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動物を犠牲にしなくて済む!卵やチーズを「超越した」ビヨンドフード、世界的ブームの予兆☆地球規模の食糧問題解決も☆10/12~11月末まで #ソイタリアンフェア 開催☆
(過去の関連記事)
国連食糧農業機関(FAO)からビル・ゲイツ、Twitter創設者まで!誰もがこぞって訴えていること #さよなら肉食 「食肉はじきに消え去る運命」 各国で進む人造肉開発~動物を殺さなくていい皮革も登場!
http://amour918.blog.fc2.com/blog-entry-1501.html


動物の犠牲については何ひとつ語られない、人間目線な記事なのが非常に残念ではありますが・・・
この記事をみて鳥肌が立ちました。。。
だって、世界的ブームですよ!!!
以前から気になっていた鶏を犠牲にしなくて済むビヨンドエッグ!!!
その情報を知ってからというもの、それを購入するためだけに、アメリカに行きたいとまで考えていた私、笑。
しかしこの度ビヨンドエッグを開発したHC社に、なんと日本の三井物産が投資することになり日本でもHC社の商品が並ぶことになるという!!!
マヨネーズだけでなくビヨンドエッグも販売して欲しい!!三井物産にお礼メール兼ねて意見しとこ!
料理嫌いのこの私が、VEGAN料理色々作ってみてはいるが、卵テイストだけはどうもうまくいかないんですよね。。
ま、料理ヘタクソだからかもやけど、笑
また、この日本で、10月12日から11月末まで約30店舗以上が参加する「ソイタリアンフェア」が開催されるという!!!
東京は参加店多いですね☆
ソイタリアンフェアのHPをチェックしたところ、せっかくのソイタリアンフェアにも関わらず、
ソイミートではなくて、動物の死体とビヨンドフードを組み合わせてる店が目立ってるのはこれまた動物の犠牲に無関心な日本を表しているようで非常に残念だし、ソイタリアンちゃうやん!!!ヾ(-Θ-:) オイオイ
っと激しくツッコミいれたい気持ち。
(元祖のHC社は動物の犠牲について発信しているのが救い)
しかし今後食品業界が、ビヨンドエッグ等を導入することは、動物達の苦しみを減らす大きなきっかけになると思うので応援したい。
VEGAN対応もあるかもなので、関心ある方は是非各店舗に問い合わせを☆
残念ながら京都は、魚(サーモン)と組み合わせてるメニューを出してる店のみではい終了、笑
ソイタリアンフェア関係者は、このような問題に非常に関心が高いVEGANなお客を取りのがして残念な感じですね。
ソイタリアンフェアの情報はこちらから→ https://www.mameplus.jp/community/soyitalian-fair/2016/
卵やチーズを「超越した」ビヨンドフード、世界的ブームの予兆…
地球規模の食糧問題解決も(Business Journal)Yahoo!ニュース
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20161007-00010002-bjournal-bus_all
10月7日(金)6時0分配信
最近、私の周辺で、ある卵が話題になっている。その名は「ビヨンドエッグ」。どこが「ビヨンド(超越)」なのか。
大豆をはじめとする豆類を原料としてつくられるのだが、ニワトリが産む従来の卵と比較して、安く生産できる。さらに、植物性の食糧としてビーガン(ベジタリアンのなかでも、乳製品や卵も食べない完全菜食主義者)にも受け入れられる。
何より、養鶏業に比べて製造過程の二酸化炭素排出量も少なく、鶏の飼料用穀物(トウモロコシなど)もいらないので、それらの穀物は別に有効活用できる。生命の源である卵とはまったく異質のものだが、食糧としてのメリットは大きい。
ビヨンドエッグを開発したのは、2012年に設立された食品開発ベンチャー企業である米ハンプトンクリーク(HC)社で、その創業者はジョシュ・テトリック氏。彼は大学卒業後、アフリカの人道支援に関わった経験から、飢餓に苦しむ発展途上の国や地域に住む人々を救うため、この新しい食糧、植物性の卵の開発に取り組んだという。地球規模の食糧問題を解決する一つのアプローチとして、卵という代表的なたんぱく源を選び、それを最先端の科学技術で人工的に再現したというわけだ。
日本に比べてベジタリアンやビーガンが多い米国では、大手スーパーマーケットでビヨンドエッグを使ったマヨネーズやサンドイッチが売られるほどに普及しはじめている。
今年に入って、このテトリック氏の挑戦に、ビル・ゲイツをはじめとする著名な富豪たちが賛同し投資を始めたという報道が、日本でも話題になった。「シリコンバレーのベンチャーで、いま一番ホットな会社は卵をつくっている」と。
さらに、今年の9月に入って、三井物産がHC社に投資することを発表した。近く日本の食品売り場でも、ノンエッグ(従来の卵不使用)だがビヨンドエッグ使用のHC社のマヨネーズを見かけることになるだろう。
●日本発の“新豆乳”
実は日本でも、同じような新しい食品を開発するプロジェクトが進んでいる。共通するのは、発想の原点が地球規模の食糧問題の解決にあること。そして、植物性のたんぱく源として「大豆」に着目し、製造技術によって変革を実現しようとしている点だ。
こちらは、不二製油という日本の食品メーカーが取り組む、大豆たんぱく事業だ。そのテーマは、乳業に対する豆業の確立。カギを握るのが2012年に世界特許を取得した大豆の分離技術ウルトラ・ソイ・セパレーション製法(USS製法)である。
この技術から生まれたのが“新豆乳”だ。豆乳といっても飲むためのものではなく、そこから新しい食品を生み出すため開発された新・食材だ。牛乳のように完全植物性の生クリームやチーズ、ヨーグルトをつくることができ、卵に代わってマヨネーズもつくることができる。
ビヨンドエッグの誕生と時を同じくして2012年から、B2B向けの原材料、食材として展開され、普及浸透が進んでいる。私もこのプロジェクトに末席でかかわらせていただいている縁もあって、海の向こうで盛り上がるビヨンドエッグは他人事ではないのだ。
●ビヨンドなチーズ
この新しい豆乳から、「ビヨンドなチーズ」が生まれている。B2B向けの食品素材、「チーズのような豆乳クリーム 大豆舞珠(まめまーじゅ)」と「チーズのような豆乳ブロック 大豆舞珠(まめまーじゅ)ぶろっく」がそれだ。
9月20日、東京・青山にあるイタリアンレストラン「HATAKE AOYAMA」で、気鋭のイタリアン・シェフ4人が揃って、10月12日から始まる「ソイタリアンフェア」の記者発表と料理の試食会が行われた。ソイタリアンとは、先ほど紹介した新豆乳素材を使った日本で生まれたイタリアンである。
昨年、イタリアのミラノで開催された食の万博「ミラノ国際博覧会2015」で、日本の食品加工の最先端技術とともに、本番イタリアでもお披露目され好評を博した。現在、ソイタリアンに取り組むイタリア料理店、カフェは、都内を中心に全国で200店以上に上る。そのなかから約30店舗以上が参加して、10月12日から11月末まで、先ほどのチーズのような豆乳クリームや豆乳ブロックと、日本(地元)の食材をあわせたソイタリアンメニューを展開するフェアが開催される。
ソイタリアン・シェフの会を代表して発表会に出席したのは、「ピアットスズキ」の鈴木弥平氏、「イルギオットーネ」の笹島保弘氏、「アンティカ・オステリア・デル・ポンテ」のステファノ・ダル・モーロ氏、「HATAKE AOYAMA」の神保佳永氏。
来日してから20年以上、日本でイタリアンをつくり続けてきたイタリア人シェフ、ステファノ・ダル・モーロ氏に、ソイから生まれたチーズの感想、評価について聞いてみた。
「私が子供の頃から食べてきたチーズとは、やはり違う。これは別の食品だよ。ただ、チーズに負けないコクも風味もある。おいしい。そして、料理の中で食材の味を引き立てるという意味ではこちらのほうが優れていると思う」
実際に試食をしてみると、チーズに比べて、味は軽くライトである。特に、後味が強くないのだ。野菜や魚介とあわせた時に、チーズのような酸味とコクを感じるが、そのあとには、食材のうま味を引き立てるような印象を受ける。ソイタリアンフェアでぜひ、皆さんも一度、味わってみてください。
●食の事業としてのスケール
さて、卵にしろチーズにしろ、ビヨンドであるために何が必要だろうか。まず、食品である以上、「おいしい」ということが絶対条件だ。アレルギーの対策や低コレステロール食品として、ノン・エッグのマヨネーズも、乳ではない植物性油脂からつくられたチーズも、以前から存在している。ただし、押し並べて「まずかった」のである。その結果、いわゆるイミテーション(偽物)的な扱いを受けて、市場は広がらなかった。
私は、まだビヨンドエッグ関連食品を実際に食べたことはないが、海外での評判は上々で、かなりおいしいらしい。先ほどのチーズのような豆乳クリームや豆乳ブロックについては、本場イタリアのシェフが太鼓判を押す通りである。特に、料理に使ったときには、ビヨンドな味をつくり出す。
もうひとつ、食の事業としてのスケールがあるだろう。つまり、何を目指して、どれほどのインパクトをつくることができるのか。アレルギー対策やコレステロール・カットなどのニーズも確かにあるが、やはりニッチで広がりに欠けるだろう。大豆という優れた原料を使って、食糧問題を解決できる新しい食品を開発するという構えがあるから、事業として注目を集め、市場は世界に広がり、実際に社会にインパクトを与えることができるのだろう。
これからは、さまざまなビヨンドな食品開発が進められ、注目を集め、広がりをみせていってほしい。その結果、おいしくて、地球規模で飢餓や環境保全に貢献する食品が生まれてくることを期待したい。
(文=山田まさる/インテグレートCOO、コムデックス代表取締役社長)
文=山田まさる/インテグレートCOO、コムデックス代表取締役社長
~転載終了~
少し前にはこのようなニュースもありました♪
動物性食品が表舞台に立つ時代は本格的に終わりに向かっていることを感じられるニュースが増えてきましたね。
投資家たちが「植物由来のタンパク質」を促すキャンペーンを開始
NPO法人アニマルライツセンターより
http://www.hopeforanimals.org/vegetarian/00/id=480
2016/10/01
ロイター通信社 2016年9月26日
http://fortune.com/2016/09/26/walmart-meat-sales/
世界16か国で3300万の顧客を持つイギリス本社の保険会社アビバ、スウェーデンの公立年金基金の投資家たちは、9/23にクラフトハインツ、ネスレ、ユニリーバ、テスコやウォルマート、など16のグローバル食品企業に対して、タンパク質の調達方法を「植物由来のもの」に促すキャンペーンを開始した。
「たんぱく質の需要にこたえるために工場型の畜産動物に依存することは、金融上も社会・環境面にもリスクのあるやり方だ」FAIRR(Farm Animal Investment Risk and Return*)のJeremy Collerは言う。
「集約的な畜産業からの汚染は、すでに高すぎるレベルにある。安全と福祉水準が低すぎて、畜産業界は世界的なタンパク質需要に対応することができない」
「投資家たちは、大手食品会社が、このタンパク質のバブルを回避し、今後5年間で毎年8.4%で成長する植物由来のタンパク質市場から利益を戦略を持っているかどうかを知りたいと思っている」
このキャンペーンは、人々が肉への依存度を低下させた場合、2050年までに、医療と気候変動関連費用の$1.5兆ドルを貯めることができるという言うオックスフォード大学の研究に続くものだ。この研究はその他にも赤肉税の導入についてのデンマークの協議や、中国政府が市民の肉の消費を50%低減させようとしていることを引用して、企業に対する政治的圧力が増大していることも指摘している。
*FAIRRは、ESG(:環境(Environment)、社会(Social)、ガバナンス(Governance))投資の一つとして、投資家が家畜生産から出現するリスクを理解し、この問題を評価するために、投資家をサポートすることを目的とした団体。
~転載終了~
世界最大手の精肉メーカーであるまさかの「タイソンフーズ」も、ビヨンドミートに投資したそうです♪
Tyson Foods, a Meat Leader, Invests in Protein Alternatives
http://nyti.ms/2dSlWfw
国連食糧農業機関(FAO)からビル・ゲイツ、Twitter創設者まで!誰もがこぞって訴えていること #さよなら肉食 「食肉はじきに消え去る運命」 各国で進む人造肉開発~動物を殺さなくていい皮革も登場!
http://amour918.blog.fc2.com/blog-entry-1501.html


動物の犠牲については何ひとつ語られない、人間目線な記事なのが非常に残念ではありますが・・・
この記事をみて鳥肌が立ちました。。。
だって、世界的ブームですよ!!!
以前から気になっていた鶏を犠牲にしなくて済むビヨンドエッグ!!!
その情報を知ってからというもの、それを購入するためだけに、アメリカに行きたいとまで考えていた私、笑。
しかしこの度ビヨンドエッグを開発したHC社に、なんと日本の三井物産が投資することになり日本でもHC社の商品が並ぶことになるという!!!
マヨネーズだけでなくビヨンドエッグも販売して欲しい!!三井物産にお礼メール兼ねて意見しとこ!
料理嫌いのこの私が、VEGAN料理色々作ってみてはいるが、卵テイストだけはどうもうまくいかないんですよね。。
ま、料理ヘタクソだからかもやけど、笑
また、この日本で、10月12日から11月末まで約30店舗以上が参加する「ソイタリアンフェア」が開催されるという!!!
東京は参加店多いですね☆
ソイタリアンフェアのHPをチェックしたところ、せっかくのソイタリアンフェアにも関わらず、
ソイミートではなくて、動物の死体とビヨンドフードを組み合わせてる店が目立ってるのはこれまた動物の犠牲に無関心な日本を表しているようで非常に残念だし、ソイタリアンちゃうやん!!!ヾ(-Θ-:) オイオイ
っと激しくツッコミいれたい気持ち。
(元祖のHC社は動物の犠牲について発信しているのが救い)
しかし今後食品業界が、ビヨンドエッグ等を導入することは、動物達の苦しみを減らす大きなきっかけになると思うので応援したい。
VEGAN対応もあるかもなので、関心ある方は是非各店舗に問い合わせを☆
残念ながら京都は、魚(サーモン)と組み合わせてるメニューを出してる店のみではい終了、笑
ソイタリアンフェア関係者は、このような問題に非常に関心が高いVEGANなお客を取りのがして残念な感じですね。
ソイタリアンフェアの情報はこちらから→ https://www.mameplus.jp/community/soyitalian-fair/2016/
卵やチーズを「超越した」ビヨンドフード、世界的ブームの予兆…
地球規模の食糧問題解決も(Business Journal)Yahoo!ニュース
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20161007-00010002-bjournal-bus_all
10月7日(金)6時0分配信
最近、私の周辺で、ある卵が話題になっている。その名は「ビヨンドエッグ」。どこが「ビヨンド(超越)」なのか。
大豆をはじめとする豆類を原料としてつくられるのだが、ニワトリが産む従来の卵と比較して、安く生産できる。さらに、植物性の食糧としてビーガン(ベジタリアンのなかでも、乳製品や卵も食べない完全菜食主義者)にも受け入れられる。
何より、養鶏業に比べて製造過程の二酸化炭素排出量も少なく、鶏の飼料用穀物(トウモロコシなど)もいらないので、それらの穀物は別に有効活用できる。生命の源である卵とはまったく異質のものだが、食糧としてのメリットは大きい。
ビヨンドエッグを開発したのは、2012年に設立された食品開発ベンチャー企業である米ハンプトンクリーク(HC)社で、その創業者はジョシュ・テトリック氏。彼は大学卒業後、アフリカの人道支援に関わった経験から、飢餓に苦しむ発展途上の国や地域に住む人々を救うため、この新しい食糧、植物性の卵の開発に取り組んだという。地球規模の食糧問題を解決する一つのアプローチとして、卵という代表的なたんぱく源を選び、それを最先端の科学技術で人工的に再現したというわけだ。
日本に比べてベジタリアンやビーガンが多い米国では、大手スーパーマーケットでビヨンドエッグを使ったマヨネーズやサンドイッチが売られるほどに普及しはじめている。
今年に入って、このテトリック氏の挑戦に、ビル・ゲイツをはじめとする著名な富豪たちが賛同し投資を始めたという報道が、日本でも話題になった。「シリコンバレーのベンチャーで、いま一番ホットな会社は卵をつくっている」と。
さらに、今年の9月に入って、三井物産がHC社に投資することを発表した。近く日本の食品売り場でも、ノンエッグ(従来の卵不使用)だがビヨンドエッグ使用のHC社のマヨネーズを見かけることになるだろう。
●日本発の“新豆乳”
実は日本でも、同じような新しい食品を開発するプロジェクトが進んでいる。共通するのは、発想の原点が地球規模の食糧問題の解決にあること。そして、植物性のたんぱく源として「大豆」に着目し、製造技術によって変革を実現しようとしている点だ。
こちらは、不二製油という日本の食品メーカーが取り組む、大豆たんぱく事業だ。そのテーマは、乳業に対する豆業の確立。カギを握るのが2012年に世界特許を取得した大豆の分離技術ウルトラ・ソイ・セパレーション製法(USS製法)である。
この技術から生まれたのが“新豆乳”だ。豆乳といっても飲むためのものではなく、そこから新しい食品を生み出すため開発された新・食材だ。牛乳のように完全植物性の生クリームやチーズ、ヨーグルトをつくることができ、卵に代わってマヨネーズもつくることができる。
ビヨンドエッグの誕生と時を同じくして2012年から、B2B向けの原材料、食材として展開され、普及浸透が進んでいる。私もこのプロジェクトに末席でかかわらせていただいている縁もあって、海の向こうで盛り上がるビヨンドエッグは他人事ではないのだ。
●ビヨンドなチーズ
この新しい豆乳から、「ビヨンドなチーズ」が生まれている。B2B向けの食品素材、「チーズのような豆乳クリーム 大豆舞珠(まめまーじゅ)」と「チーズのような豆乳ブロック 大豆舞珠(まめまーじゅ)ぶろっく」がそれだ。
9月20日、東京・青山にあるイタリアンレストラン「HATAKE AOYAMA」で、気鋭のイタリアン・シェフ4人が揃って、10月12日から始まる「ソイタリアンフェア」の記者発表と料理の試食会が行われた。ソイタリアンとは、先ほど紹介した新豆乳素材を使った日本で生まれたイタリアンである。
昨年、イタリアのミラノで開催された食の万博「ミラノ国際博覧会2015」で、日本の食品加工の最先端技術とともに、本番イタリアでもお披露目され好評を博した。現在、ソイタリアンに取り組むイタリア料理店、カフェは、都内を中心に全国で200店以上に上る。そのなかから約30店舗以上が参加して、10月12日から11月末まで、先ほどのチーズのような豆乳クリームや豆乳ブロックと、日本(地元)の食材をあわせたソイタリアンメニューを展開するフェアが開催される。
ソイタリアン・シェフの会を代表して発表会に出席したのは、「ピアットスズキ」の鈴木弥平氏、「イルギオットーネ」の笹島保弘氏、「アンティカ・オステリア・デル・ポンテ」のステファノ・ダル・モーロ氏、「HATAKE AOYAMA」の神保佳永氏。
来日してから20年以上、日本でイタリアンをつくり続けてきたイタリア人シェフ、ステファノ・ダル・モーロ氏に、ソイから生まれたチーズの感想、評価について聞いてみた。
「私が子供の頃から食べてきたチーズとは、やはり違う。これは別の食品だよ。ただ、チーズに負けないコクも風味もある。おいしい。そして、料理の中で食材の味を引き立てるという意味ではこちらのほうが優れていると思う」
実際に試食をしてみると、チーズに比べて、味は軽くライトである。特に、後味が強くないのだ。野菜や魚介とあわせた時に、チーズのような酸味とコクを感じるが、そのあとには、食材のうま味を引き立てるような印象を受ける。ソイタリアンフェアでぜひ、皆さんも一度、味わってみてください。
●食の事業としてのスケール
さて、卵にしろチーズにしろ、ビヨンドであるために何が必要だろうか。まず、食品である以上、「おいしい」ということが絶対条件だ。アレルギーの対策や低コレステロール食品として、ノン・エッグのマヨネーズも、乳ではない植物性油脂からつくられたチーズも、以前から存在している。ただし、押し並べて「まずかった」のである。その結果、いわゆるイミテーション(偽物)的な扱いを受けて、市場は広がらなかった。
私は、まだビヨンドエッグ関連食品を実際に食べたことはないが、海外での評判は上々で、かなりおいしいらしい。先ほどのチーズのような豆乳クリームや豆乳ブロックについては、本場イタリアのシェフが太鼓判を押す通りである。特に、料理に使ったときには、ビヨンドな味をつくり出す。
もうひとつ、食の事業としてのスケールがあるだろう。つまり、何を目指して、どれほどのインパクトをつくることができるのか。アレルギー対策やコレステロール・カットなどのニーズも確かにあるが、やはりニッチで広がりに欠けるだろう。大豆という優れた原料を使って、食糧問題を解決できる新しい食品を開発するという構えがあるから、事業として注目を集め、市場は世界に広がり、実際に社会にインパクトを与えることができるのだろう。
これからは、さまざまなビヨンドな食品開発が進められ、注目を集め、広がりをみせていってほしい。その結果、おいしくて、地球規模で飢餓や環境保全に貢献する食品が生まれてくることを期待したい。
(文=山田まさる/インテグレートCOO、コムデックス代表取締役社長)
文=山田まさる/インテグレートCOO、コムデックス代表取締役社長
~転載終了~
少し前にはこのようなニュースもありました♪
動物性食品が表舞台に立つ時代は本格的に終わりに向かっていることを感じられるニュースが増えてきましたね。
投資家たちが「植物由来のタンパク質」を促すキャンペーンを開始
NPO法人アニマルライツセンターより
http://www.hopeforanimals.org/vegetarian/00/id=480
2016/10/01
ロイター通信社 2016年9月26日
http://fortune.com/2016/09/26/walmart-meat-sales/
世界16か国で3300万の顧客を持つイギリス本社の保険会社アビバ、スウェーデンの公立年金基金の投資家たちは、9/23にクラフトハインツ、ネスレ、ユニリーバ、テスコやウォルマート、など16のグローバル食品企業に対して、タンパク質の調達方法を「植物由来のもの」に促すキャンペーンを開始した。
「たんぱく質の需要にこたえるために工場型の畜産動物に依存することは、金融上も社会・環境面にもリスクのあるやり方だ」FAIRR(Farm Animal Investment Risk and Return*)のJeremy Collerは言う。
「集約的な畜産業からの汚染は、すでに高すぎるレベルにある。安全と福祉水準が低すぎて、畜産業界は世界的なタンパク質需要に対応することができない」
「投資家たちは、大手食品会社が、このタンパク質のバブルを回避し、今後5年間で毎年8.4%で成長する植物由来のタンパク質市場から利益を戦略を持っているかどうかを知りたいと思っている」
このキャンペーンは、人々が肉への依存度を低下させた場合、2050年までに、医療と気候変動関連費用の$1.5兆ドルを貯めることができるという言うオックスフォード大学の研究に続くものだ。この研究はその他にも赤肉税の導入についてのデンマークの協議や、中国政府が市民の肉の消費を50%低減させようとしていることを引用して、企業に対する政治的圧力が増大していることも指摘している。
*FAIRRは、ESG(:環境(Environment)、社会(Social)、ガバナンス(Governance))投資の一つとして、投資家が家畜生産から出現するリスクを理解し、この問題を評価するために、投資家をサポートすることを目的とした団体。
~転載終了~
世界最大手の精肉メーカーであるまさかの「タイソンフーズ」も、ビヨンドミートに投資したそうです♪
Tyson Foods, a Meat Leader, Invests in Protein Alternatives
http://nyti.ms/2dSlWfw
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