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2016.11.13~11.16「豆すいしんナンジャーの華麗なる台湾ツアーレポ☆動物事情編」 猫村、野良犬問題、ペットショップに動物保護施設まで!!
豆すいしんナンジャーの華麗なるVEGANツアーレポ☆続編

まだ第一弾レポをご覧になってない方は先にこちらをご覧くだされナンジャー!!↓
2016.11.13~11.16「豆すいしんナンジャーの華麗なるVEGANグルメツアーレポ in 台湾 #素食 」 レッドとピンクの新婚旅行♪
http://amour918.blog.fc2.com/blog-entry-1774.html
お次は台湾の動物事情編ナンジャー!!!

黄色ナンジャーと合流した翌朝、今日はどこに向かうか華麗に会議中☆
「ここに行きたいんじゃー!!!」

まずは出発の起点となる「台北駅」へ、華麗に到着ナンジャー!!

駅に入ると、クマモン的な!?
表情がなんとも言えない台湾のクマモンがいたんじゃー!!
とりあえずココでは「タイモン」と名付けておく事にしよう!!!

紙に向かいたい先を書いて示しただけで、丁寧に教えてくれたぞ!!
インフォメーションセンターに日本語が話せるスタッフ君がいて助かった!!

我々が乗るホームと電車を無事確認!!!


台北駅から台鉄で電車に揺られること約1時間。
我々が向かったのは、世界6大猫スポットと言われている台湾の猫村がある「猴硐(ホウトン)駅」
因みにこのエリアの路線は1時間に1本程度しかないので時刻表は要チェックナンジャー!!!

「猴硐(ホウトン)駅」にゴージャスに降り立った我々は
まだ乗車されている皆様への華麗なるお見送りもやらないと気が済まないので遠慮なくさせていただいた!!!

ここが猫村と言われる入口か!!!
駅自体が猫だらけニャンジャー!!!


あちこちに看板があったが、ニャンと書いてあるか言葉は解らなくても、
猫たちを思ってのお願いが記されている事は伝わったんじゃー!
だってここは地域全体で猫を守っている猫村だからニャ!!!


猫たちを守るためにどのような活動がなされているのか具体的に知りたかったのだが、
台湾の言葉が解らないという事もあり、細かい情報を探しあてることができなくて残念だった!
猫村についてのだいたいの詳細は以下の情報を参考に頼む!!
「台湾の猫村へ行って来ました!」
http://www.taipeinavi.com/special/5046778
世界6大猫スポット!「台湾の猫村」猴硐で猫三昧! http://igamoba.jp/?p=4557
台湾の「猫村」には人と猫が共存する優しい世界が広がっていた
http://gigazine.net/news/20160930-taiwan-houtong-cat-village/
猫駅長が華麗にお出迎えしてくださいましたニャンジャー!!!

あっちも!こっちも!トイレまで!!
発見しきれないほど、そこらじゅう猫だらけだったんじゃー!!

我々が到着したのが遅かった事もあり、お店は閉まっていたが、
駅を出てすぐのご飯屋さんでは、素食もセレクトできるようだ!
猫村に来て、猫を含む動物を殺す食事をするとか恐ろしすぎるんじゃー!!
猫村では素食麺のオーダーのみで宜しくお願い致しますニャンジャーー!!!


まず最初に発見したのは、猫ではなくて、犬くんだったんじゃー!!
台湾には野良犬が多い。
どこかに閉じ込められて苦しんでいる動物達を思うと、自由のあるこの子はまだ幸せという事になるのかもしれないが、野良犬生活が快適かどうかはこの子にしかわからない。この子はお店の方にご飯を貰っていたようだ。
村全体で猫を守っている村だから、きっと犬くんも共に守ってくれている村だと信じたいんじゃー!


あ!あの犬くんは首輪をしているぞ!自由気ままに華麗なるお散歩タイムなのか?
そうなのか?君!答えてくれたまえ!!

猫村の猫アピールは半端ないんじゃー!猫好きニャンジャーにはたまらないスポットであろう!

そして主役の猫ニャンジャーが登場!!!

人間慣れしているだけあって人懐っこいんじゃー!

そして観光客の皆様に囲まれた我々!!猫くん達より目立ってしまった我々は写真撮影の嵐ナンジャー!
早くしないと日が暮れてしまう!
写真撮影に応じている時間はあまりないんだ、早くしてくれたまえ!笑

猫村に来た君たちは、もちろん猫を食べたりしないよね?GO VEGANナンジャー!!



さあ、次の場所へ行こう!どうやら猫村のメインは駅を挟んだ反対側にあるらしい!!

反対の猫村に繋がる通路には、住民の方が管理されている猫ニャンジャーのゴハンやお家も置いてあったぞ!

訪れた時間が遅くて残念ながら我々は入ることはできなかったが、カフェなどのお店も多数あり
反対側のエリアは見応えのある光景が広がっていたんじゃー!!





駅前よりこちらの方が沢山の猫ニャンジャーが集まっているようだ!!


お!!!これは避妊去勢手術をした証である耳カットニャンジャー!!!

人間の都合で君達の大事な身体を傷つけて申し訳ない。
耳カットなんてしなくても、動物達の命が当たり前に微笑む世の中へ進んでいると良いな。

猫村の猫ニャンジャー達は、村の住人に見守られて、自由気ままに過ごしていた。
暗闇の小さな世界で苦しんでいる沢山の動物達の事を想うと、幸せな猫たちと言っていいのではないだろうか。


そろそろ猫村とお別れの時間ナンジャー!!!

猫守り様に、人間の都合で苦しむ動物達がこの世からいなくなりますようにと!
華麗なるお祈りをさせていただきましたんじゃー!!!

同じ願いを抱く世界中のそんな人々の想いが、この先もずっと生き続けますように。


猫村に来たら、せっかくなので猫グッズだらけのお店にも是非立ち寄ってみてくれたまえ!

お店には猫たちへのゴハンも売られていたぞ。

台湾に来た時は、また訪れてみたいスポットニャンジャー!!!

その後、我々が訪れたのは、猫村のある隣の駅。
この場所に人気の観光地「九份」があると聞き、ついでだから自己(VEGAN)アピールをするために華麗に降り立たせていただいた!!!

バス乗り場を迷っていたら、親切な現地の方が、バス停まで我々を連れて行って下さっただけでなく、
どういう訳か、お礼にその方のプロマイド写真一式までプレゼントされ、我々より自己アピールが華麗でまいったんじゃー!!笑
華麗なるお互いの自己アピールのお陰で無事「九份」に到着☆

GO VEGAN!!
バスを降りて、早速観光客の皆さまの思い出に強烈な印象を残す我々。
台湾に来て日本語を聞くことはなかったが、ここには沢山の日本人観光客がいたので、
レンジャーだ!あ!オバナンジャーだ!(正解!)と色々お声かけ頂いた!
また「素食って何?」と、
菜食に偏見の目を向ける差別的意識を持つ人が多い日本の人々はやはり素食やVEGANという言葉を知らないようだった。



ここが人気の「九份」か!
ここは「千と千尋の神隠し」のモデルになっている場所と言われ人気が高まったようだ。
全体像を見るとこんな感じ。

しかし我々にとってはココが人気の理由が全く理解できない!

動物を苦しめてる店ばっかりじゃないか!!!

あ!!!素食ナンジャー!!!九份には、素食の店を見つけるのは難しいと聞いていたのだが、1軒だけ発見したぞ!!!
他は動物を殺した飲食店ばっかりで、苦しみの匂いが充満していたんじゃー。


しかし我々は負けない!
我々の華麗なるVEGANアピールを台湾中に刻みつけ、ここ九份をいつの日かVEGAN店だらけにしてみせる!!
そんな思いで皆様との記念撮影に応じさせて頂いた!





ここはフルーツ店!!
台湾通の黄色ナンジャーが前から食べたいと言っていた、お釈迦様の頭のような形のフルーツを発見したぞ!!!
かなり美味しいらしい!という噂を聞いていたが、まさしく、かなり美味しかったんじゃー!!!
釈迦頭(バンレイシ)というらしい!時期によっては出会えないこともあるようだが、台湾で発見した際は君も是非ご賞味あれ!!


ここ九份でも沢山の犬たちを見つけたぞ。
野良犬として生きているのか、誰かに飼われているのか、良く解らなかったんじゃー。
こっちは放し飼いにしている飼い主が多いのかもしれない。無責任な飼い方は止めてくれ!
狭い路地のど真ん中で立ち尽くしている老犬。

「おい君!ご主人様はどこだ!?その服はなんだ!!君を愛してくれる人が着せてくれたのか?頼む!そうだと言ってくれ!」

「この子達はお腹を空かせてないかしら。台湾にはあちこちで犬たちを見かけるけどちゃんと暮らしていけてるのか心配だわ、、、」


犬くんたちに別れを告げ、九份を後にした我々。
帰りはタクシーを利用させて頂いたのだが、
その運転手ナンジャーが少し日本語を話せる方で、帰り道に九份の夜景と綺麗に写真が撮れる場所があるというので案内してくださり写真を撮ってくださったぞ!シェイシェイ!

また車の中で、日本では野良猫を虐待虐殺する輩が目立つが、
台湾では野良犬たちを虐待する者はいないのか聞いたら、まずそういう人はいないという事だった。
お話を聞くと台湾は日本より動物達に優しい目を向けてる人が多いことを感じられた。
しかし、ここ台湾にもペットショップがあると聞いていた我々。
ペットショップは主に夜市(屋台が並ぶ夜の市場)にあるとの情報を得て台湾のペットショップを観に行ってきたぞ!!!
我々が向かったのは、台北101から歩いて15分ほどの距離にある「臨江街観光夜市」

少々迷ったが到着!!

台北ではこの夜市といわれる市場があらゆる所にあるようで人気スポットのひとつになっているようである。

夜市では、素食の店は期待できないと聞いていたのだが、発見したぞ!!
やはりこちらでは普通のスーパーにも素食麺コーナーやお菓子があったし、菜食者は生活しやすいようだ。


夜市では食べ物、ファッション、雑貨などあらゆる屋台が並んでいる。
ここ台北でも動物を犠牲にしたリアルファーを販売している店をちょくちょく見かけた!!
ただ台湾は基本暖かい国ということもあり、リアルファー着用者は普通に考えても少ないであろう。
主にこれらを購入するのは日本人その他の観光客だと推測する。


それにしても目的のペットショップが見つからない!!!
一体どこナンジャー!!!!と探していたら、夜市の通りを抜けてすぐ右側のエリアでようやく発見!!

そして我々はこの光景に驚愕した!!!日本ではペットショップは1軒づつ存在しているのが基本だ。
だからペットショップがあると言っても1軒2軒だろうと思っていたからだ。
しかしココは違った!!一体何軒あるんだ!?!?!?
ここは巨大で残酷なペットショップ市場!!!

街中では子犬を散歩してる人達をちょくちょく見かけた。
ここ台北でもやはり小型犬が人気のようで小型犬中心に売られていた。

なんと小さなショーケースの中の足元は金網!!!!
これは日本の一般的なペットショップより(もちろん劣悪な店もあるが)状況が悪いのではないか!?
この販売状況を見ると裏側は一体どうなっているのか、、、
ペット産業の裏側は日本でも相当酷い状況なのだから、ここ台湾でもそうであろう。
今回は残念ながら時間が足りず現地の方からペット産業の裏側の情報まで入手することができなかった。
台湾は、化粧品の動物実験が禁止になったり、
ギャンブル目的で動物を扱うことは法律で禁止!だから競馬もない!
動物保護法を見ても日本より動物達の扱いはマシな状況であると思っていた。
しかしこの光景に、日本より悪い状況が存在することにも気づかされた我々であった。

台湾の動物保護法全文(地球生物会議ALIVEより)
http://www.alive-net.net/law/kaigai/wlaw-taiwan.html
台湾が化粧品の動物実験を禁止(October 21, 2016 Humane Society Internationalより)
http://www.hsi.org/japanese/news/press-releases/2016/10/taiwan-bans-cosmetics-animal-testing-072116-jp.html
全体的な巨大ペット市場の様子!動画もチェックしてくれたまえ!!!
さて、話を最初に戻そう!
台湾に到着して我々が真っ先に向かったのは、台湾の動物保護施設である!!!
話の順序が逆になったが最後にこの施設を紹介してこのレポートを終わろう!!!

到着した初日に、まず我々が向かったのは、台湾政府が管理する動物保護施設、日本でいう動物愛護(殺処分)センターだ!!!
日本でも、例えば京都動物愛護センターのような訪れやすいOPENな施設は少しづつ増えてきたとは言え、
まだまだ施設の大半は、訪れたくない気持ちを抱かせる怖くて悲しくて恐怖に包まれた場所である。
日本より進んでいる台湾とは言え、そんなイメージで向かった我々だったが、
入り口は想像以上に明るいイメージの施設でホッとした我々であった!!!



我々を今回ナビゲートしてくれたのは、台湾在住で以前日本に来た時に知り合いになったジェフリー君!(一番右端)
今日はジェフリー君が色々手配をしてくれ、台湾で保護活動をされているボランティアスタッフの方や通訳してくれる方を紹介してくれた!
こんな姿で到着したおかしな我々を華麗に歓迎してくれてありがとうナンジャー!!笑

たまたま訪れていた香港から来られていたボランティアスタッフの皆さんにも遭遇!
他国からボランティアスタッフが訪れるという現状は、日本ではあまり聞いたことがない。
それだけ情報が共有されているということでもあろう!
台湾!香港!の動物を思いやる華麗なる皆さんとお会いできて嬉しいナンジャー☆

早速施設の犬達の姿を確認できた。
土日など休みの日だけボランティアスタッフさんが来て、犬達は外に出してもらえるとの事。
ボランティアスタッフは全く足りていない状況で、出して貰えるのは一部の犬達だけになってしまうという。
外の空気を感じられるこの時だけが、この子達にとって唯一リラックスできる時間なのではないだろうか。

今日我々は掃除など華麗にお手伝いさせていただくつもりで来たのだが、
到着時間が遅かった事等もあり、結局施設を案内してもらうだけで終わってしまった!

さあ!施設の中を見て回ろう!
中には、里親希望の皆様が訪れておられたぞ!
誰もが気軽に訪れることのできる空間は、犬猫たちの家族を見つけるにはとても大事なこと!


言葉は解らなくてもこの表で殺処分数は年々減っており、譲渡率が上がっている事が解る。


まず案内してもらったのは猫舎だ!
まるで誰かの家に訪問したような気分になる落ち着きのある空間だった。
華麗なる猫パンチで歓迎されたぞ!!笑
台湾では保護されている猫くんは少ないという!
保護頭数が少ないこともあって、まだ良い環境に置かれているように見える。
病気で治療中の子達もおり、色んなタイプのゲージがあったぞ。




そして、次は犬舎に案内されたのだが、
猫たちがいた空間とは空気が違う。
その光景に、一気に気分が重くなった我々。



沢山の檻!!とてつもない数の犬達が収容されていた!!!
台湾の犬猫問題は、野良犬問題と言っていいほど、野良犬が多くここに連れてこられるそうだ。
そしてこの状況を何とかしようと、台湾では犬のTNR活動が行われているという!!
日本では猫だが犬のTNRとは初耳だ!!
狭い檻の中に平均して約3頭の犬達が収容されていた。
日本も同じだが、この環境は決して良いとは言えないだろう。
しかし今日案内された施設はまだマシな方で、これでも随分環境は改善されたのだという。
以前はこの狭い部屋のひとつひとつにもっと沢山の犬達を詰め込んでいたとのこと。
息が詰まりそうな部屋の中にずっと閉じ込められる苦しみはどれほどだろうか。
こちらを見つめる犬達の目からは苦しみしか伝わってこなかった。。。
君たちのことを伝えることしかできない我々。なんと無力なんだ。。。






どれだけ沢山の犬達が収容されているのか。
是非動画も観て欲しい!!
現状収容を続けられなくなった犬達は殺処分されているとのこと。
しかし、日本のガス室大量虐殺処分と違い、
台湾では、殺処分方法は1頭ずつ、全頭麻酔注射により極めて苦痛の少ない方法となっている。
また、来年から犬の殺処分が法律で禁止されることになった台湾!!!
これは素晴らしいニュースだと言えるが、まだまだ増えていくであろう犬達をどう管理していくのか、
何かと心配になる我々である。
台湾/動物保護法改正案が可決、殺処分が禁止へ(2015年07月05日LIAブログより)
http://blog.livedoor.jp/liablog/archives/1825626.html
日本には全国で100以上のセンターがあるが、
台湾はどうなのだろうか?
施設数は具体的に知ることはできなかったが、
台湾内には全体で、6000ゲージ存在しているということは聞けた。
現在殺処分禁止に向けて、シェルターを広げる準備が進められているそうだ。
因みに台湾で殺処分禁止になる大きなきっかけとなったのは、
2015年11月に公開された、この「十二夜」という映画で国民の声が高まったためだという。
この予告編だけを見ても涙が溢れる。
ここから出たいと助けを求めて泣き叫ぶ犬たちの声が頭から離れない。
殺処分禁止によって、彼らに幸せがもたらされるのかはまだ解らない。
始まってみて新たな問題も多数出てくるだろう。
しかしこの映画がきっかけになり法律まで変えることが出来た意識が台湾に存在していることは大きな希望ではないだろうか。
日本でも過去に殺処分を取り上げた映画
「ひまわりと子犬の7日間」や「犬に名前をつける日」が上映されているが、
大して声があがったとはいえない、あまりにもしつこい日本人の動物問題に対する無関心さには呆れるばかりである。
施設の中は色々な展示物もあり、ゆっくりと滞在できるような空間が提供されていた。


彼らを助けたい。そんな想いが溢れていたんじゃー。







この後、なんと、まだ私たちに見学して貰いたいという施設があるというので連れて行って貰った我々!
その場所は保護施設から隣に約200mほど離れたすぐ近くに存在していた!!
なんとここは、個人で犬の保護活動をされている方の施設だという!!!
犬達が喜んで元気に飛びついて、ナンジャーの皮膚が破れるかもしれないと聞き!
衣装チェンジしてから見学させて頂いた!笑


犬達はとても上品に迎えてくれ破ける事などなかったぞ!笑

「良く来たわね!この子達は私の宝物よ!」と私たちを出迎えてくださったのは、
個人で保護活動されているジョウさん!
前は今ここにいる子達の倍の犬たちを保護されていたとの事で当時は大変だったようだが、
今は1人で面倒をみるにはまだ何とかなる頭数に収まって幸せを感じておられるとのこと。
先ほど、政府の保護施設で自由のない犬たちを見てきたばかりの我々にとっては、ここの犬たちは楽園にいるようかに思えた。
みな思い思い自由に過ごし幸せそうだった。彼らもジョウさんを愛しているのがとても伝わった。




狩猟に使う罠のトラバサミで左後ろ足が切断されてしまった子。
この後器用に3本脚で歩いていたが、ジョウさんに保護されてなかったらどうなっていたのだろう。

ジェフリーとまみちゃん♪

犬達はまみちゃんの事がとても気に入った様子だった♪笑

日本から来た私たちを涙を浮かべて歓迎してくださっていたジョウさん。
台湾の動物を思いやる人々の想いに触れられて感動した。
また台湾に来ることがあったら、犬たちへのお土産をもって訪れたい♪
ジョウさん、苦しむ命を救ってくれて本当にありがとう!どうかお元気で!!
そして今日私たちを案内、歓迎してくれた動物達の為に戦う台湾の仲間達に大感謝ナンジャー!!!

それにしても、やたらボランティアの方が多いなと思っていたら、
この方達はなんと、日本から来た私たちと交流するために集まってくれた人たちだった事を後から知ってビックリナンジャー!!笑
ジェフリーが声かけしてくれていたようだ!

その後、ナンジャーに着替える間もなく、笑
おすすめの素食の店に連れて行って貰った私たち。

台湾に到着して初の素食はここでいただいたのだった。

これが全部植物性なんて!凄い豪華で驚いたんじゃー!



しかし店に入った瞬間から、ずっと動物の死体のような臭いを感じていた私たち。
その正体はこれだった!!!
台湾名物!臭豆腐!!!
噂には聞いていたがやはり強烈な臭いだった!!!
味自体は慣れればいけそうな気もしたが、臭いに負けて、豆すいしんナンジャーだけどさすがにこれだけは勘弁してほしいと思ったんじゃー!笑








食事をしながら、台湾で活動されてる皆様とお互いの国の状況について意見を交わしながら主に殺処分問題について話合った。
私たちは啓発活動が中心のため、質問の答えが不十分であろうと感じることもあり、
実際保護活動してる専門の方を連れてこれなかった事を申し訳なく思った。
また殺処分問題以外に聞きたい事も山ほどあったのだが、全く時間足りず(>_<)
また台湾に来た時は是非皆様にお話を聞きたい。


途中見せられたこのポストカード。
ご存じの方もいると思うが、これは以前台湾の保護施設で働いておられた自殺したあの女性を描いたもの。

『台湾・犬の安楽死に耐えかねて自殺、動物保護施設管理者が迎えた悲しい結末。』
http://amba.to/1WivWyG

この日集まったメンバーの中に、彼女を直接知っている方もいた。
話によると、殺処分禁止の決定がなされたことも彼女を更に苦しめる原因になっているようだった。
現実的に保護施設で犬たちの苦しみと向き合い殺処分を実行し続けなければならない立場にあった彼女だったからこそ、
その先の動物達の苦しみが想像できたからなのかもしれない。
そんな風に私は想像した。
動物を苦しめることは、人間も苦しめるということ。
命に優しい世界に一刻も早く生まれ変わってほしい。
動物に優しい世界に向かって歩む台湾の皆様との貴重な時間に多謝。
ジェフリー、改めて今回は色々お世話になりました。ありがとうm(__)m

まだ第一弾レポをご覧になってない方は先にこちらをご覧くだされナンジャー!!↓
2016.11.13~11.16「豆すいしんナンジャーの華麗なるVEGANグルメツアーレポ in 台湾 #素食 」 レッドとピンクの新婚旅行♪
http://amour918.blog.fc2.com/blog-entry-1774.html
お次は台湾の動物事情編ナンジャー!!!

黄色ナンジャーと合流した翌朝、今日はどこに向かうか華麗に会議中☆
「ここに行きたいんじゃー!!!」

まずは出発の起点となる「台北駅」へ、華麗に到着ナンジャー!!

駅に入ると、クマモン的な!?
表情がなんとも言えない台湾のクマモンがいたんじゃー!!
とりあえずココでは「タイモン」と名付けておく事にしよう!!!

紙に向かいたい先を書いて示しただけで、丁寧に教えてくれたぞ!!
インフォメーションセンターに日本語が話せるスタッフ君がいて助かった!!

我々が乗るホームと電車を無事確認!!!


台北駅から台鉄で電車に揺られること約1時間。
我々が向かったのは、世界6大猫スポットと言われている台湾の猫村がある「猴硐(ホウトン)駅」
因みにこのエリアの路線は1時間に1本程度しかないので時刻表は要チェックナンジャー!!!

「猴硐(ホウトン)駅」にゴージャスに降り立った我々は
まだ乗車されている皆様への華麗なるお見送りもやらないと気が済まないので遠慮なくさせていただいた!!!

ここが猫村と言われる入口か!!!
駅自体が猫だらけニャンジャー!!!


あちこちに看板があったが、ニャンと書いてあるか言葉は解らなくても、
猫たちを思ってのお願いが記されている事は伝わったんじゃー!
だってここは地域全体で猫を守っている猫村だからニャ!!!


猫たちを守るためにどのような活動がなされているのか具体的に知りたかったのだが、
台湾の言葉が解らないという事もあり、細かい情報を探しあてることができなくて残念だった!
猫村についてのだいたいの詳細は以下の情報を参考に頼む!!
「台湾の猫村へ行って来ました!」
http://www.taipeinavi.com/special/5046778
世界6大猫スポット!「台湾の猫村」猴硐で猫三昧! http://igamoba.jp/?p=4557
台湾の「猫村」には人と猫が共存する優しい世界が広がっていた
http://gigazine.net/news/20160930-taiwan-houtong-cat-village/
猫駅長が華麗にお出迎えしてくださいましたニャンジャー!!!

あっちも!こっちも!トイレまで!!
発見しきれないほど、そこらじゅう猫だらけだったんじゃー!!

我々が到着したのが遅かった事もあり、お店は閉まっていたが、
駅を出てすぐのご飯屋さんでは、素食もセレクトできるようだ!
猫村に来て、猫を含む動物を殺す食事をするとか恐ろしすぎるんじゃー!!
猫村では素食麺のオーダーのみで宜しくお願い致しますニャンジャーー!!!


まず最初に発見したのは、猫ではなくて、犬くんだったんじゃー!!
台湾には野良犬が多い。
どこかに閉じ込められて苦しんでいる動物達を思うと、自由のあるこの子はまだ幸せという事になるのかもしれないが、野良犬生活が快適かどうかはこの子にしかわからない。この子はお店の方にご飯を貰っていたようだ。
村全体で猫を守っている村だから、きっと犬くんも共に守ってくれている村だと信じたいんじゃー!


あ!あの犬くんは首輪をしているぞ!自由気ままに華麗なるお散歩タイムなのか?
そうなのか?君!答えてくれたまえ!!

猫村の猫アピールは半端ないんじゃー!猫好きニャンジャーにはたまらないスポットであろう!

そして主役の猫ニャンジャーが登場!!!

人間慣れしているだけあって人懐っこいんじゃー!

そして観光客の皆様に囲まれた我々!!猫くん達より目立ってしまった我々は写真撮影の嵐ナンジャー!
早くしないと日が暮れてしまう!
写真撮影に応じている時間はあまりないんだ、早くしてくれたまえ!笑

猫村に来た君たちは、もちろん猫を食べたりしないよね?GO VEGANナンジャー!!



さあ、次の場所へ行こう!どうやら猫村のメインは駅を挟んだ反対側にあるらしい!!

反対の猫村に繋がる通路には、住民の方が管理されている猫ニャンジャーのゴハンやお家も置いてあったぞ!

訪れた時間が遅くて残念ながら我々は入ることはできなかったが、カフェなどのお店も多数あり
反対側のエリアは見応えのある光景が広がっていたんじゃー!!





駅前よりこちらの方が沢山の猫ニャンジャーが集まっているようだ!!


お!!!これは避妊去勢手術をした証である耳カットニャンジャー!!!

人間の都合で君達の大事な身体を傷つけて申し訳ない。
耳カットなんてしなくても、動物達の命が当たり前に微笑む世の中へ進んでいると良いな。

猫村の猫ニャンジャー達は、村の住人に見守られて、自由気ままに過ごしていた。
暗闇の小さな世界で苦しんでいる沢山の動物達の事を想うと、幸せな猫たちと言っていいのではないだろうか。


そろそろ猫村とお別れの時間ナンジャー!!!

猫守り様に、人間の都合で苦しむ動物達がこの世からいなくなりますようにと!
華麗なるお祈りをさせていただきましたんじゃー!!!

同じ願いを抱く世界中のそんな人々の想いが、この先もずっと生き続けますように。


猫村に来たら、せっかくなので猫グッズだらけのお店にも是非立ち寄ってみてくれたまえ!

お店には猫たちへのゴハンも売られていたぞ。

台湾に来た時は、また訪れてみたいスポットニャンジャー!!!

その後、我々が訪れたのは、猫村のある隣の駅。
この場所に人気の観光地「九份」があると聞き、ついでだから自己(VEGAN)アピールをするために華麗に降り立たせていただいた!!!

バス乗り場を迷っていたら、親切な現地の方が、バス停まで我々を連れて行って下さっただけでなく、
どういう訳か、お礼にその方のプロマイド写真一式までプレゼントされ、我々より自己アピールが華麗でまいったんじゃー!!笑
華麗なるお互いの自己アピールのお陰で無事「九份」に到着☆

GO VEGAN!!
バスを降りて、早速観光客の皆さまの思い出に強烈な印象を残す我々。
台湾に来て日本語を聞くことはなかったが、ここには沢山の日本人観光客がいたので、
レンジャーだ!あ!オバナンジャーだ!(正解!)と色々お声かけ頂いた!
また「素食って何?」と、
菜食に偏見の目を向ける差別的意識を持つ人が多い日本の人々はやはり素食やVEGANという言葉を知らないようだった。



ここが人気の「九份」か!
ここは「千と千尋の神隠し」のモデルになっている場所と言われ人気が高まったようだ。
全体像を見るとこんな感じ。

しかし我々にとってはココが人気の理由が全く理解できない!

動物を苦しめてる店ばっかりじゃないか!!!

あ!!!素食ナンジャー!!!九份には、素食の店を見つけるのは難しいと聞いていたのだが、1軒だけ発見したぞ!!!
他は動物を殺した飲食店ばっかりで、苦しみの匂いが充満していたんじゃー。


しかし我々は負けない!
我々の華麗なるVEGANアピールを台湾中に刻みつけ、ここ九份をいつの日かVEGAN店だらけにしてみせる!!
そんな思いで皆様との記念撮影に応じさせて頂いた!





ここはフルーツ店!!
台湾通の黄色ナンジャーが前から食べたいと言っていた、お釈迦様の頭のような形のフルーツを発見したぞ!!!
かなり美味しいらしい!という噂を聞いていたが、まさしく、かなり美味しかったんじゃー!!!
釈迦頭(バンレイシ)というらしい!時期によっては出会えないこともあるようだが、台湾で発見した際は君も是非ご賞味あれ!!


ここ九份でも沢山の犬たちを見つけたぞ。
野良犬として生きているのか、誰かに飼われているのか、良く解らなかったんじゃー。
こっちは放し飼いにしている飼い主が多いのかもしれない。無責任な飼い方は止めてくれ!
狭い路地のど真ん中で立ち尽くしている老犬。

「おい君!ご主人様はどこだ!?その服はなんだ!!君を愛してくれる人が着せてくれたのか?頼む!そうだと言ってくれ!」

「この子達はお腹を空かせてないかしら。台湾にはあちこちで犬たちを見かけるけどちゃんと暮らしていけてるのか心配だわ、、、」


犬くんたちに別れを告げ、九份を後にした我々。
帰りはタクシーを利用させて頂いたのだが、
その運転手ナンジャーが少し日本語を話せる方で、帰り道に九份の夜景と綺麗に写真が撮れる場所があるというので案内してくださり写真を撮ってくださったぞ!シェイシェイ!

また車の中で、日本では野良猫を虐待虐殺する輩が目立つが、
台湾では野良犬たちを虐待する者はいないのか聞いたら、まずそういう人はいないという事だった。
お話を聞くと台湾は日本より動物達に優しい目を向けてる人が多いことを感じられた。
しかし、ここ台湾にもペットショップがあると聞いていた我々。
ペットショップは主に夜市(屋台が並ぶ夜の市場)にあるとの情報を得て台湾のペットショップを観に行ってきたぞ!!!
我々が向かったのは、台北101から歩いて15分ほどの距離にある「臨江街観光夜市」

少々迷ったが到着!!

台北ではこの夜市といわれる市場があらゆる所にあるようで人気スポットのひとつになっているようである。

夜市では、素食の店は期待できないと聞いていたのだが、発見したぞ!!
やはりこちらでは普通のスーパーにも素食麺コーナーやお菓子があったし、菜食者は生活しやすいようだ。


夜市では食べ物、ファッション、雑貨などあらゆる屋台が並んでいる。
ここ台北でも動物を犠牲にしたリアルファーを販売している店をちょくちょく見かけた!!
ただ台湾は基本暖かい国ということもあり、リアルファー着用者は普通に考えても少ないであろう。
主にこれらを購入するのは日本人その他の観光客だと推測する。


それにしても目的のペットショップが見つからない!!!
一体どこナンジャー!!!!と探していたら、夜市の通りを抜けてすぐ右側のエリアでようやく発見!!

そして我々はこの光景に驚愕した!!!日本ではペットショップは1軒づつ存在しているのが基本だ。
だからペットショップがあると言っても1軒2軒だろうと思っていたからだ。
しかしココは違った!!一体何軒あるんだ!?!?!?
ここは巨大で残酷なペットショップ市場!!!

街中では子犬を散歩してる人達をちょくちょく見かけた。
ここ台北でもやはり小型犬が人気のようで小型犬中心に売られていた。

なんと小さなショーケースの中の足元は金網!!!!
これは日本の一般的なペットショップより(もちろん劣悪な店もあるが)状況が悪いのではないか!?
この販売状況を見ると裏側は一体どうなっているのか、、、
ペット産業の裏側は日本でも相当酷い状況なのだから、ここ台湾でもそうであろう。
今回は残念ながら時間が足りず現地の方からペット産業の裏側の情報まで入手することができなかった。
台湾は、化粧品の動物実験が禁止になったり、
ギャンブル目的で動物を扱うことは法律で禁止!だから競馬もない!
動物保護法を見ても日本より動物達の扱いはマシな状況であると思っていた。
しかしこの光景に、日本より悪い状況が存在することにも気づかされた我々であった。

台湾の動物保護法全文(地球生物会議ALIVEより)
http://www.alive-net.net/law/kaigai/wlaw-taiwan.html
台湾が化粧品の動物実験を禁止(October 21, 2016 Humane Society Internationalより)
http://www.hsi.org/japanese/news/press-releases/2016/10/taiwan-bans-cosmetics-animal-testing-072116-jp.html
全体的な巨大ペット市場の様子!動画もチェックしてくれたまえ!!!
さて、話を最初に戻そう!
台湾に到着して我々が真っ先に向かったのは、台湾の動物保護施設である!!!
話の順序が逆になったが最後にこの施設を紹介してこのレポートを終わろう!!!

到着した初日に、まず我々が向かったのは、台湾政府が管理する動物保護施設、日本でいう動物愛護(殺処分)センターだ!!!
日本でも、例えば京都動物愛護センターのような訪れやすいOPENな施設は少しづつ増えてきたとは言え、
まだまだ施設の大半は、訪れたくない気持ちを抱かせる怖くて悲しくて恐怖に包まれた場所である。
日本より進んでいる台湾とは言え、そんなイメージで向かった我々だったが、
入り口は想像以上に明るいイメージの施設でホッとした我々であった!!!



我々を今回ナビゲートしてくれたのは、台湾在住で以前日本に来た時に知り合いになったジェフリー君!(一番右端)
今日はジェフリー君が色々手配をしてくれ、台湾で保護活動をされているボランティアスタッフの方や通訳してくれる方を紹介してくれた!
こんな姿で到着したおかしな我々を華麗に歓迎してくれてありがとうナンジャー!!笑

たまたま訪れていた香港から来られていたボランティアスタッフの皆さんにも遭遇!
他国からボランティアスタッフが訪れるという現状は、日本ではあまり聞いたことがない。
それだけ情報が共有されているということでもあろう!
台湾!香港!の動物を思いやる華麗なる皆さんとお会いできて嬉しいナンジャー☆

早速施設の犬達の姿を確認できた。
土日など休みの日だけボランティアスタッフさんが来て、犬達は外に出してもらえるとの事。
ボランティアスタッフは全く足りていない状況で、出して貰えるのは一部の犬達だけになってしまうという。
外の空気を感じられるこの時だけが、この子達にとって唯一リラックスできる時間なのではないだろうか。

今日我々は掃除など華麗にお手伝いさせていただくつもりで来たのだが、
到着時間が遅かった事等もあり、結局施設を案内してもらうだけで終わってしまった!

さあ!施設の中を見て回ろう!
中には、里親希望の皆様が訪れておられたぞ!
誰もが気軽に訪れることのできる空間は、犬猫たちの家族を見つけるにはとても大事なこと!


言葉は解らなくてもこの表で殺処分数は年々減っており、譲渡率が上がっている事が解る。


まず案内してもらったのは猫舎だ!
まるで誰かの家に訪問したような気分になる落ち着きのある空間だった。
華麗なる猫パンチで歓迎されたぞ!!笑
台湾では保護されている猫くんは少ないという!
保護頭数が少ないこともあって、まだ良い環境に置かれているように見える。
病気で治療中の子達もおり、色んなタイプのゲージがあったぞ。




そして、次は犬舎に案内されたのだが、
猫たちがいた空間とは空気が違う。
その光景に、一気に気分が重くなった我々。



沢山の檻!!とてつもない数の犬達が収容されていた!!!
台湾の犬猫問題は、野良犬問題と言っていいほど、野良犬が多くここに連れてこられるそうだ。
そしてこの状況を何とかしようと、台湾では犬のTNR活動が行われているという!!
日本では猫だが犬のTNRとは初耳だ!!
狭い檻の中に平均して約3頭の犬達が収容されていた。
日本も同じだが、この環境は決して良いとは言えないだろう。
しかし今日案内された施設はまだマシな方で、これでも随分環境は改善されたのだという。
以前はこの狭い部屋のひとつひとつにもっと沢山の犬達を詰め込んでいたとのこと。
息が詰まりそうな部屋の中にずっと閉じ込められる苦しみはどれほどだろうか。
こちらを見つめる犬達の目からは苦しみしか伝わってこなかった。。。
君たちのことを伝えることしかできない我々。なんと無力なんだ。。。






どれだけ沢山の犬達が収容されているのか。
是非動画も観て欲しい!!
現状収容を続けられなくなった犬達は殺処分されているとのこと。
しかし、日本のガス室大量虐殺処分と違い、
台湾では、殺処分方法は1頭ずつ、全頭麻酔注射により極めて苦痛の少ない方法となっている。
また、来年から犬の殺処分が法律で禁止されることになった台湾!!!
これは素晴らしいニュースだと言えるが、まだまだ増えていくであろう犬達をどう管理していくのか、
何かと心配になる我々である。
台湾/動物保護法改正案が可決、殺処分が禁止へ(2015年07月05日LIAブログより)
http://blog.livedoor.jp/liablog/archives/1825626.html
日本には全国で100以上のセンターがあるが、
台湾はどうなのだろうか?
施設数は具体的に知ることはできなかったが、
台湾内には全体で、6000ゲージ存在しているということは聞けた。
現在殺処分禁止に向けて、シェルターを広げる準備が進められているそうだ。
因みに台湾で殺処分禁止になる大きなきっかけとなったのは、
2015年11月に公開された、この「十二夜」という映画で国民の声が高まったためだという。
この予告編だけを見ても涙が溢れる。
ここから出たいと助けを求めて泣き叫ぶ犬たちの声が頭から離れない。
殺処分禁止によって、彼らに幸せがもたらされるのかはまだ解らない。
始まってみて新たな問題も多数出てくるだろう。
しかしこの映画がきっかけになり法律まで変えることが出来た意識が台湾に存在していることは大きな希望ではないだろうか。
日本でも過去に殺処分を取り上げた映画
「ひまわりと子犬の7日間」や「犬に名前をつける日」が上映されているが、
大して声があがったとはいえない、あまりにもしつこい日本人の動物問題に対する無関心さには呆れるばかりである。
施設の中は色々な展示物もあり、ゆっくりと滞在できるような空間が提供されていた。


彼らを助けたい。そんな想いが溢れていたんじゃー。







この後、なんと、まだ私たちに見学して貰いたいという施設があるというので連れて行って貰った我々!
その場所は保護施設から隣に約200mほど離れたすぐ近くに存在していた!!
なんとここは、個人で犬の保護活動をされている方の施設だという!!!
犬達が喜んで元気に飛びついて、ナンジャーの皮膚が破れるかもしれないと聞き!
衣装チェンジしてから見学させて頂いた!笑


犬達はとても上品に迎えてくれ破ける事などなかったぞ!笑

「良く来たわね!この子達は私の宝物よ!」と私たちを出迎えてくださったのは、
個人で保護活動されているジョウさん!
前は今ここにいる子達の倍の犬たちを保護されていたとの事で当時は大変だったようだが、
今は1人で面倒をみるにはまだ何とかなる頭数に収まって幸せを感じておられるとのこと。
先ほど、政府の保護施設で自由のない犬たちを見てきたばかりの我々にとっては、ここの犬たちは楽園にいるようかに思えた。
みな思い思い自由に過ごし幸せそうだった。彼らもジョウさんを愛しているのがとても伝わった。




狩猟に使う罠のトラバサミで左後ろ足が切断されてしまった子。
この後器用に3本脚で歩いていたが、ジョウさんに保護されてなかったらどうなっていたのだろう。

ジェフリーとまみちゃん♪

犬達はまみちゃんの事がとても気に入った様子だった♪笑

日本から来た私たちを涙を浮かべて歓迎してくださっていたジョウさん。
台湾の動物を思いやる人々の想いに触れられて感動した。
また台湾に来ることがあったら、犬たちへのお土産をもって訪れたい♪
ジョウさん、苦しむ命を救ってくれて本当にありがとう!どうかお元気で!!
そして今日私たちを案内、歓迎してくれた動物達の為に戦う台湾の仲間達に大感謝ナンジャー!!!

それにしても、やたらボランティアの方が多いなと思っていたら、
この方達はなんと、日本から来た私たちと交流するために集まってくれた人たちだった事を後から知ってビックリナンジャー!!笑
ジェフリーが声かけしてくれていたようだ!

その後、ナンジャーに着替える間もなく、笑
おすすめの素食の店に連れて行って貰った私たち。

台湾に到着して初の素食はここでいただいたのだった。

これが全部植物性なんて!凄い豪華で驚いたんじゃー!



しかし店に入った瞬間から、ずっと動物の死体のような臭いを感じていた私たち。
その正体はこれだった!!!
台湾名物!臭豆腐!!!
噂には聞いていたがやはり強烈な臭いだった!!!
味自体は慣れればいけそうな気もしたが、臭いに負けて、豆すいしんナンジャーだけどさすがにこれだけは勘弁してほしいと思ったんじゃー!笑








食事をしながら、台湾で活動されてる皆様とお互いの国の状況について意見を交わしながら主に殺処分問題について話合った。
私たちは啓発活動が中心のため、質問の答えが不十分であろうと感じることもあり、
実際保護活動してる専門の方を連れてこれなかった事を申し訳なく思った。
また殺処分問題以外に聞きたい事も山ほどあったのだが、全く時間足りず(>_<)
また台湾に来た時は是非皆様にお話を聞きたい。


途中見せられたこのポストカード。
ご存じの方もいると思うが、これは以前台湾の保護施設で働いておられた自殺したあの女性を描いたもの。

『台湾・犬の安楽死に耐えかねて自殺、動物保護施設管理者が迎えた悲しい結末。』
http://amba.to/1WivWyG

この日集まったメンバーの中に、彼女を直接知っている方もいた。
話によると、殺処分禁止の決定がなされたことも彼女を更に苦しめる原因になっているようだった。
現実的に保護施設で犬たちの苦しみと向き合い殺処分を実行し続けなければならない立場にあった彼女だったからこそ、
その先の動物達の苦しみが想像できたからなのかもしれない。
そんな風に私は想像した。
動物を苦しめることは、人間も苦しめるということ。
命に優しい世界に一刻も早く生まれ変わってほしい。
動物に優しい世界に向かって歩む台湾の皆様との貴重な時間に多謝。
ジェフリー、改めて今回は色々お世話になりました。ありがとうm(__)m

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