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苦しみ続ける動物達の為に◆さっち~のブログ◆

動物達の真実から目を背けさせようと圧力をかけられアメブロを強制退会させられFC2に引っ越してきました。そうやって動物達の苦しみはなかった事にされ続けてきたのです。消しても隠せない位に動物達の叫びを共に伝えてほしい。広めてほしい。

「幸福の国」ブータン、農産物の100%オーガニック化めざす「国の偉大さ、道徳的発展は、その国における動物の扱い方で判る。マハトマ・ガンジー」 

素晴らしい・・・
ブータンの国民総幸福度(GHP)は世界一という。
日本はやはり最低ランクでしょうか。

「幸福の国」ブータン、農産物の100%オーガニック化めざす
http://dev-media.blogspot.jp/2012/10/100.html
投稿時刻 10th October 2012、投稿者 開発メディアganas さん ラベル: 途上国事情

「幸福の国」として名をとどろかすブータンが、世界初となる国内農産物と食品の100%オーガニック(有機農業)化を目指す。「環境保護」と「精神の健全性」を重視したもので、化学肥料の使用量を向こう10年で段階的に減らしていく。コムギやジャガイモなども完全なオーガニックにする。10月8日付AFP通信などが報じた。

ブータンのペマ・ギャムツォ農相は、人間が地球に過度な負担を与えている状況を踏まえて「集約型の農業だと大量の化学肥料がどうしても必要となる。これではブータン人が信仰する仏教が説く自然との共生は不可能。ブータンはグリーン経済を目指していく」と発言。山岳地の多いブータンでは国土の3%が農地として使われているが、すでに多くの農家が堆肥や腐葉土を使ったオーガニック農業を実践していると述べた。

国連食糧農業機関(FAO)によれば、小さい国のほうがオーガニック農業を導入しやすく、またオーガニック農産物について高めの値段設定ができるという。また、量で農業大国に太刀打ちできない小国にとって、オーガニック農産品の海外への輸出も魅力的だ。スイス有機農業研究所などは、世界のオーガニック農産品の市場規模を推定4兆5500億円と試算している。

ブータンはマツタケを日本に輸出していることで知られるが、このほか、有機野菜をタイに、赤米を米国に、リンゴをインドに仕向けている。またニュージーランドの北東に位置する、人口2000人超の小さな国ニウエも、ブータンと同様、オーガニック農業に力を入れている。(今井ゆき)

ブータン:農業の完全オーガニック化への道のり
http://jp.globalvoicesonline.org/2013/05/24/21716/

国内総生産ではなく国民総幸福量[ja]という指標で有名なヒマラヤの王国ブータンは、世界初の完全オーガニック(有機農業)の国になるという目標を定めている。

オーストラリア人で、メディアと国際開発の専門家であるジェシカ・カーターは、自身のブログRed Shoes and Cobblestonesに、この話題を掲載している。

The small kingdom of 1.2 million people made an announcement that they would become the first wholly organic country in the world by banning the sale of chemical pesticides and fertilisers.

It’s not the first time that Bhutan’s approach has raised eyebrows, and that’s probably because it’s not the first time they’ve chosen a solution that bucks the trends being followed by the rest of the world.

人口120万(訳注:正しくは約70万)の小さな王国であるブータンは、化学農薬と化学肥料の販売を禁じることで、世界初の完全有機農業国を目指すと発表した。

ブータンのやり方に驚かされるのは、これが初めてではない。これまでにもブータンは世界の潮流の逆を行くような解決策を選んだことがあるからだ。

この決定を説明するにあたり、自身が農業者でもあるブータン農林相が述べた言葉はとてもシンプルだ。

“We like to see plants happy and insects happy”
「私たちは植物が幸せであるのを、昆虫が幸せであるのを見たいんだ」

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ブータンにおいて、農業は国内総生産の35.9パーセントを占めている。写真:Michael Foley(Flickrより転載)CC BY-NC-ND

インド人の活動家であるAarthi Parthasarathy (@aarthipartha) は、こうツイートした。

@aarthipartha (Aarthi Parthasarathy): What is procedure to move to Bhutan? | Bhutan set to plough lone furrow as world's first wholly organic country http://gu.com/p/3dkfv/tw

@aarthipartha (Aarthi Parthasarathy) : ブータンに引っ越すにはどういう手続きをすればいい?:「ブータンは世界初の完全有機農業国として、我が道を行こうとしている」http://gu.com/p/3dkfv/tw

ブータンのオンラインニュースサイトBBSの報道によると、仏教王国ブータンは独自のオーガニック認証制度(BOCS)を導入しようとしている。その目的は「野菜が100%オーガニックであることを保証する」ためだという。BBSは、この制度がどのように運用されるかについて、ブータン農業食糧管理局(BAFRA)の顧問にインタビューした。

“We have developed a simple farmer’s diary which can be written in using Dzongkha …The farmers can note down their farm activities, where their seeds/manure are from, the type of bio-pesticides used. Every aspect of farming is documented…and verified by trained BAFRA inspectors by visiting the farms”, says a consultant with BAFRA, Dr.A Thimmaiah.”

「私たちはシンプルな農業日誌を開発し、農業者がゾンカ語を使って記録できるようにしました。(…)農業者は、自らの農作業を始め、使っている種や有機肥料がどこから来たか、使用した生物農薬の種類は何かについても記録できます。あらゆる観点からの農作業が文書化されるのです。(…)そして訓練を受けたBAFRAの調査官が各農場を訪れ、認証を行います」BAFRAの顧問であるA Thimmaiah博士はこのように語った。

BHT (@BHTFLASHNEWS) もまた、この決定をツイッターで報じた。

@BHTFLASHNEWS (BHT Flashnews): News: A Bhutan Organic Certification System (BOCS) is being put in place to ensure that vegetables are 100 percent organic.

@BHTFLASHNEWS (BHT Flashnews) : ニュース:ブータンオーガニック認証制度(BOCS)が導入されようとしている。これは野菜が100%オーガニックであることを保証するためのものだ。

だが、シンガポールにあるナンヤン(南洋)理工大学のジャーナリズムブログGo Far Bhutanは、この目標には大きな課題があることを再認識させてくれる。

Many Bhutanese farmers live in remote villages, while others find that their crops do not thrive without pesticides and fertilizers. The country only produces 60 per cent of the crops it needs, never mind whether they are organic or not.

ブータンの農民の多くが住む村は辺境にあり、そこは作物が農薬や肥料なしでよく育つような場所ではない。それがオーガニックか否かを気にする前に、ブータンは現在、国内で必要な量のわずか60パーセントの農産物しか生産できていないのだ。

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ブータンの野草の一種。豚のエサになる。写真:Hockadilly(Flickrから転載) CC BY-NC

また、このことにも注目すべきだ。ニュースサイトThe Bhutaneseによれば、ブータンのペマ・ギャムツォ農林相は、そもそもそのような発表を公式には行っていないと述べたという。それに先立ち、野党のリーダーであるツェリン・トブゲ氏が、以下のような懸念を表明していた。

“It worries me because it’s a national pledge which can have huge impact on our farmers who are dependent on income from agricultural activities”

「私は心配だ。国がこのような約束をすると、農業収入に頼って生活しているブータンの農家に大きな影響を与えかねない」

彼はさらに「化学物質を段階的に減らすのは良い考えだが、先に述べたように、現地の実情を考えればその実現は難しい仕事だ」とし、こう続けた。

“Some farmers can hardly produce sufficient food for personal consumption, let alone cash crops”

「農家によっては、自家消費用の食料も十分に生産できていない。換金作物はなおさらだ」

これも覚えておくといいだろう。完全オーガニック化への取り組みは、すでに世界の他の地域でも始まっている。実際、TreeHuggerの報告によると、インドのシッキム州は2015年までの完全オーガニック化を目指しており、すでにその道のりの3分の1のところまで来ている。

コルカタのThe Telegraphによると、シッキム州農業大臣は、そのプロジェクトの進捗を次のように説明している

The organic certification is a three-year process. Three agencies accredited to the APEDA issued C-1 certificates to 12,456 registered farmers who own 18,453 hectares in four districts of the state. The land gets the C-1 tag in the first year, followed by a C-2 in the second, and C-3 in the following years. The C-3 tag denotes than any crop produced on a particular plot is organic.

オーガニック認証は3年がかりのプロセスだ。APEDA公認の3つのエージェンシーが、12,456人の登録農業者に対して「C-1」認証を発行した。彼らが所有する土地は州内4地区の18,453ヘクタールに及ぶ。「C-1」認証は1年目の土地に与えられるものであり、2年目は「C-2」、3年目が「C-3」である。「C-3」認証は、その区画で作られたすべての作物がオーガニックであることを意味する。

何はともあれ、ブータンが完全にオーガニック化するというアイデア自体は、世界中のネチズンから熱狂的に受け入れられた。

学校経営者であるJudith Renaud (@JudithRenaud) は、こうツイートしている。

@JudithRenaud (Judith Renaud): Bhutan will show the world that we can defend our land, our food and ourselves against those who wish to poison us. http://bit.ly/YroO4m

@JudithRenaud (Judith Renaud): 私たちは自らの土地を、食べ物を、そして自分自身を、それを毒したがっている人たちから守ることができる。ブータンがそれを世界に示すだろう。http://bit.ly/YroO4m

Citizens Action Networkのメンバーたちも、その興奮をFacebookで表明している

ブータンの人々の反応については、Go Far Bhutanがこのビデオでレポートしている。


校正:Sadako Jin
Creative Commons License 原文 Joey Ayoub · 翻訳 Takuya Oshige
翻訳掲載 2013/05/24 6:46 GMT

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「国の偉大さ、道徳的発展は、その国における動物の扱い方で判る。マハトマ・ガンジー」

植物と昆虫の幸せまで考えるブータンの動物の扱いは?
犬猫の殺処分ほぼゼロを実現した「熊本市動物愛護センター」を追い続け作品にもなっている有名な片野ゆかさんが、ブータンを訪れた時の記事をUPされてますが、これがまた素晴らしい↓
「ブータン・犬シェルター訪問記」 http://aisa.ne.jp/yuka/archives/163

蚊も殺さない事が常識になっているという殺生厳禁のブータン。
じゃあ?
以下の記事に一番気になる事が書いてあった。
http://akameokome.blogspot.jp/2012/09/04.html

「ところで、ブータン人の多くは肉食です。肉食?殺生はしないのでは?と思いますよね。
自分では殺生はきらう。というのがブータンの人なのでした。ネパールやインドの人に殺してもらった肉を食べています。食べまくっています。。。
建物などの肉体労働もきらうブータンの人、こちらもネパールやインドの出稼ぎの人にまかせっきり。。。
ですが、ここだけを見てブータン人おかしい!っていうのは待ってください。自分のことを振り返ってみましょう。自分で殺生をして肉を食べている日本人は何人いるでしょうか?」

あらまぁ。。この点は激しく残念。
他にも肉食の割合が高いとの情報があった。ブータン人はお肉が大好きらしい。
お坊さんまでが食べすぎて、お坊さん肉食禁止令なるものまで出されたとか。
http://lotusandherbs.doorblog.jp/archives/28783540.html

自分の手さえ汚さなければいい。自分達の国だけが快適であればいいという考えなのだとしたら、曇って見えるな。
「私たちは植物が幸せであるのを、昆虫が幸せであるのを見たいんだ」???

ただブータンに住む動物達にとっては、幸福の国に近いと言っていいかもしれません。


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