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【更新】判決出ました。5/23「 川崎猫虐待虐殺事件いよいよ判決の時」傍聴したい方は横浜地裁川崎支部 正面玄関横へ午後0時45分までにお越し下さい。
【5/23 追記】
川崎猫虐待虐殺・里親詐欺事件の判決が出ました。
懲役3年、執行猶予5年
あれだけ猫を虐殺しても実刑になりませんでした。
悔しい、悔しい、、悔しい、、
どれほどの方が悔し涙を流したでしょうか、流し続けたでしょうか。。
虐殺された猫たちはこの世界をどんな想いで見つめているでしょうか。。
この判決は、今どこかで動物を苦しめ楽しんでるような人間、引越しするから猫を保健所で殺してもらおうと考えるような人間、弱い者いじめする人間、そんなやつらへ、この社会そのものに「動物は物ですよ!弱い立場にある者たちは苦しめていいですよ!殺していいですよ!」と言っているようなものなのです。
精神病だろうが何だろうが虐殺したのは事実。
己と向き合う、罪を償う機会を奪われた廣瀬はもっと苦しむことになるでしょう。
*************************************************************
2012-5-23 00:52
今日5月23日、ついに「川崎猫虐待虐殺事件」の判決が出ます。
動物を虐殺しても大して罪にならない。
動物を保健所に持ち込んで殺害依頼しても罪にならない。
動物だったら殺してもよいと認めるそんな社会で一体何が育つというのでしょうか。
あれだけ猫を苦しめて懲役3年なんて許せるはずがないけど、今の日本ではこれが大きな進歩。
動物虐待は罪になって当然なんだという社会になってほしい。
執行猶予なし、懲役3年以上で。
どうかお願いします。
「国の偉大さ、道徳的発展は、その国における動物の扱い方で判る。マハトマ・ガンジー」
◆猫虐待裁判が23日判決、検察は被害者感情重視で懲役3年求刑/川崎◆
猫を虐待死させたとして起訴された男の判決が23日、横浜地裁川崎支部で言い渡される。検察側の求刑は、動物虐待事件としては異例の懲役3年。これは、最高刑が同1年の動物愛護法違反罪に加え、詐欺罪も合わせて適用したためだ。里親としての飼育を装って猫を譲り受けた被告の犯行態様や猫を譲った保護ボランティアらの心情を勘案し、検察側が下した異例の判断。判決に注目が集まる。
「最も精神的苦痛を受ける人たちを被害者にした」。先月25日の論告求刑公判。検察側が強調したのは、野良猫を保護し里親を探す活動に従事してきた保護ボランティアらの被害者感情だった。
検察側によると、同罪に問われた廣瀬勝海被告(45)はインターネットを介して複数のボランティアに接触。「野良猫に不妊手術を施すボランティアをしている」などとうそを言って猫をだまし取っていたと手口を指摘し、検察官は非難した。「単純な虐待事案ではなく、動物を愛護する善良な市民の思いを踏みにじり、悪質極まりない」
公判で、被告が述べた心情は、身勝手なものだった。「仕事が見つからないストレスを、虐待することで相殺した」。犯行時の残虐な手口も明かされると、満員の傍聴席ではすすり泣く声が響き、中には目を覆い泣き崩れる人もいた。
公判は当初から注目を集め、県外からも保護ボランティアらが殺到。傍聴券を求める長い列ができ、抽選も行われた。
被害者は憤りを隠せない。「なぜ渡すときに気付かなかったのか」。そんな後悔と共に、自分を責める気持ちがいまもなお消えない。川崎市内に住む主婦(45)は「被告の快楽のためにみすみす届けていたようなもの。猫たちに怖い思いをさせて本当に申し訳ない。取り返しのつかないことをした」と悔やむ。
都内に住む女性(42)は「かつては人づてで里親を探していたが、今はインターネットの掲示板が主流。会うまでは相手の素性も分からない」とネット特有の危険性を、事件の背景の一つに挙げる。被害者らは昨年11月中旬から、同被告の厳罰を求める嘆願書集めに奔走。3万人以上の署名が同支部に提出された。
動物虐待事案に詳しい浅野明子弁護士は「詐欺での立件は聞いたことがない。そもそも動物愛護法違反の最高刑が軽すぎる。検察側は重い犯罪行為として社会に訴えたいのではないか」と指摘している。
同被告は最終陳述で、「自分が殺した猫の成仏を一生かけて祈っていく」と述べたが、被害者への謝罪の言葉は最後までなかった。弁護側は「そううつ病が影響していた」などとして執行猶予付き判決を求めている。
◆
猫虐待事件 昨年11月、廣瀬被告が「猫を川に捨てた」と譲り主にメールを送ったことから事件が発覚。起訴状によると、同被告は保護活動に従事する女性3人から3回にわたり計5匹の猫を詐取、当時住んでいた川崎市麻生区のアパートなどで3匹を殺し、2匹を傷つけたとしている。公判では、このほかにも10匹程度の猫を虐待したことも明らかにした。
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廣瀬が何をしたのかもう一度見てみましょう。

~川崎猫虐待虐殺事件(廣瀬勝海事件)被害者の一人であるみりんたらさんのブログより~
◆初公判傍聴記録◆(2012-02-16)
昨日の初公判の内容を公開します。
抜けはありますが、だいたいこんな内容でした。
(傍聴できなかった皆さんにお伝えするため必死でメモを取りましたが、あまりの早さにすべて書き取ることはできませんでした。)
記録にご協力くださったゆきももこさん、Hさん、ありがとうございました。
------------------------------
日付:2012年2月15日
裁判所名:横浜地方裁判所 川崎支部 刑事部
事件名:動物の愛護及び管理に関する法律違反
事件番号:平成23年(わ)第589号
被告人 廣瀬勝海
裁判官 阿部浩巳
書記官 野崎
13:30 裁判開廷
14:00 裁判閉廷
■起訴状朗読(ここが一番重要なのですが、超早口で追いつきませんでした。。。)
①平成23年11月1日 午後4時頃
アパート階段上から猫2匹を砲丸投げのようにして9.87メートル下方の路上に投げ落とす。
1匹はアパート左の壁に叩きつけて殺し(た後に投げ捨てた?)、1匹は投げ落としてからアパート階段の踊り場でさらに顔面を踏みつけて殺した。
②11月2日 夜8時
室内で1匹は顔面を床に叩きつけ、1匹は左手で往復ビンタのように叩きつけた。
③11月6日
1匹を岡上路上○○から6.3メートル下方の鶴見川に投げ捨て殺した。
■起訴事実①について
平成23年7月、里親サイトからKさんの猫2匹を譲り受け、4、5日後、首を絞めて殺し、川へ投げ捨てる。
10月、Kさんから連絡を受け、スキ・キラを譲り受けることになり、11月1日、Kさんがアパートに2匹を連れてきて引き取る。
その日の夕方、①の犯行に及ぶ。
キラが言うことをきかないので2階から約10メートル下に砲丸投げのように投げ捨て、外に出てさらに頭部を踏みつけて殺す。
部屋に戻るとすぐスキが怯えて威嚇したため、腹を立てキラと同じ方法で殺してやろうと思い、アパート左の壁に叩きつけて殺し、同アパートから砲丸投げのようにして投げ落とし、スキが地面に叩きつけられるのを確認、その後犯行が発覚するのを恐れ、子猫達の遺骸を裏の茂みに隠す。
■起訴事実②について
10月下旬、続けてインターネットの里親募集掲示板でTさんに連絡をとり、パク、マルをもらうことになる。
11月2日、Tさんから2匹を引きとるが、その日の夕方、2匹がトイレがきちんとできないことに腹を立て、パクをフローリングに数回叩きつける。
マルは顔の近くまで持ち上げて顔面を往復ビンタのようにして数回殴り、鼻から出血させる。
11月4日夕方、Tさんがパク、マルを取り返す。
■起訴事実③について
室内に猫がいなくなったので、その日のうちにインターネットで他の子猫を探し、生後6か月のミスティをもらうため、Kさんに連絡する。
Kさんが廣瀬の家へ11月6日にミスティを連れて行く。
夜、川に生きたまま投げ捨てて殺そうとし、とんでもない猫です、川に生きたまま捨てました、今ごろもがいているでしょうとメールし、キャリーバッグにミスティを入れ、自転車で鶴見川へ行き、投げ込んで溺死させる。
Kさんが警察に通報し、警官とアパートに行くと、アパート横で2匹の猫の遺体を発見する。
その後、Kさんが鶴見川でミスティの遺体を発見する。
■スキとキラの外見記録
日本大学 獣医病理で解剖
スキ:頭から眼下にかけて出血あり。打撲が示唆される。頭頂部及び左目に強い打撲により急死した可能性。
急死した様子。生存時に出血あったものと思われる。
死因は、頭蓋、頸部の傷害。
キラ:左頭蓋骨に骨折あり。
生前に致命傷を受けたことによるショック死。
死因は、頸部の傷害。
■スキ・キラの譲渡について
グンとニコルを譲り渡し、その後、スキ・キラは韓国人留学生が飼っていたが、飼えなくなったため廣瀬に事情を話し、譲り渡すことになる。
廣瀬は、ニコルは避妊手術の傷が化膿したため入院中、グンも去勢手術のため一緒に入院中と説明。
スキとキラも最初から育てる意思はなく、ストレス発散のための虐待目的で貰い受け、その日のうちに殺害した。
スキとキラがいなくなってから、ストレスのはけ口がなくなり、再びインターネットなどを通じてボランティアや個人から里親募集の子猫を貰い受けた。
■パク・マルの譲渡について
次に貰い受けたパクとマルは、マルは可愛いと思ったが、パクは可愛くなかった。
でも2匹一緒という条件だったため、仕方なくパクも貰い受けた。
パクは走り回ったためフローリングに叩きつけた。
マルは顔の高さに持ち上げて往復ビンタのように何度か叩いた。
取り戻した時、2匹の目が涙目で、鼻血、眼底出血があった。
医師によると、落下による打撲、虐待を否定できないとの診断。
■ミスティの譲渡について
Kさんから引きとった際、終生家族の一員として可愛がると誓約書に署名している。
ミスティが威嚇をしたため、Kさんに「とんでもない猫です。生きたまま川に流しました。今ごろ生きてもがいているでしょう」とその日の夜にメールをし、その後、高さ6.3メートル下の川に、生きたままミスティを投げ落として殺害した。
Kさんが、何をしたんですか、警察に通報しますとメールすると、何もしてません。私が熟睡してたときのことですから、と返信。
■虐待の動機・方法
10匹くらい殺している。
猫が粗相したり、シャーと鳴いて威嚇してきたりしたとき、逆上し、猫の首を絞め、一気には殺さない。
死にそうになったら手を緩めてやめるを繰り返し、苦しむ姿を見て喜ぶ。
虐待してストレス発散しているという自覚がある。
離婚して一人暮らしのさみしさ、うっぷんを晴らすためやっていた。
■虐待状況の調書
そもそも猫は好きではなかったが、テレビなどで猫を見て、猫は案外利口そうなので、一緒に暮らせば好きになるのではと思い飼い始めた。
しかし、しばらく育てた後、子猫がトイレの粗相をしたため、怒って風呂桶に沈めた。
子猫がぐったりしたのを見て、今まで味わったことのない快感を覚えた。
子猫が死ぬと何とも言えず気分がよくなった。
猫の苦しむ姿が見たかった。
------以上です。-------
◆23日の傍聴について◆
5月23日 午後0時45分までに指定場所に来られた方を対象に抽選します。
開廷時間は午後1時30分です。
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言い渡しのみなのですぐに終わるかと思いますが、おそらくまた抽選になると思いますので、傍聴ご希望の方は、
当日午後0時45分までに、横浜地裁川崎支部 正面玄関横までおいでください。
開廷時間は午後1時30分です。
遅れると抽選を受けられませんので、ご注意ください。
詳細はこちら平成23年(わ)第589号等をご覧ください。
署名を続けてくださっているみなさん、ありがとうございます。
裁判官にも私たちの思いは届いています。
きっと正当な判決が下されることと信じています。
◆傍聴券交付情報◆
川崎猫虐待虐殺・里親詐欺事件の判決が出ました。
懲役3年、執行猶予5年
あれだけ猫を虐殺しても実刑になりませんでした。
悔しい、悔しい、、悔しい、、
どれほどの方が悔し涙を流したでしょうか、流し続けたでしょうか。。
虐殺された猫たちはこの世界をどんな想いで見つめているでしょうか。。
この判決は、今どこかで動物を苦しめ楽しんでるような人間、引越しするから猫を保健所で殺してもらおうと考えるような人間、弱い者いじめする人間、そんなやつらへ、この社会そのものに「動物は物ですよ!弱い立場にある者たちは苦しめていいですよ!殺していいですよ!」と言っているようなものなのです。
精神病だろうが何だろうが虐殺したのは事実。
己と向き合う、罪を償う機会を奪われた廣瀬はもっと苦しむことになるでしょう。
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2012-5-23 00:52
今日5月23日、ついに「川崎猫虐待虐殺事件」の判決が出ます。
動物を虐殺しても大して罪にならない。
動物を保健所に持ち込んで殺害依頼しても罪にならない。
動物だったら殺してもよいと認めるそんな社会で一体何が育つというのでしょうか。
あれだけ猫を苦しめて懲役3年なんて許せるはずがないけど、今の日本ではこれが大きな進歩。
動物虐待は罪になって当然なんだという社会になってほしい。
執行猶予なし、懲役3年以上で。
どうかお願いします。
「国の偉大さ、道徳的発展は、その国における動物の扱い方で判る。マハトマ・ガンジー」
◆猫虐待裁判が23日判決、検察は被害者感情重視で懲役3年求刑/川崎◆
猫を虐待死させたとして起訴された男の判決が23日、横浜地裁川崎支部で言い渡される。検察側の求刑は、動物虐待事件としては異例の懲役3年。これは、最高刑が同1年の動物愛護法違反罪に加え、詐欺罪も合わせて適用したためだ。里親としての飼育を装って猫を譲り受けた被告の犯行態様や猫を譲った保護ボランティアらの心情を勘案し、検察側が下した異例の判断。判決に注目が集まる。
「最も精神的苦痛を受ける人たちを被害者にした」。先月25日の論告求刑公判。検察側が強調したのは、野良猫を保護し里親を探す活動に従事してきた保護ボランティアらの被害者感情だった。
検察側によると、同罪に問われた廣瀬勝海被告(45)はインターネットを介して複数のボランティアに接触。「野良猫に不妊手術を施すボランティアをしている」などとうそを言って猫をだまし取っていたと手口を指摘し、検察官は非難した。「単純な虐待事案ではなく、動物を愛護する善良な市民の思いを踏みにじり、悪質極まりない」
公判で、被告が述べた心情は、身勝手なものだった。「仕事が見つからないストレスを、虐待することで相殺した」。犯行時の残虐な手口も明かされると、満員の傍聴席ではすすり泣く声が響き、中には目を覆い泣き崩れる人もいた。
公判は当初から注目を集め、県外からも保護ボランティアらが殺到。傍聴券を求める長い列ができ、抽選も行われた。
被害者は憤りを隠せない。「なぜ渡すときに気付かなかったのか」。そんな後悔と共に、自分を責める気持ちがいまもなお消えない。川崎市内に住む主婦(45)は「被告の快楽のためにみすみす届けていたようなもの。猫たちに怖い思いをさせて本当に申し訳ない。取り返しのつかないことをした」と悔やむ。
都内に住む女性(42)は「かつては人づてで里親を探していたが、今はインターネットの掲示板が主流。会うまでは相手の素性も分からない」とネット特有の危険性を、事件の背景の一つに挙げる。被害者らは昨年11月中旬から、同被告の厳罰を求める嘆願書集めに奔走。3万人以上の署名が同支部に提出された。
動物虐待事案に詳しい浅野明子弁護士は「詐欺での立件は聞いたことがない。そもそも動物愛護法違反の最高刑が軽すぎる。検察側は重い犯罪行為として社会に訴えたいのではないか」と指摘している。
同被告は最終陳述で、「自分が殺した猫の成仏を一生かけて祈っていく」と述べたが、被害者への謝罪の言葉は最後までなかった。弁護側は「そううつ病が影響していた」などとして執行猶予付き判決を求めている。
◆
猫虐待事件 昨年11月、廣瀬被告が「猫を川に捨てた」と譲り主にメールを送ったことから事件が発覚。起訴状によると、同被告は保護活動に従事する女性3人から3回にわたり計5匹の猫を詐取、当時住んでいた川崎市麻生区のアパートなどで3匹を殺し、2匹を傷つけたとしている。公判では、このほかにも10匹程度の猫を虐待したことも明らかにした。
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廣瀬が何をしたのかもう一度見てみましょう。

~川崎猫虐待虐殺事件(廣瀬勝海事件)被害者の一人であるみりんたらさんのブログより~
◆初公判傍聴記録◆(2012-02-16)
昨日の初公判の内容を公開します。
抜けはありますが、だいたいこんな内容でした。
(傍聴できなかった皆さんにお伝えするため必死でメモを取りましたが、あまりの早さにすべて書き取ることはできませんでした。)
記録にご協力くださったゆきももこさん、Hさん、ありがとうございました。
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日付:2012年2月15日
裁判所名:横浜地方裁判所 川崎支部 刑事部
事件名:動物の愛護及び管理に関する法律違反
事件番号:平成23年(わ)第589号
被告人 廣瀬勝海
裁判官 阿部浩巳
書記官 野崎
13:30 裁判開廷
14:00 裁判閉廷
■起訴状朗読(ここが一番重要なのですが、超早口で追いつきませんでした。。。)
①平成23年11月1日 午後4時頃
アパート階段上から猫2匹を砲丸投げのようにして9.87メートル下方の路上に投げ落とす。
1匹はアパート左の壁に叩きつけて殺し(た後に投げ捨てた?)、1匹は投げ落としてからアパート階段の踊り場でさらに顔面を踏みつけて殺した。
②11月2日 夜8時
室内で1匹は顔面を床に叩きつけ、1匹は左手で往復ビンタのように叩きつけた。
③11月6日
1匹を岡上路上○○から6.3メートル下方の鶴見川に投げ捨て殺した。
■起訴事実①について
平成23年7月、里親サイトからKさんの猫2匹を譲り受け、4、5日後、首を絞めて殺し、川へ投げ捨てる。
10月、Kさんから連絡を受け、スキ・キラを譲り受けることになり、11月1日、Kさんがアパートに2匹を連れてきて引き取る。
その日の夕方、①の犯行に及ぶ。
キラが言うことをきかないので2階から約10メートル下に砲丸投げのように投げ捨て、外に出てさらに頭部を踏みつけて殺す。
部屋に戻るとすぐスキが怯えて威嚇したため、腹を立てキラと同じ方法で殺してやろうと思い、アパート左の壁に叩きつけて殺し、同アパートから砲丸投げのようにして投げ落とし、スキが地面に叩きつけられるのを確認、その後犯行が発覚するのを恐れ、子猫達の遺骸を裏の茂みに隠す。
■起訴事実②について
10月下旬、続けてインターネットの里親募集掲示板でTさんに連絡をとり、パク、マルをもらうことになる。
11月2日、Tさんから2匹を引きとるが、その日の夕方、2匹がトイレがきちんとできないことに腹を立て、パクをフローリングに数回叩きつける。
マルは顔の近くまで持ち上げて顔面を往復ビンタのようにして数回殴り、鼻から出血させる。
11月4日夕方、Tさんがパク、マルを取り返す。
■起訴事実③について
室内に猫がいなくなったので、その日のうちにインターネットで他の子猫を探し、生後6か月のミスティをもらうため、Kさんに連絡する。
Kさんが廣瀬の家へ11月6日にミスティを連れて行く。
夜、川に生きたまま投げ捨てて殺そうとし、とんでもない猫です、川に生きたまま捨てました、今ごろもがいているでしょうとメールし、キャリーバッグにミスティを入れ、自転車で鶴見川へ行き、投げ込んで溺死させる。
Kさんが警察に通報し、警官とアパートに行くと、アパート横で2匹の猫の遺体を発見する。
その後、Kさんが鶴見川でミスティの遺体を発見する。
■スキとキラの外見記録
日本大学 獣医病理で解剖
スキ:頭から眼下にかけて出血あり。打撲が示唆される。頭頂部及び左目に強い打撲により急死した可能性。
急死した様子。生存時に出血あったものと思われる。
死因は、頭蓋、頸部の傷害。
キラ:左頭蓋骨に骨折あり。
生前に致命傷を受けたことによるショック死。
死因は、頸部の傷害。
■スキ・キラの譲渡について
グンとニコルを譲り渡し、その後、スキ・キラは韓国人留学生が飼っていたが、飼えなくなったため廣瀬に事情を話し、譲り渡すことになる。
廣瀬は、ニコルは避妊手術の傷が化膿したため入院中、グンも去勢手術のため一緒に入院中と説明。
スキとキラも最初から育てる意思はなく、ストレス発散のための虐待目的で貰い受け、その日のうちに殺害した。
スキとキラがいなくなってから、ストレスのはけ口がなくなり、再びインターネットなどを通じてボランティアや個人から里親募集の子猫を貰い受けた。
■パク・マルの譲渡について
次に貰い受けたパクとマルは、マルは可愛いと思ったが、パクは可愛くなかった。
でも2匹一緒という条件だったため、仕方なくパクも貰い受けた。
パクは走り回ったためフローリングに叩きつけた。
マルは顔の高さに持ち上げて往復ビンタのように何度か叩いた。
取り戻した時、2匹の目が涙目で、鼻血、眼底出血があった。
医師によると、落下による打撲、虐待を否定できないとの診断。
■ミスティの譲渡について
Kさんから引きとった際、終生家族の一員として可愛がると誓約書に署名している。
ミスティが威嚇をしたため、Kさんに「とんでもない猫です。生きたまま川に流しました。今ごろ生きてもがいているでしょう」とその日の夜にメールをし、その後、高さ6.3メートル下の川に、生きたままミスティを投げ落として殺害した。
Kさんが、何をしたんですか、警察に通報しますとメールすると、何もしてません。私が熟睡してたときのことですから、と返信。
■虐待の動機・方法
10匹くらい殺している。
猫が粗相したり、シャーと鳴いて威嚇してきたりしたとき、逆上し、猫の首を絞め、一気には殺さない。
死にそうになったら手を緩めてやめるを繰り返し、苦しむ姿を見て喜ぶ。
虐待してストレス発散しているという自覚がある。
離婚して一人暮らしのさみしさ、うっぷんを晴らすためやっていた。
■虐待状況の調書
そもそも猫は好きではなかったが、テレビなどで猫を見て、猫は案外利口そうなので、一緒に暮らせば好きになるのではと思い飼い始めた。
しかし、しばらく育てた後、子猫がトイレの粗相をしたため、怒って風呂桶に沈めた。
子猫がぐったりしたのを見て、今まで味わったことのない快感を覚えた。
子猫が死ぬと何とも言えず気分がよくなった。
猫の苦しむ姿が見たかった。
------以上です。-------
◆23日の傍聴について◆
5月23日 午後0時45分までに指定場所に来られた方を対象に抽選します。
開廷時間は午後1時30分です。
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言い渡しのみなのですぐに終わるかと思いますが、おそらくまた抽選になると思いますので、傍聴ご希望の方は、
当日午後0時45分までに、横浜地裁川崎支部 正面玄関横までおいでください。
開廷時間は午後1時30分です。
遅れると抽選を受けられませんので、ご注意ください。
詳細はこちら平成23年(わ)第589号等をご覧ください。
署名を続けてくださっているみなさん、ありがとうございます。
裁判官にも私たちの思いは届いています。
きっと正当な判決が下されることと信じています。
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