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IFAWの提言が発表されました
IFAWが報告をまとめたようです。
最後には今回の被害の大きさを物語るレポートが写真付きで紹介されています。
「IFAWの提言」
http://www.jarmec.jp/pdf/IFAW-all.pdf
以下新庄動物病院の掲示板より転載です。
2011/5/10(火) 午後 7:44
IFAWの提言が発表になりました。
何より、日本側の添付資料の一部って、、、、、これって、私が作ったやつですね。
あー。こんなものしかないのか。。。。
本来は国がやるべき仕事。
勝手な獣医師がやってしまったようになってしまう。
まぁ、仕方ないのです。初動が遅く、一獣医師が勝手にやったことでも生かされてよかったのではないかと思います。ここまで来たので、もうやれるところまでやります。
そして、金銭的な問題もあるので、あまり福島を往復もできませんし、本来の仕事もありますので、
次の福島でなるべく問題解決へ導けるようにしていこうと考えています。寄付金などについてもご提案いただきましたけど、それは結構です。皆様の活動資金にお役立てください。お気持ちだけで十分です。私も、そろそろ道筋を立てていかないと、個人が目立つようではこの活動はうまくいかないと思います。みんなが、誰でもできる活動にしないと【獣医師だからとか委託職員だからとかの線引きで命の線引きが決められるのはちょっと変えないと!】、この広い範囲は何も変わりません。そう考えています。今度こそ、最後にしたいです。
さて、最近はいろんな動物愛護団体さんや個人ボランティアさんから連絡をいただきます。
皆さん考えていることは同じなんですよね。
折角ですので、各団体の内部の資料を生かす感じで、協力して取り組めるように配慮しようと思います。
これは、いろんな情報を皆さんから集約していただいている私だからできることであると思います。この情報を上に上げていこうと思います。
最後に、IFAWの提言からいくつかを抜粋して載せておきます。
当専門家会議は人がその伴侶動物(コンパニオン・アニマル/ペット)と一緒に再
会できるためのあらゆる努力を払うべきであると強く感じている。緊急避難措置お
よび避難所の設置計画においては伴侶動物の存在を考慮し、可能な限り動物保護施
設が飼い主の避難所に隣接して設置されるよう、共同避難所の確保に努めるべきで
ある。当会議は、迷子動物や置き去りにされた動物を、その個体がもともと生活し
ていた地域に近い保護施設に収容することで、速やかに元の飼い主に返すための支
援を提言する。
価値の高い優良品種の長期的なモニタリングを行うことを提言する。
人が避難する前に家畜の避難を完了させるべきである。
さいごに、この報告書ではこう締めくくられています。
みんなで福島を救おう。ともに福島で行動し、人類の未来のために福島から学ぼう。