行しました」
昨日、楢葉町にある旧ファームアルカディアの牛、全67頭を
希望の牧場へ無事に移送することが出来ました。
ご声援をいただいた皆さま、どうもありがとうございました。

今回の警戒区域内での牛の移送は、
一旦警戒区域外を経由する前例のない大移送であった。
私たちは朝8時に希望の牧場を出発。
8時20分ころ国道6号線の浪江側の検問に到着。
すると、警察官がこう言い出した。
「オフサイトセンターは警戒区域の牛の移動は認められない、と言っている」
妨害だ。
私たちは通行許可証を持っている。 すぐにオフサイトセンターへ確認するよう求めた。
「10分は待つが、それ以上は待てない」
「10分たったら検問を突破する」
そう告げた。
結局時間内に答えはなかった。
「よし、10分経った。行くよ」
レスキュー車のエンジンがかかると
警察官は後ずさった。
その隙に検問を突破。
その後、旧ファームアルカディアチームと楢葉町で合流し
牛を家畜車2台に積み、希望の牧場への移送を開始した。
1回の移送に運べる頭数は1台につきせいぜい7~8頭、
道のりは往復約3時間かかる。

全ての牛の移送が終わったのが21時35分
楢葉町と浪江町を5回往復し
実に13時間半にもおよぶ大移送であった
今回、楢葉町から移送した牛は
根本さん以外にも5~6軒の農家さんの牛も含まれていた。
そして今回の移送のお手伝いにも来てくれた。
お昼ご飯の最中に、その農家さんの一人がこう言った。
「本当であったら殺処分されるはずであった牛たちが、
今日こうして生き延びられる道を歩むことができるようになって、
そしてみんなで笑いながらご飯を食べられるとは思ってもいなかった」

また今回、多くの方々の強力を得て
この牛の大移送が実現したことに感謝の意を表したい。
まずは、
高邑勉前衆議院議員がオフサイトセンターの平岡次長に対し、
警戒区域内の家畜の移動について、その合法性の確認をとってくださったこと。
最初こそ検問で妨害にあったが、
その後の移送が無事決行できたのは高邑議員の応援が大きい。
そして、
県の家畜保健衛生所の職員の方。
朝早くから夜遅くまで、
一日中今回の作業に立ち会ってくださった。
一頭ずつ耳標の有無を確認し、ついていない牛には耳標を装着してくれた。
また、検問通過の際にもお力添えをいただいた。

本当にお疲れ様でした。
いまだ、警戒区域内の家畜に関する国の方針は「原則、殺処分」である。
こうして今回、たくさんの人々のご支援・ご協力のもと
牛のいのちを救うことができたことの意味は、とてつもなく大きいのではないだろうか。
大変なときこそ助け合い、
その先にきっと希望の光が見えてくるのだと思う。
決死救命、団結!
金子真司
~転載終了~
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