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第7回ファーオブザイヤー「動物虐待が最も似合う女性」は上戸彩さん
ファーファッションの向上と毛皮の普及を目的として、様々な分野で活躍され、
外面のみならず内面共に「最もファーが似合う人」「毛皮を愛して頂ける方」を選考し、
「FUR OF THE YEAR」として、日本毛皮協会が表彰するもので、2004年から創設された賞です。
上戸彩さんは●毛皮の実態●知ってるんでしょうか。
知らないとしたら、こんな賞に選ばれて可哀想過ぎるでしょう。
外面内面共に「心底お前は動物虐待女だ」と言われているんですから。
上戸彩さん、私があなたなら訴えます。
「上戸彩さんに毛皮の実態教えてあげようレター宛先♪」
〒150-0001
東京都渋谷区神宮前4-3-15-4F
㈱オスカープロモーション 上戸彩 様
「デートでも着たい」
女優の上戸彩が「第7回ファー・オブ・ザ・イヤー」(日本毛皮協会主催)に選ばれ17日、都内で行われた授賞式に出席した。
"大人の雰囲気を醸し、これから毛皮を着てもらいたい人"として「これから目指していきたいイメージにピッタリとハマった」という、自ら選んだチンチラの毛皮を着用。
デートで毛皮を着たいかとの問いに「そうですね。似合う女性になりたいです」と苦笑した。
上戸は毛皮の着心地は「軽くてめちゃめちゃ気持ちいい」と上機嫌でウォーキング。
受賞トロフィーを受け取り「いろんなところに毛皮を着ていける女性になりたい」とニッコリ微笑み、プレゼントされた経験はまだないものの、毛皮を着た男性は「かっこいいと思います」と穏やかに語っていた。
このジャケット一枚にどれだけのチンチラが犠牲になったのでしょうか。
どれだけ苦痛に満ちた一生を送ったでしょうか。
この子の毛皮は人間が着飾る為にあるのではありません。
~ヘルプアニマルズより転載~
●毛皮は、動物を殺して、その皮を剥いでつくられます。この事実はあまり日本では認識されていないのではないでしょうか。●
毛皮といえば、まず思いつくのはコートですが、販売されている9割は装飾品。
たとえば、上着の襟、袖口、裏地、手袋、帽子、かばん、財布、ブーツ、そして動物の置物、ペットのおもちゃなどになっています。
こうした製品用に、おびただしい数の動物が犠牲になっています。
罠の犠牲になる動物は、カンガルー、いたち、スカンク、あざらし、うさぎ、チンチラ、リス、山羊、羊、犬、猫、ビーバー、子牛、子馬、子羊、カンガルー、アナグマ、コヨーテなど。
もともとは野生で生活している動物を捕まえていましたが、捕まえて檻の中で人工繁殖させ、毛皮をとるために殺す形式が導入され、一気に毛皮の生産は増えました。
一般的には毛皮農場とよばれ、業界では【養殖】と言われています。
毛皮農場といわれる動物の毛皮用飼育は19世紀アメリカで始まり、20世紀初頭までにはヨーロッパに広まりました。
日本については情報がほとんどないため、ここでは主に海外の事情をお話します。
●劣悪な環境下、生きたまま毛皮を剥がされる猫や犬●
「毛皮と猫」は簡単には結びつかないと思いますが、現実には多くの猫が殺され毛皮製品に加工されています。海外の動物愛護団体全米人道協会(HSUS: Humane Society of the United States)の18ヵ月におよぶ調査で、中国、タイ、フィリピンでのおどろくべき数の猫や犬の殺戮が明らかになりました。
以下は中国でのほんの1シーンです。
捨て猫や捨て犬、またかつては誰かのペットだった猫や犬を悪質な業者が盗み、麻袋や木枠に詰め、毛皮を剥ぐ現場まで輸送します。
犬は鼻からワイヤーでつりさげられ、溺れ死ぬまでホースで水を口から入れ続けます。
生きたまま皮をはがされることも珍しくはありません。
ほかの動物たちはそれを見ています。次は自分の番なのです。
犬は中国北部の寒さが厳しい季節、餌も水も与えられず、汚い建物に保管されます。
しかも気温が低ければ低いほど毛が伸びるのが早いと考えられているため、寒い中に放り出されているのです。1枚のコートをつくる場合、猫なら24匹、犬は12匹が必要です。
子猫もしくは子犬の場合はより多くが必要です。
中国では長毛種の猫はペットとして飼育されています。
一方短毛の猫で、特に灰色や茶トラの猫は、毛皮のために殺されるまでワイヤーでつながれています。
推定では10月から2月までの間に、中国では50万匹の猫が殺されています。
猫毛皮商人によると、一度染めてしまえばほとんど猫の毛皮とは判別できないそうです。
フィリピンの猫も悲惨です。
HSUSの調査員が訪れたミンダナオ島では1日に100匹の猫が殺されていました。
そこでは毛皮よりもむしろ皮のために殺されていました。
しかし当然その苦しみは同じです。
皮の場合、雄猫だけが殺されます。雌の場合、乳の具合により皮がとれる範囲が少ないからです。
皮は楽器などに使われると思われます。
猫はロープで首をつりさげられ殺されます。
その仕事に従事している多くは子供です。
そしてその猫の皮はそのほとんどが日本へと輸出されているそうです。
猫の肉はひき肉にされ、フィリピン国内でソーセージとして売られます。
毛皮にする場合、柄を合わせるため、茶トラなら茶トラ、よもぎ柄ならよもぎ柄の猫が大量に殺されます。
そして貼り合わされ、染色され、きつね、ミンクなどというタグをつけられ先進国へ輸出されます。
犬、猫というタグをつけられることはまれです。
毛皮バイヤーの指示通り、「売れる」名前のタグがつけられるのです。
毛皮動物たちはどうせ殺すのだということから、生きている間も何の配慮もされません。
寒い中、子犬でも外へ放り出され、仲間の目の前で殺されます。彼らに逃げ場はありません。
解放されるときは殺されるときなのです。
このHSUSの調査により、アジアでは猫犬だけで毎年200万匹が殺され、毛皮商人の間で取引されていることが明らかになりました。
●罠が引き起こす苦痛●
自らの足を切断する動物たち
罠により、野生の動物はある日突然その生活を奪われます。
海外では英語でlegholdという罠がよく使われています。
これは日本の「トラバサミ」にあたると思います(以下legholdはトラバサミで統一)。
罠は通常、一度かかったらはずせません。
これは、動物の脚が触れた瞬間2つの金属あごがその脚のまわりで強力に閉じ、その動物を捕まえるようになっています。
多くの場合、罠にかかった脚はその瞬間から重傷を負います。
強いスプリングに挟まれ、よっぽどのことがなければ、動物は罠から逃げることができません。
それでも恐怖と生への渇望で動物は逃げようとし、その結果より多くの苦痛を引き起こします。
たとえば、動物は、逃れるために罠を噛み、歯が折れてしまいます。
あるいは、とらえられた部分、脚なら脚が裂けるまで、暴れます。
自分の命を守るため、もがき、自分の足をくいちぎってまで逃げるものも多いといいます。
逃げられない場合、寒いところであれば、凍死することもあります。
凍死しなくても、捕まれば残酷な死が待っています。
狭い檻の中に入れられ、殺されます。
首の骨をおる、水死させる、ガスで殺す、口と肛門から電気棒をいれ、電気ショック死をさせるなど、殺し方もさまざまですが、どれも大変残酷なことに変わりはありません。
トラバサミの非人道性を語る映像や調査は数えきれないほど実在しています。
ある研究の結果があります。
その研究によれば罠に掛けられた4匹の動物のうち1匹までが、生存を望み、自分の足を噛み切って逃げることが判明しました。
しかし、逃げても、恐らく失血などで死んでいると推測されています。
また別の1980年の研究では、トラバサミで捕まったアライグマの37%が自らの体の一部を切断することが分かりました。
アメリカでは、使用されている罠の59%がトラバサミです。
最近になって一般的にトラバサミは非常に残酷な方法と考えられるようになり、現在では、その使用は欧州連合を含む88ヵ国以上で禁止されています。
陸だけでなく、罠は水中にもかけられます。
ビーバーなどの場合、水中で罠にかかると、陸に上がれず溺れ死にます。
溺れ死ぬまでに18分間、苦しむことであろうことがわかっています。
罠には別の問題もあります。
捕まえる種を選べないということです。
家畜やペットがかかることもあります。
最悪の場合、小さな子供がかかる可能性もあるのです。
●檻に「監禁」される養殖動物 - 開放される瞬間は殺されるとき●
業界では、人工繁殖させ、6ヵ月間ぐらいで殺すことを養殖と呼んでいます。
飼育される種としてはミンク、きつね、たぬき、チンチラ、イタチ、ヌートリアなどがあり、なかでもきつねとミンクがかなりの割合を占めます。
毛皮農場にいる動物は、餌や水だけ与えられます。
彼らが檻から出ることがあるとすれば、それは殺されるときなのです。
人間ならばそれは「監禁」であり、牢獄と同じです。
生き物は餌と水だけ与えられていれば幸せというわけではありません。
仲間や親や子供と自然の中で暮らすこと、すべてが満たされなければ幸せとはいえないのです。
もしご自身が、ある日捕まって食事と飲み物だけ与えられ、畳一帖ほどの大きさの檻に入れられたらどうでしょう。
さらに目の前で仲間はどんどん殺されていきます。
その苦しみは容易に想像つくはずです。
養殖の歴史は意外と短く、1878年にカナダのプリンス・エドワード島で、銀きつねが初めて毛皮のために人工的に育てられました。
その後養殖がヨーロッパ、スカンジナビアの国々へ広がるまでに、40年の月日がかかりました。
現在、ミンクときつねは毛皮で主要な種です。
さまざまな毛皮製品をつくり出すため、研究者や実験者が、30色以上のミンク毛皮の作成に成功しています。
ミンク農場は世界中どこも同じような環境です。
ミンクを入れた檻が何段にも積み重ねられて、置かれています。
小さい規模のところではだいたい100匹、大きくて10万匹の規模です。
床はメッシュワイヤーでできているため、幼い動物にとっては立つことも難しい状態に置かれます。
野性の中では、彼らは大変遊び好きで、木に登ったり泳いだり遊んだりしますが、檻の中ではこれら本能的な行為がすべて抑制されるため、彼らは精神をおかされます。
ミンクにとって水は不可欠です。
野生のミンクは範囲4km程度の水辺で行動しています。
彼らは生活の60%を水辺で過ごします。
しかし檻の中ではミンクが水との接触できるのは、ゴム・パイプを通って出てくる飲み水からだけです。
イギリスの毛皮業界の組合の一人は、「ミンクを泳がせたりすると、濡れて死んでしまうことがある」と言い訳ともつかぬことを平然と語ったと伝えられています。
しかし1995年CAFTの調査によると、檻からなんとか逃げだしたミンクが、近くの送水管の漏れ口にできた水たまりの中で遊ぶ姿が目撃されています。
また彼らは単独行動をする生き物です。
他の仲間と接触するときは、つがいの相手を探すときだけです。
しかし農場では、狭い檻の中に入れられ、その檻は1列に100個以上並べられ、何段も重ねてあります。
本来単独行動をする野生生物がこのような檻に入れられ、すぐ側に仲間を見て、その臭いを嗅ぐ生活を強いられているのです。
ひどい場合は、1つの檻に何匹も入れられることもあります。
このような劣悪な環境で動物が野生の世界では見られない不自然な振る舞いをすることは驚きではありません。オランダの毛皮農業の中への政府報告書によれば、檻の中のミンクの10~20%は自分自身を噛んだり、自虐的な行ないをします。
共食いも多くの農場で共通に見られます。
現在、約10万~16万匹のミンクが、毎年イギリスの毛皮農場で生産されています。
1989年イギリスの畜産動物福祉委員会は、きつねとミンクの毛皮農場を視察しました。
その結果、状況があまりにもひどかったため、委員会はマスコミにプレスリリースを発表し、農場を認めない声明を出しました。委員会は「動物の最も基本的な要求を満たしていない」と厳しく非難しました。
毛皮を傷つけないための残虐極まりない殺害方法
罠から逃れられない場合、動物は罠にかかったまま、死刑執行人を待たなくてはなりません。
その間、日中暑い日射しにさらされればそれだけでも大変な苦痛です。
また極寒の地では凍死したり、他の動物に食べられてしまうこともあります。
業者に捕まれば、棒を首の上において、その上に体重をかけ、首の骨をおるような方法で殺されます。
それ以外にも、気絶させる、銃殺、棍棒やクラブなどで頭部を強打し、その後首の上に立ち、心臓がある真上あたりに体重をかけて殺すなどといった残酷な方法で殺されます。
これは特にきつねによく使われる方法です。
マスクラット、ビーバー、スカンクの場合は溺死させます。
また、マスクラット以外の場合、22口径のライフルが使われることもあるそうですが、ピストルが使われることはまれだといいます。
ピストルは毛皮に傷をつけるからです。
アメリカ、カリフォルニア州の魚類野生動物局から出版されている人気書籍の中には次のように記されていたそうです。
「動物を殺すためには、2度叩きつけることが推奨される。1度めで無意識にし、2度めで殺す。確実に殺すために、頭部を片足で踏みつけ、もう片方の足で心臓の上のあたりを数分間踏みつける。死んでいるかどうかは、頭部の口のあたりを何かで殴って反応を見るといい」。
1976年、アメリカで野生動物の研究者が、罠について議会の証人席に立ちました。彼の証言は罠の非人道性を明らかにし、とても心が痛むものでした。以下はその証言内容です。
「コヨーテは前足2本を罠に捕らえられました。足にくいこみ、肉をさく金属の罠から逃れようとコヨーテは4日間もがきましたが、無理でした。罠をしかけた業者がやってきました。その手にはシラカバの棍棒(クラブ)が握られていました。コヨーテは半狂乱になり暴れ逃れようとしました。足が1本ちぎれ抜けて、3本足でコヨーテは逃げようとしました。
捕獲者はコヨーテに近寄り、棍棒でコヨーテの鼻を殴り、地面に叩きつけました。コヨーテの鼻から血が飛び散りました。捕獲者はその後も棍棒で再度なぐりつけました。気絶したコヨーテの後ろ足をつかみ、体を目いっぱい引き伸ばして、その首の上に足を置いて踏みつけました。別の足でコヨーテの胸(心臓)の上を何度も踏みつけていました。この段階で既に捕獲者は14分もの間コヨーテを踏みつけていました。コヨーテの目は腫れ、口は裂けていました。舌はだらんと出ていました。体重90㎏のこの捕獲者が、8㎏ほどのコヨーテをドンドンと踏みつけているのを見て、なんとばかげたことかと思いました。コヨーテは機会があれば、仕返しを試みたでしょうか。彼はただ逃れたかっただけでしょう」
元罠仕掛け人の一人はいいます。
「動物の頭をクラブで殴りつけるというのは大変残酷です。人は『毛皮はロマンチックだ』というけれども、もしその現場をみれば、毛皮を身につけたいと思う人はほとんどいないでしょう」
子羊も殺されます。
アフガニスタンや南西アフリカのカラクール子羊は、素晴らしいカール状の毛を維持するために誕生直後に殺されます。
もっと“値打ちがある”のは、早産する子羊です。
したがって飼育者によって意図的に早産させられることも少なくありません。
胎児毛皮は軽いので、通常の子羊毛皮よりも経済的価値を持っているのです。
一体、子羊たちは何のために生まれてきたのでしょうか。
あざらしも殺されます。
歴史的には、商用あざらし狩猟は19世紀後半にピークに達しました。
1899年カナダでは、3300万頭のあざらしが虐殺されました。
動物愛護家により、現実に行なわれている残酷な行為が撮影され、それが少しずつ人々の知るところとなりました。あざらしは生きながら、その皮を剥がれました。
また、銃殺やクラブで殴られて数分間苦しんでいる様子もうつっています。
しかし人々の非難にあい、法整備も進んでいます。
1983年ECが、毛皮の輸入を禁止しました。
アメリカでは、海洋動物保護法により、いかなる海洋動物の輸入、輸出、販売あるいは所有をも禁止しています。 1987年には、カナダの連邦政府がタテゴトアザラシの子供の商用捕獲を禁止しました。
●見殺しにされ、捨てられる「ごみ」と呼ばれる犠牲者たち●
意図しない動物たちが罠にかかることも多く、業界用語で「ごみ」と呼ばれます。
ごみには、「犬、猫、羊、鳥」などがあります。
これら意図しない動物たちは重症を負いますが、手当てされて元に戻されることなく、まさに「ごみ」として捨てられます。
アメリカで、どのぐらいの割合で意図していない動物が罠にかかるのかという調査が実施されました。
アメリカのある野生生物研究センターが行なったその研究には、政府お墨付きの「最良の」毛皮動物捕獲者から数人が選ばれ参加しました。
コヨーテを捕らえることを目的とする研究でした。
しかし捕らえられた動物の全体の数1199匹のうち、コヨーテは138匹でした。
11・5%の「成功」率です。
その研究に参加した毛皮動物捕獲者は1976年、議会の審問でこう述べています。
「私は経験を積んだプロの毛皮動物捕獲者でしたが、私の罠の犠牲者は白頭ワシ、金色のイーグル、さまざまな鷹および他の鳥、ウサギ、ライチョウ、犬、鹿、アンテロープ、ヤマアラシ、羊および子牛を含んでいました」
このように、目的の動物の2倍から10倍の数にのぼる、関係のない動物が犠牲になっていることがわかりました。
しかし、毛皮動物捕獲者は動物の生命に無関心です。
カナダまたはアラスカのある場所では「ごみ」の割合がより多いかもしれません。
ある元毛皮動物捕獲者によれば、極寒の地では手をかける必要がなく、ほとんどの動物は凍死するか、あるいは寒さと飢えで死ぬか、もしくは、偶然「容易な食事」に遭遇した捕食動物によって食べられてしまうそうです。
罠は捕らえる動物を選ばず、無差別に何でも捕らえるために、絶滅に瀕している種にとっては大変危険です。
最悪の場合は幼児もかかることもあるかもしれません。
たった1着のコートをつくるため、おびただしい数の動物がすさまじい苦痛を負い「ごみ」として処分されているのです。
~転載終了~
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