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苦しみ続ける動物達の為に◆さっち~のブログ◆

動物達の真実から目を背けさせようと圧力をかけられアメブロを強制退会させられFC2に引っ越してきました。そうやって動物達の苦しみはなかった事にされ続けてきたのです。消しても隠せない位に動物達の叫びを共に伝えてほしい。広めてほしい。

京都の皆さん、動物を迎えたいなら、ペットショップではなく、新しくOPENした京都動物愛護センター(動物愛ランド)へ行こう♪ #犬猫殺処分なくそう 

「杉本彩さん、動物保護施設の名誉センター長に」
http://www.yomiuri.co.jp/national/20150503-OYT1T50039.html?from=tw
2015年05月03日 14時51分 読売新聞(YOMIURI ONLINE)

京都動物愛護センターの開所式であいさつする杉本さん
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 京都府と京都市が共同で運営する動物保護・管理施設「京都動物愛護センター」(南区)の開所式が2日、同所で行われた。

 動物の保護や管理はこれまで、府の動物愛護管理センター(西京区)と市の家庭動物相談所(南区)でそれぞれ行われてきたが、類似施設をなくして無駄を省こうと、山田知事と門川大作市長が2012年、一本化に合意。同相談所近くの公園内に整備を進めていた。事業費約6億円は、寄付金を除き府市が折半する。

 新施設は、保護した動物の健康状態を診る収容室、新しい飼い主と対面する譲渡室のほか、夜間動物救急診療所やドッグラン(有料)などを備える。

 式典には門川市長や山内修一副知事、動物愛護活動に取り組む女優・杉本彩さんら約500人が出席。門川市長は「行政と住民、ボランティアが関わり、日本一の施設にしていく」とあいさつ。名誉センター長に就任した杉本さんは「人と動物が共生できる素晴らしい施設。心を一つに取り組めば、動物の殺処分はゼロに近づく」と述べた。

 開所は午前9時~午後5時。木曜休み。診療所は5月中旬オープン予定。


「京都)いのちつなぐ動物愛護施設が開所 府と京都市」
http://www.asahi.com/articles/ASH524QQMH52PLZB00G.html
2015年5月8日03時00分 朝日新聞デジタル

 飼い主のいない犬や猫の管理や譲渡などをする、府と京都市の施設「京都動物愛護センター」(南区)がオープンした。

 2日にあった記念式典には、門川大作市長や名誉センター長を務める女優の杉本彩さんらが出席した。杉本さんは、「国の偉大さと道徳的発展は動物の扱い方でわかる」というマハトマ・ガンジーの言葉を引用して、名誉センター長としての決意を述べた。

 施設内のドッグランでは、愛犬家たちがドッグスポーツを披露。福知山市土師宮町の西村慎一さん(48)、裕子さん(44)夫婦は、人が投げた円盤を犬が追いかけてキャッチする競技に参加し、「人と動物がふれ合える貴重な場所になる」などと話していた。

 業務時間は午前9時~午後5時(木曜と年末年始休み)。ドッグランとトリミングルームは予約が必要。問い合わせは同センター(075・671・0336)へ。

「京都動物愛護センターに行ってきました。」
http://www.1101.com/news/index.html
2015-05-12-TUE ほぼ日ニュース

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こんにちは、「ほぼ日」のスガノです。
この4月、京都にオープンした京都動物愛護センターに、糸井重里と、ミグノンプランの友森玲子さんといっしょに行ってきました。
(上の写真に写っているのは、左から糸井重里、門川大作京都市長、 京都動物愛護センターの名誉センター長である杉本彩さん、友森玲子さんです)
京都駅から近い、上鳥羽公園にあります。
このセンターは、京都府と京都市が共同で運営する行政施設です。
動物の引き取りから譲渡にいたるまでの過程で、獣医さんをはじめとする専門家の監修をあおぎ、それぞれのネットワークを活用して職員さんとボランティアスタッフさんたちが現場作業を行うそうです。
そうすることで、いろんな問題を抱えていた犬や猫も人といっしょに暮らすためのトレーニングをして譲渡への道を見つけていく仕組みをつくります。

センターに足を踏み入れて驚いたのは、3000平方メートルにおよぶ広大な芝生のドッグランがあることです。

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▲友森さんが「うらやましい!」と声をあげていらっしゃいました。

このドッグランは、登録をすれば(登録にはワクチン接種などの条件があります)、
1頭300円で利用できます。

犬や猫の収容室や譲渡室ももちろんあります。

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▲犬の収容室。
 外を眺められるようになっているんですね。

しかし、さらに驚いたのは‥‥まず、
ここに夜間動物救急診療所が開設されることでした(5月中予定)。
これは、京都の獣医師会との強い連携のうえで実現したそうです。
動物を家族に迎えたい人にとっては夜間の救急診療所があることは、すごく安心です。

そしてもうひとつ驚いたのが、「まち猫」の避妊去勢手術をするために一時預かるための部屋があることです。
(京都市では、ご家庭の犬や猫の避妊去勢手術にも補助金が出ます)
「まち猫」や「地域猫」とは、周囲にお住まいの人びとの合意のもと、地域のルールにもとづいて適切に飼育されている
のら猫のことです。
京都では、大学内でも「まち猫システム」が根づいているところが多いそうです。
京都に大学はたくさんありますし、キャンパスは広大で、のら猫にとっては住みやすい空間なのかもしれません。

それから、このセンターは、開所時間内であれば、特に予約もなく、見学に行けます。
(でも、具体的に譲渡を考えている場合は、そのときに譲渡される犬や猫がいるかどうかを問い合わせたほうがいいそうです)
ドッグバスやドライヤーなどを完備した犬のトリミングルームの貸し出しがあったり、
「犬猫のしつけ方教室」が定期的に開催されたりします。
また、動物の飼い方に悩んだときに相談できる「飼い方相談窓口」も設置されるなど、
動物のことならなんでも、という感じですごく充実しています。

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ドッグランにやってきた人や譲渡や保護に関心があって寄った人、飼育に悩みのある人がふれあい、
いろんなコミュニケーションが生まれそうで、いい場所だなぁ、と思いました。

糸井と友森さんは、この日、門川大作京都市長、名誉センター長の杉本彩さんと座談会をしました。
その内容は京都新聞に掲載され、京都新聞のホームページ「京都大好きトーク!」でもお読みいただけます。

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杉本彩さんは、20代のころにたまたま出会った猫がきっかけで動物の保護活動をはじめ、
公益財団法人動物環境・福祉協会Evaを設立されました。

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この京都動物愛護センターの名誉センター長に就任されるにあたって、
座談会の中で杉本さんはこのようなことをおっしゃっていました。

杉本さん
「今後、動物を家族に迎えるときは、 このようなセンターや保護施設から譲渡されるという方法が、スタンダードになるといいですね。
 迎える側もしっかりいろんなことを学べるし、犬もすでにトレーニングされていて、いっしょに幸せに暮らすことについていろんなサポートもあるんだということがみなさんにきちんと浸透できるようにしたいです」

以前、「ほぼ日」で友森さんもおっしゃっていましたが、
充分な説明がされないまま知識なく動物を迎えたご家族が「こんなはずではなかった」という問題をかかえてしまう結果になることを杉本さんもたくさん見てこられたそうです。
しっかりしたトレーナーさんからアドバイスをもらいながら家族になるということが犬や猫にとっても、自分にとっても、いいことなのですね。

私スガノは京都出身なのですが、京都市は盆地で、冬は寒く、夏は暑いです。
雪が積もったりすることもあって、2015年のお正月も、けっこう雪が降りました。
市長が、こんなことをおっしゃっていました。

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門川大作市長
「京都は、真夏は暑さが厳しいし、冬も冷えます。
雪が降る日に街を歩いている人って‥‥、幼稚園や保育園に子どもさんを送っていく人、
あとは、犬を散歩している人、ほとんどそれだけです(笑)。
人が閉じこもりがちな季節にも、雨の日にも、犬がおうちにいる人は、時間が来たら外に出ます。
それは、健康にもいいし、人の気持ちにとってもいいことだと思うんです。
人と動物の共生は、すべての命を大事にすることにつながります。
いろんな意味で、人間の心も元気になれるのではないかな、と思います」

動物を大事にすることで、みんなを大事にできる。
もともと公園だった、広々とした場所に、動物とのふれあいの場所があって、そこにいつでもふらりと行けて、いろんなことを知ったり相談できる場所があるのはいいなぁと思いました。

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京都動物愛護センター

京都市南区上鳥羽仏現寺町11番地
開所時間:午前9時〜午後5時
休所日:木曜日(祝日の場合は翌金曜日)、年末年始
アクセス:近鉄十条駅から徒歩5分
京都動物愛護センターホームページ

~転載終了~

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5月13日(水)
話題になっている新しくなった京都動物愛護センター。
記事にあるようにどんなに素晴らしい施設になったのだろうかと胸を躍らせ私も見学に行ってきた。
場所を確認するためにもホームページをまず確認。が、
いきなり文句なんて言いたくなかったが、中途半端な情報しか得られないホームページにガッカリ・・・。
どんな犬や猫たちが収容されているのかも観ることができない状況。
これだけ騒がれているのだからアクセスする人も多いのではないだろうか?
ペットショップに足を運ぶ代わりにココに訪れてくれる人が増えて欲しいし、ネットで情報を得るのが当たり前の時代だから、一刻も早く完成させて貰いたい。

京都動物愛護センターの最寄駅は近鉄十条駅。
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事前に地図もチェックして余裕ぶっこいてたくせに、方向音痴の私は全く違う方向へ歩いていってしまい時間をロス^^;
最初から聞けば良かったぜチッっとブツブツ言いながら、駅に戻って駅員さんに、
「京都動物愛護センターって、どっち方面ですか?」と聞くと
まさかの「知らない。」との返答、、、
一番近所の駅員にすら情報が行き届いてない、存在すら知られてないという現実がショックで。。。
その後、住所を提示してあっちだよとやっと教えて貰えた。
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電車で初めて行かれる皆さま。
駅の改札を出てすぐの、この線路(高架)下右側沿いを前進してください。
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歩いていると右側にこのような緑が見えてきます。
ここを右に曲がっても良かったのですが、
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今回は地図を見ながらより間違わないようにと、(と言っても後から知ったが、さっきの道を右に曲がった方が正面玄関?に辿りつけた件、笑。)
もう1本先のこの道を右へ。
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曲がって早々にパソコンで見た事のある施設が現れた。
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「京都市家庭動物相談書」
京都市の以前の保健所(殺処分センター)です。
私は一度も訪れた事がなかったので初めて見る。古くて悲しい建物。。
全国的にはまだ京都市は殺処分数や殺し方はマシとは言え、、、
この中で犬や猫たちが沢山苦しい想いをしてきたんだなぁっと、当たり前に悲しい気持ちになった。
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最近収容された動物達の情報が掲示されているが、こんな人目につかない場所に貼られていても、
その子を探している人の目には中々届かないだろうなと思った。
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新しくなった京都動物愛護センターは、
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「京都市家庭動物相談所」のすぐ右側の公園内にある。
これが、新しくなった京都動物愛護センターか☆
京都動物家庭相談所のイメージとはえらい違い。
古い施設からこっちに目をやった時の第一印象はキラキラして見えた。
収容されている動物達にとって苦痛が軽減される場所になってるのかなと想像したから。
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天気も良かったし、眩しさ倍増、笑。
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予め情報チェックしていたから、どんな雰囲気かは想像できていたが、
思ってたよりも心地よい空間が広がっていた。
動物愛護とは名ばかりの殺処分センターとは違う、
恐怖を抱いて覚悟を決めて訪れなければいけないような場所ではなかった。
しかしそれはあくまでも人間目線の話。。
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ペットショップに行く代わりに、ここに訪れる事が当たり前になってほしいと思ったし、
それも叶うのではないかと思ってしまうような外観ではあった。
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外の空気を感じられるようになっている収容施設。
まるで動物愛護先進国のどこかの外国のような雰囲気。
でも動物達の姿は見えない。
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収容されている犬や猫たちは一体どこにいるんだろうかと探したが見つからず。
この時点で一体なんのための施設なんだろかと、すでに不信感を抱く私、笑。
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予め電話で、施設の写真を撮っていいか確認していた。
外から見える分はOKという事だったが、中は見せられないと言われたその時点で不信感はすでに抱いてはいたが、、、^^;
まだ完成してない場所もある事もあって見せられないとの返答だったが、収容されている動物達の様子を伝えられないなんて、やましい事でもあるのかなと当たり前に思ってしまいました。
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檻の中にいたグッタリしていた猫ちゃんの姿しか見えなかったけど、ここでようやく猫の姿を確認。
キャットタワーとかあるのに解放はされてないようですね。。。
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広々とした開放的なスペースが目立ちます。
人間が心地よく過ごすためのスペースはどうでもいいから、動物達が心地よく過ごせるためのスペースをもっと広げて欲しいと思ってしまった。
収容されている動物達の事を考えると、もっとこうだったらいいのになと自然に思うから、
感じたままありのままを伝えるだけですが、これって文句という事にされて問題視されちゃうんだろうか!?
職員さんとお話してるとそんな事を感じずにはいられなかったので。。。
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一般向けに広々としたドッグランも併設。
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どれくらいの頻度かは確認し忘れたが、収容されている犬(猫は解りません)たちも、散歩させて貰ってると聞き少し安心しました。
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大きな看板とかないし解りにくいけど、ここが正面玄関という事になるんだろうか!?
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5月8日に路上で倒れている所を保護(収容)された猫ちゃん。
さっき見たグッタリしていた猫ちゃんがもしかするとこの子だったのかもしれない。。
13日までにアクセスなき場合は殺処分の可能性。
お心当たりある方は早く連絡を。。。
これも職員さんに確認したが、新OPENしてから、犬はまだ殺してないが、猫はすでに殺処分しているとのこと・・・。
殺処分ゼロを掲げていた京都動物愛護センターでしたが、早々に目標敗れたりで残念。
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施設内へ繋がる入口はココです。
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う~ん、広いスペース。
これをもっと動物達の為に活用する事が出来なかったのだろうかとやっぱり何度も思ってしまう。
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ココでようやく、収容されている動物達の姿を目にする事が出来た。
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あくまでも譲渡対象の子達のみだが。
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ボランティアさんがいながら(因みに私は落ちたので)
ホームページすら何故まだ未完成なのかと職員さんに質問したが、ボランティアさんではなくサイト管理は業者に任せてるらしい。
命がかかってるというのに、収入まで得ている上にまだ完成できてないとかそんな業者止めて私に依頼して下さいと思ってしまったので、良ければ私がやりますと申し出たがサラッとスルーされて叶わなかった件、笑。
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文句ばっかりと言われそうですが、名誉センター長に杉本彩さんがいらっしゃるというのに、
ペットショップの生体販売撲滅を目指すEvaのチラシすら置かれてないなんて残念です。
命も問題を訴えるには派手すぎる方がいいと思うんですが。。
地味な伝え方を良しとするこの社会の在り方には甚だ疑問ですが、
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殺処分の現状をまだこうやって伝えていたので、ほんの少しだけどホッとしました。
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迷子の家族を探しています!!!!!!
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里親に迎えた家族と里親に迎えられた子達の事を紹介するコーナーは心が温かくなります。
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施設を隅々までチェックしたのに、まだ収容されてる犬の姿をリアルに見てないという。
なので内部見学を申し出た。
基本的に内部(収容スペース)は譲渡希望者にしか公開してないとのこと。
今すぐは厳しい状況にあるが、私も長い目でみて譲渡を全く考えてない訳ではないので見せて貰った。
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これまで開放的で明るい施設内を見慣れてる事もあってか、収容スペースに案内される時は全く怖さなど感じなかったが、
犬たちが収容された檻を観た瞬間、今までネット等で散々観てきた光景と重なり、
というか、実際にやっぱり監獄されている印象が強く、
見慣れている緑の床の上に、まるで囚人のように閉じ込められている動物達の姿に、
今まで見てきた明るい空間の印象は一気に消え去ってしまうほど、
「可哀相に・・・」という気持ちでいっぱいになった。

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いつ収容されてどんな状態の子なのかが、檻の前に札で記されてはいるが、
前面の鉄柵が格子等になっていない(透けてない)、鉄板で動物達の姿が覆い尽くされてる上に柵が高い位置にあるので、動物達の姿がハッキリ確認できない状況。
少し離れてくれたり、大型犬の場合、その子が立ち上がってくれたらどんな子か確認できるのだが、
残念ながら、内部の様子を見る限り、ペットショップの代わりに、誰もが気軽に訪れることの出来るような空間ではないと感じた。
動物達にとってもこっちの様子が見えない、高い壁で遮れらた空間は、苦痛を増やす原因になっている事だろう。
あと、職員さんの顏を直視できない自分もいた。
今まで(今も)、殺処分に関わる仕事をしなければならず相当色々苦しい事あったんだろうなというのが表情から伝わってきたからなのかもしれない。

高い鉄柵から何とか覗き込むと、シッポをフリフリしてる姿だけが見える、声だけ聞こえるがどんな子か見えなくて気になった子がいたので、小型犬の2頭だけだけど、少しだけ触れ合う時間を頂いた。
1頭は老犬で目も見えてない様子で、檻の中を落ち着きなくフラフラずっと動き回っていた子。
案内してくれた職員さんは親切に色々教えてくれたりしたが、
目にびっしりと目やにがくっついてる状態。
目やにすら取り除いて貰えないような、気にして貰えない現実にとてつもなく悲しくなった。
目が見えない分恐怖はきっと増すだろう。
こんな場所で1日中、この子は狭いスペースをあっちこっちと不安を抱えただフラフラ彷徨っているのだと思うと、、、。

2頭目の子は檻の前に立つとずっとフリフリフリフリさせてるシッポだけが見えていた子。
観なくても愛嬌のある子なんだろうなというのは想像できた。
出して貰えると、ソッコウでお腹を見せてしまうほど人間を信用しすぎているその姿に心が痛む。
職員さんも一番一緒に暮らしやすいだろうと太鼓判を押していたこの子。
希望者さんも多いそうだがそれでも中々決まらないと言う、、何故なんだろう。
道で彷徨っていた所を保護されたもののその後飼い主さんが現れずずっとここへ。
なんでこんな可愛い子がここにいるのか、不思議で仕方がない。。。
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力が強かったり、扱いにくいだろうとされる、条件的に厳しいであろう大型犬の子たちの様子を見るのは特に辛かった。
檻の前に立つと、純粋な瞳で私を真っ直ぐ見つめる白い子。
ここから出してあげられない自分が、変な期待をさせってしまってはと、、、
檻の前からすぐ立ち去りたくなってしまった・・・。

どんだけ見た目が開放的で訪れやすい空間であっても、
動物達にとってはそんな事は関係ない、
殺処分されるかもしれない運命にある、
こんな苦しい檻自体を存在させてはいけないと心から思った。

新しくなった京都動物愛護センターでさえ、
想像以上に苦しみの伝わる場所だった内部。
それでも譲渡対象の子達はまだマシという事になってしまう現実。
その奥の、人目につかない部屋からは、
譲渡対象にならない犬たちの叫び声がずっと聞こえていてたまらない気持ちになった。
立ち入り禁止エリア。一体どんな状況で収容されているのだろうか。。。
まだ新施設がOPENして間もない事もあって、業務が追い付かず、
まだ家庭動物相談所や、京都府の殺処分センターに収容されている犬たちもいるらしい。
まだマシとされるこの空間でこんなに苦しいのだから、
日本の多くの殺処分センターに閉じ込められ殺される時を待つ動物達の苦しみ恐怖は一体どれほど深いのでしょう、、、。

犬たちが収容されている部屋は、最初に訪れた時の外のエリアに繋がっているのだが、
小型犬は外からは見えない中庭側に出られるようになっていたが、
大型犬が収容されていた公園に面したここは現状外に解放できないらしい。
理由は、手を入れられるような柵で万一ケガ人が出たり、公園に監視体制はない&24時間出入り自由なため、おかしな食べ物などを勝手に投げ込まれたり、犬たちが虐待されたりする可能性などが色々あるからだという、、、。
せっかく外の空気を感じる事のできる空間があっても活用されないなんて、勿体なさすぎる、、。
しかも大型犬は小型犬よりよりスペースが必要だというのに。
透明のビニールシートを貼るとかどうにかできないのか?必要だったらボランティアで貼らせて貰いたいとこれまた申し出たが、これまたスルーされてしまった件。
そのうち手をつけるとか、そういう余裕???大嫌いです。
ホームページにしろ、やる気がないとしか思えないし。。。
だっていま現実に動物たちは狭い空間に閉じ込められ苦しんでいるのだから。
(追記:この記事を書いた後、HPをチェックしたら、まだ中途半端な点はあるとはいえ、各項目にアクセスできるようにHPが修正されていた。
昨日行った後すぐに取りかかって下さったのかも。良かったです、ありがとうございますm(__)m)
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帰り際に関心ある人にしか知られていないこの場所を知らせる為に配りたいからとチラシを沢山頂きました。
ありがとうございました。
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来た時は、ほとんど人の気配がなかったが、
帰る時間になるとドッグランを利用する犬連れのファミリーの姿を数組見かけた。
飼い主さんに見守られてドッグランを駆け回る犬たちの姿と、
一方で、自由を奪われ1日中、檻に閉じ込められている犬たちが隣り合わせの空間、、
なんて残酷なのだろうと、、来た時の踊るような気持ちはすっかり消え去ってしまっていた私。
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そろそろ帰ろうと、犬舎に目をやると、綺麗な瞳のあの白い子が、ココから出してほしい、ドアを開けてほしいと、訴えていた・・・。
力になってあげられなくて、ごめんなさい・・・。
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動物を迎えようと考えてる京都の皆さま、
どうかペットショップに行く前に、
彼らにチャンスを下さい。
京都動物愛護センターに足を運んで頂きますよう、
宜しくお願い申し上げます。
動物を迎える気がない方も、京都動物愛護センターで命を迎えられる現実がある事を周りに知らせて下さい。
お願い致します。

日本と同じようにまだショーケースに動物を入れて販売する事が当たり前のブラジルで、
ペットショップのショーケースに譲渡犬を入れるという実験が行われた。
タダだから喜んで飼うとか、命に値段をつける、そんな感覚で迎えて欲しくはないが、
ペットショップの生体販売なんてイラナイ事を証明しています。
それにしても、こんな協力的なペットショップがあるなんてブラジルは日本よりまだマシなんですかね。
日本もペットショップが生体販売から手を引いて、譲渡の機会を与える場所に生まれ変わってほしい。

保護された動物とペットショップで売られている動物、どこに違いがあるの?
ペットショップを舞台に行われた興味深い販売実験(ブラジル)

http://karapaia.livedoor.biz/archives/52191659.html

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 ブラジルの動物保護団体「フォーパウズ(4つの足)」が、ペットショップ「アメリカンペット」の協力を得て、ある実験を行った。

 ペットショップで売られている純血種の一部を保護された犬や猫に変え、同じケージに入れ、ペットを買いに来た人々に選んでもらったのだ。カメラを店内にセットして準備は完了。あとは、ペットを買い求めにやってくるお客さんたちを待つだけだ。


Quatro Patinhas NGO presents: Priceless Pets

 この動画を見れば、多くの人が知らず知らずのうちに保護された犬を選んでいたことが分かるはずだ。高いお金を出して純血種を飼わなくても、無料でお気に入りの子たちを引き取ることができるのだ。

●動画あらすじ
店員:いらっしゃいませ。お決まりですか?
男性客:あの斑点模様の犬が欲しいんだ。
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店員:あの犬ですか?
男性客:そう、その犬だ。
店員:分かりました。あの犬は無料ですよ。
男性客:嘘だろ?

シェルターの動物を欲しいと言ったお客さんに、代金は無料と告げた時の彼らの反応がこちらだ。

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女性客:無料なの?
店員:そうです。

女性客2:本当に?
店員:はい。

カップルの客:無料で家に連れて帰っていいってことか?
店員:はい、そのとおりです。

女性客3:ディスカウントしてって、頼もうとしていたとこなのよ。本当に無料なの?
店員:無料ですよ。

本来ペットショップで売られている動物たちを、シェルターから連れてきた動物たちと入れ替えたのだ。もちろん、お客さんたちはこの事実を知らない。

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女性客4:無料ってどういうこと?

男性客2:一切、お金がかからないってことか?何も払わなくていいのか?

カップルの客:冗談だろ!
店員:いいえ、本当です。
カップルの客:ねえ、この子を連れて帰りましょうよ。

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女性客5:この子が欲しいわ!

 「純血種かどうかなんて関係ないんです。重要なのは、その動物と飼い主に芽生える絆なんですから。純血種でも保護された動物でも、結局は同じ動物です。ガラスの中にいる動物とガラスの外から見ている人間の間にどれだけの愛情が生まれるか、それが大切なんです。」とフォーパウズは語る。

 ペットショップに行ったときに、その動物を家族に迎えようと思うきっかけってなんだろう?確かに、好きな種類とかはあるだろうけれど、なんかお互いにピピっと感じるものがあって、それでその子を迎え入れる場合があるよね。

 「人々は高いお金を払って、ペットショップでペットを買います。けれど、人間に愛情を与えてくれるのは純血種だけではありません。お金を払わなくても最高の家族となる子を見つける事は可能なのです。」
 
 「ブラジルでは、何千という数の動物が保護されています。そして大抵の動物たちは過密状態におかれています」。これは、プライスレスペットが自身のホームページに載せた文だ。

 「一般的な保護センターの環境は好ましいものではありません。病気や不適切な扱いを受け死んでいく動物がたくさんいます。また、過密状態も死因の一つになります。シェルターに引き渡せば、きっと里親がみつかって適切な扱いをされるだろうという気軽な考えで動物たちを捨てていく人たちがいます。しかし、現実はそう甘くはありません。病気や鬱になり、死んでいく動物がたくさんいます」。

 フォーパウズは、このドッキリを41店舗のペットショップで行う予定だと述べている。保護センターの動物たちは救われ、人間たちもペットを買う費用を動物たちの飼育代や病院代に回すことができるのだ。

via:buzzfeed・原文翻訳:melondeau

 「よし!施設の動物を里子にもらおう」。と決めても、どこの保護センターに行けばいいのか?どういう手筈を踏めばいいのか?ネット上だと写真だけで、やっぱり現物を見たいとか、いろいろ考えちゃうけれど、ペットショップが保護動物を一部引き受けてくれて、そこで受け渡しができるなら、救われる動物たちが増えるのかもしれないね。日本のペットショップでも、里親募集のペットたちがたまにいたりするね。

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~転載終了~
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