fc2ブログ

苦しみ続ける動物達の為に◆さっち~のブログ◆

動物達の真実から目を背けさせようと圧力をかけられアメブロを強制退会させられFC2に引っ越してきました。そうやって動物達の苦しみはなかった事にされ続けてきたのです。消しても隠せない位に動物達の叫びを共に伝えてほしい。広めてほしい。

楢葉の牧場に生きる62頭の牛たちは、浪江町にある「希望の牧場」へ。くたばれ農水省!!家畜おたすけ隊 

行くさきは、「希望の牧場」■(ファームアルカディアのブログより)
2012-06-25 15:47:57

応援してくださるみなさまへ

楢葉の牧場に生きる62頭の牛たちは、浪江町にある「希望の牧場」の敷地をお借りさせてもらえることになりました。

5月末、牧場の作業中に牧場主の根本さん(私たちは「ボス」と呼んでいました)が倒れてから、牧場と牛たちの危機が訪れました。

体調不良がつづくボスの現場復帰は困難。

62頭の牛については、
1.殺処分、
2.代わりに育ててくれるところへ移送、
3.有志による運営の継続

上記のどれかから選ぶよう、ボスから私たちに示されました。

私たちは2か3の道を探りましたが、2については警戒区域内の牛の飼育施設はどこも目一杯のため、不調に終わり、また3についてはボスからストップがかかりました。

ボスが言うには、
「牛の扱いは、素人じゃ出来ないよ。牛飼いというプロの仕事だ。オイラがいる間はいいけども、オイラがいなくては、みなさんだけではとても無理な仕事だ。お金だってかかる。それも牛が生きてる限り、10年、20年。はじめは、みなさんも気持ちが高揚してるから続けたいと思うかもしれない。だけど、3年、5年経ったらどうだ?お金は集まらなくなるし、家庭崩壊だってあるんだぞ。牛は犬や猫とは全然違うからね。
たくさんの人がこの牧場に支援金を送ってくれて、あるいはまたボランティアで来てくれてることは百も承知だ。だけども、だからこそいまのうちに辞めておいた方がいい。
続ければ、この先みじめになる、牛も、みなさんも、必ずみじめになってしまうから。」

ボスは私たち自身の力不足をよくよく見抜いていました。
そしてまた、今年の2月以来牧場を支えてくれたすべての人に感謝しているからこそ、
これ以上負担をかけたくない、という思いに満たされているように見えました。

私たちは、病後のめまいがつづくボスのお宅を再三再四お邪魔しました。

その度にボスは丁寧に応対してくれ、牛を生かしていくことの難しさを説きました。

ボスのご家族の心労もまた如何ばかりだったか。
私たちの「牛たちを生かしたい」という思いは、「主人を、父を、祖父をこれ以上苦しめないでほしい」というご家族の思いに真っ向から反する行動でした。

それでもなお、ボスとボスのご家族は、たびたび訪ねる私たちを、いつも快くご自宅へ迎え入れてくださいました。

その頃、私たちの窮状を知った浪江町の「希望の牧場」の牧場長・吉沢正巳さんと事務局長・針谷勉さんから、農地を借りられれば単管パイプの柵を作って牛を囲い込むことが出来るし、その協力は厭わない、とのお申し出をいただきました。

土地を探すのも警戒区域内でのことです。
どこもすぐに借りることは、出来ませんでした。

ボスが楢葉町役場に牛たちの殺処分を申請する最終期限は、6月20日と決まっていました。

もう、目前に迫っていました。

何とか、殺処分の判断は思い留まってほしい。

全国の支援者からの応援メッセージを、ボスに届けてみようと思い立ちました。

そして・・・、短い間に本当にたくさんのメッセージをいただきました。

同時に、

希望の牧場へも通い、牛たちを引き受けてくれないか、お願いに上がりました。

希望の牧場もすでに牛たちの数がキャパシティを超えていることは、私たちも知っていました。

62頭の牛たちの面倒は自分たちで見ます。
資金面や人員面でも、自分たちで集められるようにします。
折を見て、別な牧場へ移し自分たちだけで運営していけるようにします。

こうしたことを伝え「何とか、何とか」とお願いしました。
牛たちを生かして行く道は、もうこれしかありませんでした。

「根本さんと話がしてみたい」

希望の牧場の吉沢さんと針谷さんが、いわき市の借り上げ住宅に暮らすボスを訪ねてくださることになりました。

牛飼いの男と、牛飼いの男。

吉沢さんは、いま警戒区域内で牛たちを生かす意味や、これまでの取り組み、これからの夢をボスに語り掛けました。そして、62頭の牛たちを引き取ってもいいということも。

・・・・・・

吉沢さんの話を黙って聞いていたボスは静かにうなずき、
「それじゃあ、面倒かけますが、全頭お願いしてもいいですか」と吉沢さんに問い、
吉沢さんもまた、静かにうなずきました。

ボスの固い決心を、吉沢さんとたくさんの応援メッセージが解きほぐし、
牛たちを救った瞬間でした。

それは牛たちを救いたいと思いながら、半ば諦めかけていた私たちにとっても、
信じられないような展開でした。

62頭の命の期限とされた6月20日。
すべての命が、明日へつながることになりました。

これから62頭は、希望の牧場の牛舎の一部をお借りして、私たちが世話をすることになりました。
すでに先週末、牛たちを入れる牛舎の掃除は終わりました。
その際も希望の牧場のスタッフやボランティアの方から大きな手助けを受けました。

今週、希望の牧場のみなさんと今後についての話し合いをもつ予定です。

被災した牛たちを助けたいというみなさまの応援を背に受けて、
新しい牧場、新しい組織で再出発いたします。

エム牧場社長の村田さん、牧場長の吉沢さん、事務局長の針谷さんをはじめ、
希望の牧場チームのみなさま、本当にありがとうございました。

「決死救命・団結」

この言葉を貫いてこられた希望の牧場チームの方とともに手をつなぎ、
力を合わせ牧場をはじめられることを、幸せに思います。

私たちはいま、この牧場でこれから起こるであろう現実のひとつひとつに真っ直ぐに向き合い、ひとりでも多くの人に、ここで起きていること、起きたことを伝えていく所存です。

6月26日

旧ファーム・アルカディア 牧場支援者一同

国の妨害には屈しない!あす決死救命を決行します■(希望の牧場より)

楢葉町の旧ファームアルカディアの牛約60頭をあす、
浪江町の希望の牧場へ移送します

楢葉町
浪江町
福島県

ことの経緯を話し、許可を受けた
県についてはあすの移動に終日同伴いただく段取りを済ませたところ

がしかし、、

夜7時過ぎになって県の担当者より、
「オフサイトセンターに派遣されている農水省職員が、あすの移動は認めない、と言っている」
旨電話があった

その理由は、家畜車の通行許可証の申請目的に
「牛の移動」が含まれていないからだという

妨害だ

国(農水省)はいまも
警戒区域内の牛の飼養管理を認めていない

参照:
「化かされた」
http://fukushima-farmsanctuary.blogzine.jp/blog/2012/05/post_b249.html

「牛の飼養」といった正当な行為が、
それが目的では通行許可がいまだに下りないことも
それを裏付ける

役人は、「餌の搬入」を「衛生管理のための資材搬入」などと呼び
事実を総じて積極的に捻じ曲げてきた

餌や資材の搬入
給餌給水
ブログやライブカメラを使った情報発信など

どれもが国に言わせれば目的外行為になる

妨害ははじめてではない

「殺処分反対の看板はいただけない」
「餌の搬入は認めない」
「希望の牧場の幟を揚げることは目的外行為だ」
「次回は許可証を出さない」
などどれも横やり、なんくせ

逆に私たちは県や自治体からの要望には真摯に対応してきた

囲い込み柵の設置
放れ牛の回収

放れ牛の回収に伴う牛の移動はよくて、
殺処分を逃れた牛の回収・移動はなぜだめなのか

ここにきての農水省の「まった」は、
牛の殺処分数が一向に減らないことへ焦り、苛立ち、
面子を守るための妨害にほかならない

こうした妨害に遭えば、大抵の農家の心は折れ、
殺処分に同意せざるを得ない状況に追い込まれる

楢葉の牛約60頭も
この機を逃せば、救えないだろう
国に抵抗することなど無意味だからだ

私たちは、あす、牛の移動を決行する
正々堂々、国道6号の検問を通過し、
無事目的を成し遂げるだろう

※牛の旧ファームアルカディアから希望の牧場への移動(福島第一原発から半径20キロ圏内の移動)は法律で認めらている正当な行為です

2012.6.26 22:15 針谷勉(希望の牧場・ふくしま理事)

こちらは「家畜おたすけ隊」より
ボランティア募集(福島メンバー、男性の方!よろしくお願いいたします!)
2012年06月27日(水)NEW !

■現地ボランティア
牛の世話、柵の設置作業、農家・一般町民との連絡調整

力仕事が多いので、男性の方!
同時に、地元の方でないとできないことも多いので、
福島在住の方!大大大募集です!
また、福島ナンバーの車をお持ちの方がいらっしゃいましたら
さらに助かります!

■餌の運送ボランティア
近隣地域から南相馬(警戒区域外)まで牧草を運べるような大型トラックを
お持ちで、運んでもいいよ!という方がいらっしゃいましたら
ご連絡をお待ちしています!
関係機関と調整中のため、時期は要相談となります。

■現地ボランティア以外でもメンバー募集しております!
資材調達と管理
畜産農家との連絡調整
外部機関との連絡調整、企画立案、文書作成


家畜おたすけ隊は女性が多い為、
男性の方でぜひお力を貸していただける方
いらっしゃいませんか?
早急に牛を助けたいのでよろしくお願いいたします。

katiku2.jpg
ぜひ、お願いいたします!!


~転載終了~

スポンサーサイト



Trackback

Click to send a trackback(FC2 User)
この記事へのトラックバック