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PEACE君が教えてくれた事
以前お伝えしたあまりにも酷い状態で収容されたワンコ。
長崎 Life of Animalさんが救った命。
名前をPEACEと名付けられ沢山の方の愛に包まれ病と闘っていましたが、
8月12日18時11分、虹の橋を渡りました。
PEACE君しか知らない過去だけど、PEACE君の姿を見れば過酷な人生であった事は安易に想像がつきます。
辛かった道のりは、もしかしたら長崎Life of Animalさんに出逢う為だったのかもしれないね。
穏やかな表情になっていくPEACE君の写真を見てるとそんな風に感じてしまいます。
短い間だったけど沢山の方の愛に包まれてPEACE君は間違いなく幸せを感じていた事でしょう。
誰の目にも留められず殺されていく仲間の事も、
何処かで虐待を受けている仲間の事も、
優しさ、強さ、諦めない気持ち、、、
命あるものの存在を、
全部教えてくれてるよね。
PEACE君、本当に良く頑張ったね。
見事な生き様、PEACEを心から尊敬します。
PEACE君に負けないように私達も頑張るから!!
生まれてきてくれて、出逢ってくれて、教えてくれて本当にありがとう。
目指せ!PEACE!!!
多くの方の心にメッセージを残した彼の姿
~以下長崎Life of Animalさんより転載です~
8月12日、PEACEが虹の橋を渡り
私達自身も、哀しみでいっぱいでブログも
中々思うように書けませんでした。
ただただ時間だけがすぎ
あっという間に3日が経ちました。
PEACEの事を想えば想うほど、
あの子が残してくれた大切なメッセージを
多くの方に伝えて、知ってもらいたいと
強く思いました。
そのメッセージこそが
次の子の為に繋がる大きな意味があると・・・。
今日はPEACEの生きた証を
改めて記事にします。
今回、写真、記事が多めですが
最後まで読んで頂けると幸いです。
6月14日
迷子犬として保護されたPEACE。
その背景の後ろには、遺棄されたであろう痕跡が
多々ありました。
生まれて初めてで、憤りを強く感じたのを
覚えています。
ボロボロに傷ついた体は
限界を迎える寸前でした。
皆様の協力を得て、彼を治療してあげる事に
結びつき、彼に一筋の光が降り注ぐ事になれました。
検査の結果、
想像以上に彼の体は大きな爆弾を抱えていた事が
判明し、集中して治療を開始する事になりました。
もうこの時点で覚悟はしていました。
名前も無かった彼に
PEACEという名をつけました。
自分の名前を覚えたのか、振り向くようにも
私の手から離れなかったPEACE。
時には、こんなお茶目な表情も見せてくれる
あ~順調に回復してくれてる
誰もが、そう思っていました。
しかしその中で、お腹の張りが
ずっと気になり、改めて詳しく検査してみると
腹水が溜まりだしているという事が判明しました。
お腹や後ろ足がパンパンにむくみ
抜いても抜いても、繰り返してしまう状態。
そして、心臓が圧迫され
心筋梗塞を、いつ起こしてもおかしくないと
告げられました。
余命1ヶ月。
この言葉を告げられた時
あまりの切なさ、悔しさでたまりませんでした。
まだまだ一緒にいたい・・・・。
奇跡が起こる事を信じたい・・・。
もう、この願いだけでした。
PEACEは疥癬も持っていたので
他の子に感染の危険もあったので
安易には外に連れ出す事もできませんでした。
でも一緒に触れ合いたいと先生に
お願いした所、疥癬もほぼ完治しているとの事で
ようやく外に出しても良いと許可がおり、こうして
お外で時間も気にせず触れ合う事もできました。
PEACEを応援してくださっている方も
会いにきて下さいました。
輝きに満ち溢れ
楽しそうにしていたPEACE。
この時間は
私も本当に本当に嬉しかった・・・。
この1週間後に、まさか
PEACEの命の光が消えようとしているとは
想像もつきませんでした。
8月12日の朝早くから
PEACEの元へ行き、対面した時
以前のように座ったり、歩いたり、動いたり
していたPEACEは、どこにもいませんでした。
目だけを動かし、私達を心配している表情で
きていたので、頭を撫でながら
『PEACEの言葉、聞こえているからね』と
何度も声をかけました。
それから数時間後
PEACEは、虹の橋を渡ってしまいました。
それは私達が到着する10分前の事でした。
哀しみの中、よく頑張ってくれたという
想いも強かったです。
こんな小さな体で大きな爆弾を複数抱え
彼は精一杯、生きようとしてくれた。
保護当初、こんなに酷かった
あの時見た、痛々しい足が嘘のようです。
本当に、最後の最後まで生きる事を
絶対に伝え続けるからと約束をしました。
最後の日、我が家に連れて帰り
他スタッフもPEACEに会いに来てくれました。
私は、まだ温かさが残るPEACEの体を
何度も何度も撫で、最後の言葉をかけ続けました。
本当に眠っているような
PEACEなんですよ・・・。
感覚が何度もしました。
うん。
もちろんわかってるよ。
体は無くとも
これからもずっと一緒だもんね!!
沢山の想い出の写真と共に
長崎 Life of Animalスタッフが
PEACEを見送る為に集まってくれました。
PEACEの入った棺を
火葬場まで運び、最後のお別れです。
スタッフが作ってくれたピンクの可愛いらしい花や
PEACEを応援してくださった方が用意してくれた
ひまわりを棺いっぱいに、敷きつめました。
こんなにも賑やかなお花に囲まれて
PEACEに声をかけていき、お別れです。
君に出会えた事、たった2ヶ月だったけど
大切な大切な宝物になったよ。
今日からも私達の側に、ずっとずっと
一緒にいてくれるもんね。
まだ涙もでてしまうけど
PEACEが心配しないよう、笑顔も見せるよ。
1時間半後、PEACEは、ますます小さくなり我が家に戻って
寂しくないよね。
多くの方から、お花も届きました。
見守っていて下さい。
私はいつも側にいれるように
辛い事、哀しい事、憤り、まだまだ沢山
あると思います。
その度に、このカプセルを握りしめ
PEACEの残してくれたメッセージを
想い返し、PEACEのような子を2度と現われないように
訴え続けます。
活動に追われ、中々思うように時間を
作ってあげれなくて、ごめん。
君の生きた証は
多くの人が、ちゃんと知ってくれたよ。
酷な犬生だったかもしれないけど
1瞬でも幸せを感じれる時があったと
信じているからね。
これは私やスタッフが1番好きな写真です。
遠くを見つめ、PEACEは何かを
考えているようでした。
この瞳の奥から伝わるメッセージは
各々で違うと思いますが、それそれが
思う見かたで感じてほしいです。
こんなにも純粋な瞳をした
彼を忘れないように、これからも
次に進んでいきたいと思います。
ありがとうねPEACE!!
8月12日 18時11分
天に帰り、虹の橋を渡る
最後に現在、5年に1度の愛護法改正に向けて
一般の方からパブリックコメントの募集を行っています。
活動を通し、不幸な命が
無くなっていけるよう皆さんで声をあげてほしいです!!
PEACEの死を受け
今まで以上に強く、日本が変わってほしい。
動物達の命を犠牲にしてほしくないという気持ちです。
多くの声で変わる事ができる今。
メールを送り、声をあげて下さい。
どうか宜しくお願いします。
詳しい詳細は愛護法改正 にむけて
こちらに書かれていますので、ぜひ目を通し
メッセージを送ってほしいです。
PEACEのような子を2度と出さない為にも
多くの声をあげ、動物が救われるよう呼び掛けます!
不幸な命をなくしていく為、皆様からの温かいご支援のご協力も
お願いしております<(_ _)>
<ゆうちょ銀行から>
記号番号:17690-22741081
名義:ナガサキライフオブアニマル
<他銀行から>
店名:七六八 または ナナロクハチ
(店番:768)
口座番号:2274108
名義:ナガサキライフオブアニマル
センター収容犬情報のチラシ作成
フード(センター収容犬・猫・一時預かり犬・地域猫)
おやつ(保護犬・動物管理センター収容犬)
医療費(検査、去勢・避妊)に使わせていただきます。
また、物資のご支援も併せてお願いしております。
現在、タオル・フロントライン・フード・ペットシーツ・バイオウィルクリアが慢性的に不足しております。
下の[メールフォーム]よりご連絡を頂ければ
折り返し送付先住所を連絡させて頂きます。

命の尊さを広める、啓発活動の一環として長崎 Life of Animal の
チャリティーショップを開店しました。是非ご利用ください。
なお、売り上げのうち原価を引いた残りを、不幸な犬・猫たちの
医療費、フード・おやつ、消耗品、その他活動に使わせて頂きます。
~転載終了~