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苦しみ続ける動物達の為に◆さっち~のブログ◆

動物達の真実から目を背けさせようと圧力をかけられアメブロを強制退会させられFC2に引っ越してきました。そうやって動物達の苦しみはなかった事にされ続けてきたのです。消しても隠せない位に動物達の叫びを共に伝えてほしい。広めてほしい。

野菜や果物と同じ扱い「競り市でたたき売りされる、犬と猫の真実」無関心の壁 

ペットの競り市。存在は知っていても中々目にする事はできません。
「金になる商品」でしかない動物達に対する扱いは・・・。

酷過ぎて言葉にならない。。。
完全なる「動物虐待市場」です。

「野菜同然に命を扱う競り市」
こんなものが平然と存在していることがこの国が動物虐待虐殺国家である証だと思う。
去年のパブコメで、犬猫オークション市場の動物取扱業への追加に賛成(「犬猫オークションの禁止」を含む )意見が 58101件。
こんなものさっさと禁止すべきことなのに、動物取扱業に追加される事がまるで進歩かのように見せかけられている?ようなやっとの日本。
命より業者の都合が優先される恥ずかしい国。
声を上げても利権という悪魔の壁が邪魔をする。
法律が改正されるのを待っている間にどんどん命が脅かされ奪われていく。
法律改正に声を上げることも大事だけど、人々の意識を変えていく事の方がもっと大事だと思う。

こんなものを監視しなくていい世の中にするには?
生体販売にNOの声を上げること。
競り市をなくしていくためには?
命の売買にNOの声を上げる事が当たり前になること。

買う人がいない=お金にならない
商品としての命が生み出されない世の中に。
悪魔の壁を壊していく事が出来るのは法律ではなく私たちひとりひとりの意識。

と言っても、モラルを高める以前に意識すら持てない無関心な人間が多過ぎる日本。
ペットショップを癒しの場所にしてる自己中な人達があまりにも多い。
ペットショップはただただ悲しくなる場所なのに。
無関心を生み出してしまう大きな原因のひとつが無知。
生体販売に当たり前にNOの声があがる命に優しい意識を育てるためには、まず裏側で動物達がどんな扱いをうけているのかを知って貰わなければならない。広めなければならない。
一番崩すべきは無関心の壁。

以下は最初は子犬を売っていたけど、今は生体販売をやめたというペットショップ経営者のリアルなお話。
日本にも生体販売にNOの声を上げるペットショップがある!心強い!!
ペットショップを経営しているからこそ知ってるであろうブリーダーやオークションの残酷な実態もお話して下さってます。

月刊チャージャー7月号【調査】言いたい事を言ってくれ!
↓要チェック↓
業界別覆面座談会 第56回 「だから私は儲からない」ペットショップオーナーの独白

生体販売をしていたお店が言ってるんです。
これ以上の説得力があるでしょうか。

質問者「安心なお店を見分けるポイントってありますか?」
経営者「生体販売してない店だね(笑)。」


~以下Pooch様より転載~
競り市でたたき売りされる、犬と猫の真実

ペットショップに並んでいる子犬(子猫も)どういった経緯でたどり着いたかご存知でしょうか?

心やさしいブリーダーさんが一頭一頭ペットショップをまわって「うちの子をよろしいくお願いします〜」などと牧歌的な取引が行われているとお思いでしょうか?

いや真剣に考えてみましょう。どうしたらあれだけの子犬を集めるのが可能なのか?大型店では少なくても20頭以上は展示されています。日本全国にその大型ペットショップ店って何軒あるんだろう???どれほどの子犬がきょう並べられているのか???



子犬がペットショップに並ぶまでの代表的な経緯はこうです。

ペット用の競り市(オークション)が全国に20か所あり、週に1〜2回くらい、多いところでは一回に数百頭のペットが取引されます。

競り市がスタートし、一頭一頭ダンボールに詰められた犬猫が、ローラーやベルトコンベアーに乗せられて運ばれていきます。

数人の獣医師が、それぞれ一瞬で健康診断をして
問題が無い事を確認(診察は瞬きするくらいの速さ・・・)。
そして顧問が「始まり値」を決定。

「1万円スタート〜」

始まると、業者はそれぞれの手に握り締めたボタンを押し、
競り市が進んでいきます。

皆さんも一度は目にした「魚の競り」や「果物の競り」に似ています。



違いは相手がまだ生きている事です。

この方法は非常に残酷なものです。

子犬は生後・3〜4週齢(独逸では8週間前に親と離すことは違法です)で出品され、もちろん未ワクチン…さらに、凄まじいストレスのかかる会場…病原菌・ウィルスも、まず防ぐ事は不可能…売れなかった場合も、その子はまた別のオークションへたらいまわし・・・・

もちろん、動物愛護の精神の微塵もありません。

不思議と思いませんか?果物の競りの映像は見かけるのに、動物の競りの映像は目にすることがありません。

見せることが出来ないからです。それほど、「酷い」ということです。

そして、最終的にペットショップのきれいなフロアのガラス張りの箱に入れられ衝動買いをしてくれる飼い主さんを待ち、店員が「この子は吠えませんよ〜」、「散歩も必要ないし簡単に飼えますよ〜」・・・・(わけないだろう)という流れです。

これが現実です。ペットショップで購入したワンちゃん猫ちゃんはほとんどこの道を辿っています。

では、売れ残った犬や猫はどうなるのか?

考えたこと、ありますか?

まさか、どこかで楽しく過ごしていると思ってたりしていませんか・・・?



~続けて「渡辺眞子 official blog」様より以下転載~
ペット市場


旧ホームページに掲載していたものを、少しずつこちらにアップしてゆきます。
これは数年前、東京近郊にあるペットの生体市場を取材したときの記事です。

*****

もっとも代表的なペットである犬と猫は無制限に大量生産・大量消費され、生き物を飼育する適性に欠ける人へも希望の動物が「簡単に」「安く」供給されてきた。
そうして数は殖え、捨てられ、殺処分されるといった悪循環が途切れることはなかった。

このたび動物取扱業の範囲が拡大されて動物売買の仲介も含まれることとなり、この連鎖を断ち切る一助になるのではと期待している。
だからといって安心なのでなく、私たちはペットをつくる「生産者」と、小売りとの仲介をする「中間業者」や「輸送業者」のあり方にまでも高い問題意識を持ち、監視し続ける必要がある。

さて、「市場」と聞けば魚類や農作物を扱う、広くて活気ある市場を想像する人が多いだろう。
私が訪れたそこは、倉庫街の一角にあった。

ここで淡々と売り買いされる商品は、「ペット動物」だ。
駐車場には当日の荷主(生産者、売り手)が着々と到着し、「商品」を運び込んでいた。

高い天井、がらんと広い殺風景な会場に、階段状にベンチが組まれている。
そこから見下ろす先には、金属製の棒を横に渡した長いレールがある。
レールは商品を待機させておく部屋につながっており、準備された数え切れないほどのケージが大人の背丈以上までに積まれていた。

合図と共に、まず犬猫以外の競りがスタートする。
最初に流れてきたのは、「メロン」「きゅうり」と印刷してある段ボール箱。
本当に果物や野菜から市が始まるのだ。

紅あずまの次に来た箱の商品は、「ピーター」と読みあげられたウサギ。
ピーターラビットに似ていることからこう呼ばれるが、実際はネザーランドドワーフという品種でインターネットでは一羽20,000円で販売していた。

レールの中央付近で男性がケージから一羽を手に取り、雌雄を調べ、客に見せてはポイと平たい箱に放る。
彼の左側には荷主、右側には商品を箱詰めする係が並ぶ。
荷主の希望価格で買い手が付かなければ値段が下がってゆき、下がり過ぎると荷主がストップをかける(売れ残りは荷主が持ち帰る)。

「ピーター」には4,000円の値が付き、特に空気穴もない小さな長方形の箱に再びポイと入れられ、ガラガラと金属レールの上を押されていった。
こうして商品は次々に押し流されてきて、買い手の前に披露され、値が付けられ、箱詰めされてはトラックの荷台に何段にも積み上げられて、どこかの店へと運ばれてゆく。
一連の作業が呆気にとられるほど忙しなく、手際よく、進んでいった。

小さな生き物たちは、粗雑に扱われる。
アヒルもアイガモもヒナがペアで900円。
人前にポイと放りだされると産毛に覆われた首を伸ばし、丸い目で周囲を見回していた。

ここの参加者が忘れきっていても、幼い命たちは確かに生きていて、そこで恐怖を感じて震えている。
たくさんのヒナやハムスターの子どもが両手でがさっと持ちあげられ、指の間から落ちそうになっても、気にとめる人などいない。
そこに参加している人々が気にするのは、次に流れてくる商品と値段だけだ。

単価が低い生き物は、ひとつの箱に10匹も20匹もごっそり入っている。
セキセイインコが600円。
ジャンガリアン・ハムスターが220円。
各地での繁殖ぶりが問題視されるミドリガメも箱からザザーッと出され、一匹110円で売られていた。

その様子を眺めながら、缶コーヒーを飲んでいる人がいる。
コンビニのおむすびをほおばる人がいる。 

徐々に価格の高い商品が流れるころになると、いつの間にか客の数が増えていた。
アカクサインコのペアは4万円。
4万円のポットベリー(ミニブタ)が、ケースから出された途端にギャーと大声で鳴きながら必死に暴れた。

「人に慣れてるの?」と質問が飛ぶ。
「慣れてるよ!」。
慣れてなどいるものか。

子豚をつかむ男性も、会場も、笑った。
鳴こうがわめこうが、どんな抵抗をしようが、ただガラガラとレールの上を運ばれるだけなのだ。

「次はサソリ! 何の種類か分かんない。自分で調べて! 1000円!」。
これが一時間半ほど続く最中にも、隣の部屋から子犬たちの叫びが聞こえる。

子犬と仔猫は一頭ずつ専用の箱に入ってレールに乗るので、ケージから箱に移されたのが怖いのだろう。
絞りだすような、嘆願するような声。
けれど私以外の誰にも、そんな声など聞こえはしない。

その後、犬猫市場が開催となる。
それまでの荷主も箱詰め係も全員が素手で、一度も消毒などしなかったのだが、ここで現れた白衣の男性はスプレーの液体で両手を消毒した。

犬猫の競りはレールの上にズラリと同じ形の箱が並ぶ、何とも異様な光景だ。
片面の空気穴から毛が見え隠れしていて、幾つかの箱がもぞもぞと微かに動く。
そして相変わらずの鳴き声が、この「商品」が生き物であると教えている。

前方のスクリーンに犬猫の種類、雄雌、毛色、血統書の有無、誕生日、欠点についての情報が映っている。
 
最初の箱からは、チンチラゴールデンの仔猫が出てきた。
白衣の男性は仔猫の両脇をつかみ、客に向かって高く掲げながら、右から左へとゆっくり見せた。

一往復すると、次は背中側を見せながら、また一往復。
買い手が付くまで、それを数回繰り返す。
仔猫は両目を見開き、口と肉球をいっぱいに広げていた。

5万円の希望価格に及ばず、3万4000円で落札されるまで一分とかからない。
この先は小鳥や昆虫と同じで、細く裂いた新聞紙と共に箱詰めのまま買い主のトラックへ。

 
市場の規制では、「小型犬の出荷は生後40日以上」としているが、それ以下の個体もあった。
シーズ、シュナウザー、パピヨン、人気のチワワも平均して3万円強で、ミニチュア・ピンシャーやトイマンチェスターテリアといった珍しい犬種で4~5万円程度といったところか。

この市場では荷主に対し、「ウィルス性疾患の疑いがある場合」は出荷できないとしている。
しかし感染症には潜伏期間があるし、目視だけで判断できない。
しかも、この生後40日前後というのは母乳に含まれる移行抗体が切れるころで、子犬がもっとも感染症に罹患しやすく移動に適さない時期である。
 
驚くのは、「両膝脱臼」「右膝蓋骨ゆるい。左膝脱臼」「ヘルニア」「これ以外の欠点が見つかっても一切返品不可」とあっても、健康な(と自己申告する)個体と価格が変わらない点である。

専門家ならともかく、一般消費者が見ただけで脱臼など分からないので構わないという考えだろうか。
新しい家族に迎えられてから症状が悪化し、手術が必要になったとしても、そこまで関知しないということか。

犬にはやたらと「脱臼」が多かったが、この日の荷主が約30で、出品された犬猫の数が百数十頭だったことから同じ血縁関係の劣性遺伝と考えられる。
それを承知で繁殖させること、売買を許すことを、新しい制度で禁止できるといいのだが。

またチワワと柴犬のミックス、チワワとポメラニアンのミックスが共に3万円弱と、希望価格より上回る。
純血種同士の雑種は人気で、店頭では純血種より高く販売されることも少なくない。これなら敢えて雑種をつくろうとする人もいるだろう。

 
箱の列は終わりがないのかと思うほど数珠繋ぎになっていて、まるでオートメーション化された工場の一部分を見ている錯覚に陥る。
しかし、ひとつの箱が開かれるたび、そこにあるのは小さな命だった。
白衣の男性に持ちあげられるのは、不安げな子犬と仔猫だった。

ほんの数時間前、親兄弟から引き離されたばかりの幼い生き物たちは、そのショックに必死に耐えていた。煌々と灯る蛍光灯の光の中、高く、ゆっくりと回されながら、自分を値踏みする人々の視線にさらされながら、恐怖と懸命に闘っていた。

今朝まで母親のお乳を吸っていたのであろう子犬の口元も、鼻先も肉球も、まだやわらかで愛らしいピンク色をしていた。
細いシッポが、小刻みに震えていた。

あるものは、その日の早朝に地方から空輸され、ここで競られた直後に陸送され、数日後には店頭に並ぶのだ。
そうした過酷な流通過程で命を落とす個体は数えきれず、誰にも知られず闇に消えるだけだ。

この市場は、週に一度開催されている。
各地の繁殖場では目を覆うような環境で純血種が交配させられ、天文学的な数の子犬と仔猫がこうしたペット市場へ集められ、日本の華やかなペットブームの根底を支えてきた。

ペットショップで無邪気な姿を見せる子犬や仔猫を見て、人は「かわいい」と喜ぶ。けれど本当は、とても残酷なのだ。そのことを私たちの社会は知らなさすぎる。
 
ヨーロッパにはペット動物の店頭での生体販売を禁止する法律を有する国があるが、たとえなくてもショップのケージに収められる幼い個体を見た人々が「かわいそうではないか」と声を上げ、やめさせる。
同じ光景を見て「かわいい」と感じるか、「かわいそう」か。

その違いは、いかに問題を理解できているかにかかる。
今、必要とされる意識レベルの底上げは、一人一人が身近で出来ることのひとつである。

~転載終了~


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