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増え続ける死亡者 中国で拡大する鳥インフルエンザ「深刻な脅威」と科学者が警鐘
『鳥インフル死者31人に=中国』
http://www.jiji.com/jc/c?g=int&k=2013050600375
【上海時事】中国国家衛生計画出産委員会は6日、H7N9型鳥インフルエンザへの感染による死者が4人増え、合計31人になったと発表した。(2013/05/06-20:42)
『上海で殺処分に漏れ 急きょ追加措置』
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130506/chn13050617150004-n1.htm
2013.5.6 17:15
6日付の上海紙、東方早報などによると、鳥インフルエンザウイルス(H7N9型)の感染拡大を防ぐために中国上海市が実施した食用の鳥の殺処分が一部で行われていなかったことが分かり、当局は急きょ、追加の殺処分を実施した。
上海市は4月上旬、市場で売られていた食用の生きた鳥を全て殺処分とした。ところが郊外の金山区の市場では、9人の販売業者が殺処分に伴う補助金が少ないとし、鳥を持ち帰って自宅で飼育していた。鳥が次々に死に始めたため、発覚した。
区当局は5月4日夜、業者らから計約720羽の生きた鳥を回収。区当局は、鳥が死んだのは「飼育環境が悪かったせいだ」と分析している。(共同)
『鳥インフル対策 きょうから強化』
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130506/k10014377401000.html
(5月6日 7時5分 NHK NEWS WEB)
中国で感染者が相次いでいるH7N9型の鳥インフルエンザについて、厚生労働省は、6日から検疫法と感染症法の対象にし、空港などで入国者に協力を求めて任意で行ってきた診察や検査を、法律に基づいて行うなど、対策を強化しました。
H7N9型の鳥インフルエンザは、5日までに中国と台湾で合わせて130人の感染が確認され、このうち27人が死亡しており、国立感染症研究所は「ウイルスはヒトへの適応性を高めていて、世界的な大流行を起こす可能性は否定できない」と分析しています。
厚生労働省は、法律に基づいて検疫や医療の態勢を整える必要があるとして、H7N9型の鳥インフルエンザを検疫法の「検疫感染症」と感染症法の「指定感染症」に、6日、新たに対象にしました。
これによって、空港などの検疫所で入国者に協力を求めて任意で行ってきた診察や検査が、6日から検疫法に基づいて行うことができるようになります。
また、国内で感染者が確認された場合、都道府県知事は患者に対して、感染症の対策が整った医療機関への入院を勧告し、拒否すれば強制的に入院させたりすることができるようになります。
厚生労働省は、こうした対策の強化で国内へのウイルスの侵入や感染拡大を防ぎたいとしています。
『中国で拡大する鳥インフルエンザ、「深刻な脅威」と科学者が警鐘』
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTYE94102I20130502/
2013年 05月 2日 12:37
[ロンドン 1日 ロイター] 中国で拡大しているH7N9型鳥インフルエンザについて、科学者からは、世界の健康に対する脅威で深刻に受け止めるべきとの声が上がっている。
世界保健機関(WHO)によると、この鳥インフルエンザにより、これまでに24人が死亡、125人以上が感染している。WHOは、この型を「最も致死性の高いウイルスの1つ」と位置づけている。
致死率の高さや、短期間に比較的多数に感染が広まっていること、ウイルスが人から人への感染能力を獲得する可能性があることから、H7N9型はパンデミック(世界的大流行)となるリスクがあるという。
英国立医学研究所(NIMR)WHOインフルエンザ協力センターのディレクター、ジョン・マコーリー氏は「WHOはこれを深刻な脅威と受け止めている」と述べた。
ウイルス学の専門家は、ロンドンで記者団に、初期研究ではウイルスにいくつかの懸念要素があることが分かっていると指摘。人から人への感染がおきやすいタイプへの2件の遺伝子変異もみられるという。
現在H7N9型鳥インフルエンザへの感染が確認されている約125人のうち、20%が死亡、約20%が快復、残りが治療中となっている。感染すると、重篤な肺炎、敗血症、臓器不全を引き起こす可能性が指摘されている。
『中国の農村部には新型鳥インフル感染者が数千人規模で潜伏している?』
http://yukan-news.ameba.jp/20130423-66/
4月23日09時00分 提供:週プレNEWS
4月22日、中国・山東省政府は同省の36歳男性に鳥インフルエンザ(H7N9型)感染の疑いがあると発表した。これが確認されれば中国での死亡者数は21人、死者も含めた感染者数は105人に達することになる。
中国政府には早急な対応が求められているが、中国の医療・畜産事情に詳しい上海在住のジャーナリスト、程健軍氏は、さらなる感染拡大の可能性を憂慮しているという。その背景には、中国政府の情報公開の遅さがある。
「上海市では李さんが2月19日に発病し、3月4日に死亡。呉さんは2月27日に発病し、3月10日に死亡しています。ところが、政府が鳥インフルエンザ感染という事実を公開したのは、死亡から20日以上もたった3月31日です。国内世論の高まりや海外メディアの報道を受け、仕方なく公表したというところでしょう」
中国の一般市民の間でも、政府への疑念が広がっている。
「3月中旬、上海の水源である黄浦江(こうほこう)の上流で、変死した1万頭以上の豚が浮いているのが発見されました。当局は『死因は人に絶対に感染しない豚サーコウイルス病』と発表したものの、かえって疑惑は増すばかり。かつて人への感染が確認された鳥インフルエンザウイルス『H5N1』も、豚への感染を経由して変異したわけですからね。中国ではニワトリと豚が同じ場所で飼育されているケースが多いこともあり、ネット上では『SARSのときと同じだ。政府はいつも国民の命より安定を望む。真実は公表されていない』という声が大多数です」
すでに、ウイルスが人から人へ感染する変異を起こしている可能性もあるというのだ。しかも今の中国では、鳥インフルエンザに感染した可能性がある人を検査する仕組みすら整っていない。
「医療体制の不備も、人々の混乱に拍車をかけています。現実的に見て、現段階で感染の危険性が一番高いのは養鶏や畜産に従事する一般農民ですが、彼らは経済的にまともな治療を受けることが難しいからです」
では、政府が治療や検査に助成金を出せばいいのでは?
「H7N9患者の治療費助成は、各地方政府によって対応がバラバラです。例えば南京市では、ある感染者が集中治療室での入院治療のために中国一般労働者の数年分の収入に相当する10万元(約160万円)も使っているといいます。また、上海市の都市部では全額無料で治療することになっていますが、これも感染が最も心配される農村籍の人々には適用されません。こんな状況ですから、貧しい農民は治療など受けられるわけがない。農村部には、病院に行っていない感染者が数千人規模で潜伏しているともいわれます。富裕層には不安が、貧困層には絶望感が広がっています」
ずさんな状況のなか、今後も感染者が増え続ければ海外への感染拡大も大いにあり得る。そうなれば、隣国である日本も無関係ではいられない。ウイルスの変異が起こっていないことを祈るしかなさそうだ……。
【その他関連記事】
鳥インフル 中国共産党にもう一つの脅威 (2013年4月13日付 英エコノミスト誌)
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFK2400P_U3A420C1000000/
中国チームの豚・鳥インフル混合ウイルス作成に波紋(5月6日 AFP)
http://www.afpbb.com/article/life-culture/health/2942592/10701320
鳥インフルと豚と人間と
http://amour918.blog.fc2.com/blog-entry-1121.html
http://www.jiji.com/jc/c?g=int&k=2013050600375
【上海時事】中国国家衛生計画出産委員会は6日、H7N9型鳥インフルエンザへの感染による死者が4人増え、合計31人になったと発表した。(2013/05/06-20:42)
『上海で殺処分に漏れ 急きょ追加措置』
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130506/chn13050617150004-n1.htm
2013.5.6 17:15
6日付の上海紙、東方早報などによると、鳥インフルエンザウイルス(H7N9型)の感染拡大を防ぐために中国上海市が実施した食用の鳥の殺処分が一部で行われていなかったことが分かり、当局は急きょ、追加の殺処分を実施した。
上海市は4月上旬、市場で売られていた食用の生きた鳥を全て殺処分とした。ところが郊外の金山区の市場では、9人の販売業者が殺処分に伴う補助金が少ないとし、鳥を持ち帰って自宅で飼育していた。鳥が次々に死に始めたため、発覚した。
区当局は5月4日夜、業者らから計約720羽の生きた鳥を回収。区当局は、鳥が死んだのは「飼育環境が悪かったせいだ」と分析している。(共同)
『鳥インフル対策 きょうから強化』
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130506/k10014377401000.html
(5月6日 7時5分 NHK NEWS WEB)
中国で感染者が相次いでいるH7N9型の鳥インフルエンザについて、厚生労働省は、6日から検疫法と感染症法の対象にし、空港などで入国者に協力を求めて任意で行ってきた診察や検査を、法律に基づいて行うなど、対策を強化しました。
H7N9型の鳥インフルエンザは、5日までに中国と台湾で合わせて130人の感染が確認され、このうち27人が死亡しており、国立感染症研究所は「ウイルスはヒトへの適応性を高めていて、世界的な大流行を起こす可能性は否定できない」と分析しています。
厚生労働省は、法律に基づいて検疫や医療の態勢を整える必要があるとして、H7N9型の鳥インフルエンザを検疫法の「検疫感染症」と感染症法の「指定感染症」に、6日、新たに対象にしました。
これによって、空港などの検疫所で入国者に協力を求めて任意で行ってきた診察や検査が、6日から検疫法に基づいて行うことができるようになります。
また、国内で感染者が確認された場合、都道府県知事は患者に対して、感染症の対策が整った医療機関への入院を勧告し、拒否すれば強制的に入院させたりすることができるようになります。
厚生労働省は、こうした対策の強化で国内へのウイルスの侵入や感染拡大を防ぎたいとしています。
『中国で拡大する鳥インフルエンザ、「深刻な脅威」と科学者が警鐘』
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTYE94102I20130502/
2013年 05月 2日 12:37
[ロンドン 1日 ロイター] 中国で拡大しているH7N9型鳥インフルエンザについて、科学者からは、世界の健康に対する脅威で深刻に受け止めるべきとの声が上がっている。
世界保健機関(WHO)によると、この鳥インフルエンザにより、これまでに24人が死亡、125人以上が感染している。WHOは、この型を「最も致死性の高いウイルスの1つ」と位置づけている。
致死率の高さや、短期間に比較的多数に感染が広まっていること、ウイルスが人から人への感染能力を獲得する可能性があることから、H7N9型はパンデミック(世界的大流行)となるリスクがあるという。
英国立医学研究所(NIMR)WHOインフルエンザ協力センターのディレクター、ジョン・マコーリー氏は「WHOはこれを深刻な脅威と受け止めている」と述べた。
ウイルス学の専門家は、ロンドンで記者団に、初期研究ではウイルスにいくつかの懸念要素があることが分かっていると指摘。人から人への感染がおきやすいタイプへの2件の遺伝子変異もみられるという。
現在H7N9型鳥インフルエンザへの感染が確認されている約125人のうち、20%が死亡、約20%が快復、残りが治療中となっている。感染すると、重篤な肺炎、敗血症、臓器不全を引き起こす可能性が指摘されている。
『中国の農村部には新型鳥インフル感染者が数千人規模で潜伏している?』
http://yukan-news.ameba.jp/20130423-66/
4月23日09時00分 提供:週プレNEWS
4月22日、中国・山東省政府は同省の36歳男性に鳥インフルエンザ(H7N9型)感染の疑いがあると発表した。これが確認されれば中国での死亡者数は21人、死者も含めた感染者数は105人に達することになる。
中国政府には早急な対応が求められているが、中国の医療・畜産事情に詳しい上海在住のジャーナリスト、程健軍氏は、さらなる感染拡大の可能性を憂慮しているという。その背景には、中国政府の情報公開の遅さがある。
「上海市では李さんが2月19日に発病し、3月4日に死亡。呉さんは2月27日に発病し、3月10日に死亡しています。ところが、政府が鳥インフルエンザ感染という事実を公開したのは、死亡から20日以上もたった3月31日です。国内世論の高まりや海外メディアの報道を受け、仕方なく公表したというところでしょう」
中国の一般市民の間でも、政府への疑念が広がっている。
「3月中旬、上海の水源である黄浦江(こうほこう)の上流で、変死した1万頭以上の豚が浮いているのが発見されました。当局は『死因は人に絶対に感染しない豚サーコウイルス病』と発表したものの、かえって疑惑は増すばかり。かつて人への感染が確認された鳥インフルエンザウイルス『H5N1』も、豚への感染を経由して変異したわけですからね。中国ではニワトリと豚が同じ場所で飼育されているケースが多いこともあり、ネット上では『SARSのときと同じだ。政府はいつも国民の命より安定を望む。真実は公表されていない』という声が大多数です」
すでに、ウイルスが人から人へ感染する変異を起こしている可能性もあるというのだ。しかも今の中国では、鳥インフルエンザに感染した可能性がある人を検査する仕組みすら整っていない。
「医療体制の不備も、人々の混乱に拍車をかけています。現実的に見て、現段階で感染の危険性が一番高いのは養鶏や畜産に従事する一般農民ですが、彼らは経済的にまともな治療を受けることが難しいからです」
では、政府が治療や検査に助成金を出せばいいのでは?
「H7N9患者の治療費助成は、各地方政府によって対応がバラバラです。例えば南京市では、ある感染者が集中治療室での入院治療のために中国一般労働者の数年分の収入に相当する10万元(約160万円)も使っているといいます。また、上海市の都市部では全額無料で治療することになっていますが、これも感染が最も心配される農村籍の人々には適用されません。こんな状況ですから、貧しい農民は治療など受けられるわけがない。農村部には、病院に行っていない感染者が数千人規模で潜伏しているともいわれます。富裕層には不安が、貧困層には絶望感が広がっています」
ずさんな状況のなか、今後も感染者が増え続ければ海外への感染拡大も大いにあり得る。そうなれば、隣国である日本も無関係ではいられない。ウイルスの変異が起こっていないことを祈るしかなさそうだ……。
【その他関連記事】
鳥インフル 中国共産党にもう一つの脅威 (2013年4月13日付 英エコノミスト誌)
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFK2400P_U3A420C1000000/
中国チームの豚・鳥インフル混合ウイルス作成に波紋(5月6日 AFP)
http://www.afpbb.com/article/life-culture/health/2942592/10701320
鳥インフルと豚と人間と
http://amour918.blog.fc2.com/blog-entry-1121.html

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