- COMMENT
- TRACKBACK
- SHARE
- TWEET
- EDIT
- CATEGORY家族と私
・・・
命とは何と儚いものなのか、、、
信じられません。
お通夜が終わりました。
それでも信じられません。
あまりにも夢のようです。。。
2011年9月12日深夜1時16分頃。
妹が永遠の眠りにつきました・・・
自殺、でした、、、
あまりにも突発的な出来事でした。
昨夜はかなり調子が悪そうで「もう寝る」と言って部屋に入った妹。
その後、私とオカンは部屋でずっと寝ているものだと思っていました。
そしてダイヤちゃんの散歩に行ったオカンが慌てて帰って来た。。。
外で誰かが自殺したらしいと。。。
全身からありえない震えが襲ってくる。
「まさか!!だってちこちゃんは寝てるやろ?」
震えた手で扉を開けました。
妹は・・・居ませんでした。。。。。
いつの間にかこっそり部屋を抜け出し飛び降りていたのです、、、
しかも玄関開けてすぐ目の前、3階から。
上の階に上がる事すら考えられなかったのです。
精神状態が錯乱していた事は明らかです。
私達が気付いた時にはすでに病院へ運ばれ妹は亡くなっていました、、、
発見された時にはすでに心肺停止状態だったそうです。
妹は精神的に病んでいても基本自殺願望はない子でした。
でもここ最近は幻聴にかなり苦しみその声が「死ね死ね」と脅迫してくると悩んでいました。
そしてあまりの苦しみにここ数日は完全に我を見失っていました。
昨夜はもう限界を超えていたのかもしれない。
自殺は妹の意思ではない。
妹は「死んだ方がいいのかな?」と聞いてくる事はあったけど、自ら「死にたい」と言った事はなかった。
幻聴という悪魔に誘導され妹は殺された。自殺だけど自殺ではない。
私がもっと危機感を持っていれば防げたかもしれなかった。。。。。
私は玄関先で一度気配を感じていたのです。バイクが倒れた様な音を耳にしていました。
気配を感じて即行でチェックしていたら、、、
妹の不安定な状態に慣れ過ぎてしまっていた、甘すぎた・・・
妹は必死にSOSを訴えていたのに。。。
何でもっと優しくしてあげなかったんだろう、抱きしめてあげなかったんだろう。。
バイクが倒れた様な鈍い音は妹が打ちつけられた音だったのです。
あの音が耳から離れません。
悔やんでも悔やみきれません。。。
それでも最後に家族を悲しませない様にしてくれたのか。。。
妹は顔面に傷ひとつなく損傷の少ない綺麗な状態でした。
穏やかな表情で今もスヤスヤ眠っています。
本当に、、、もう居ないの?・・・・
肉体を抜けた妹の魂。我に帰った妹は自分が死んでいる事に驚いているかもしれない。
どうか立ち止まらないで、迷わないで、あなたの心と同じ優しい道だけを真っ直ぐ目指して欲しい。
ピッピやチロちゃん、ウサちゃん達と再会は果たせたでしょうか。
妹は繊細過ぎる優しい気持ちを持った動物達の心に寄り添える子でした。
病気が落ち着いたら今度一緒にボランティアに行こうと約束してた、、、
こないだも毛皮のチラシ泣きながら折ってくれてた、、、
これから皆様の仲間になる予定でした。
34年間の妹の人生。
ずっと引きこもりだし、外の世界も知らないし、友達もいませんでした。
でもすぐ傍には愛してくれる彼氏と家族がいた。それって最高の人生。
辛い辛い精神病とも長年戦ってきた。本当に良く頑張ったね、、、
妹を外の世界に連れていってあげたくて、妹の存在を知って欲しくて、生きた証を残します。
苦しみから解き放たれ、あの世でこの上ない幸せ喜びに満ち溢れています様に、、、
共に祈って頂けると嬉しいですm(__)m
ちこちゃんの想いの分まで私が生きていくからね!!!
ちこちゃん!!
生まれてきてくれて、妹になってくれて、家族になってくれて、ありがとう!!!
~統合失調症や精神病の家族がいる方へ~
調子が悪そうな時はどうか目を離さないで下さい。しっかり監視してて下さい。
ケアする家族のストレスも相当ですが、それでも優しくふるまってあげて下さい。
ストレスをぶつけないで下さい。絶対治る病気だから大丈夫だよと何度も言ってあげて下さい。
話を聞いてあげて下さい。沢山質問してあげて下さい。
抱きしめてあげて下さい。
私が妹に教えられた事です。