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- CATEGORY家族と私
君と一緒に生きたいから 待ってるよ
2013.4.13
昼過ぎに病院へ到着。
今日は腹立つほどいい天気。
土日は診察なども少ない為か、病院内も何だか休日モードに見える。
オカンはぐっすり寝ていた。
目が覚めたので話かけてみる。
「今日の朝凄い地震やったなぁ。知ってる?」
「・・・・・」
今日も意識レベルは昨日と変わらない。
そして目覚めたら毎度のように咳こむ。
こっちを見つめながら辛そうに。表情仕草で伝わる。
右肋骨が痛くてたまらないよう、、
病院に運ばれる前から痛いと訴えていた。
せめてその痛みだけでもどうにかならないものか、、
そして何事もなかったかのようにまた眠りにつくオカン。
私はただそこに居るだけで何もしてあげられない、、
それでも傍にいてあげたいと思う。それが自己満足なのかもしれなくても、、
今までオカンが入院の時はチコちゃんがいてくれたから、私は安心して仕事に行く事ができた。
そのチコちゃんももう居ない。
オカンも仕事人だったし、お互い忙しくて中々時間を共有する事なんてなかったから。
今度は私の番だ。
オカンの様子を窺いながら、読書タイム。
1冊ゆっくりと本を読む時間を持てるとかそうない事。
「おいで 一緒に行こう」森 絵都http://hon.bunshun.jp/sp/petrescue」

目の前の光景より 、心が揺さぶられてしまう本の中。泣くな自分。
行かないで。連れて行って。どこまでも追いかけるカイくん。
ごめんね、、ごめんね、、、気持ちを押し殺しスピードを上げてというおばあちゃん。
どれだけ辛かったろう辛いだろう、、
捨てられてなかったんだと知る事ができて良かったね、本当に良かった。。

「君と一緒に生きよう」森 絵都
http://amour918.blog.fc2.com/blog-entry-753.html
この部分、まるで自分が書いたのかと錯覚に陥りそうになったほど。森さんに超同意。
「原発事故後の20キロ圏内で起こったことは、今も保健所で起こり続けていることとよく似ている。
最も酷い部分は周到に隠し、国民の目には触れさせない。こっそりと片付け、なかったことにする。
私の書くものになどなんの力もないことは、殺処分のレポートの際に身に沁みている。
それでも、頭のよくない私はバカの1つ憶えのように、今も同じことを思い続けている。
現状を変えていくには、まずはそこにある事実を公にすることだ、と。」

泣くな、自分。遅かった。泣いてしまった。
ここに飼い主の見本になるような人の姿が記されていた。
避難先から自宅まで、置いてきてしまった猫たちに、半年間、40キロの餌をかついで4時間の道を歩き続けた飼い主さん。
私は、あなたは、これが出来るだろうか?と問いかけなければならない。

夕方。オカン食事の時間。飲み込みやすいように昨夜より柔らかい食事になっていた。
ベジタリアンメニューや。
今はまだ自分で食べる事ができない。お茶も勝手に飲ませてはいけない。
看護師さんの手で半分位までスムーズに食べていた。
が、突然嘔吐しだすオカン、、
胃液まで、全部出た、、
朝と昼はちゃんと食べれたようだけど、今日は熱も出ていて調子が悪かったオカン。

どうして私はいまオカンのこんな姿を見ているんやろう。
ショックや。
オカンの性格を考えると、オカン自身がこんな事になっている自分に一番ショックを受けているはず。
出血したばかりでまだ脳環境が整っていない、意識が朦朧としているだけなのか、それとも感情の部分をやられてしまっているのか、、今はショックを感じてる事も伝わってこない。
感情の中の苦しいと感じる部分を感じなくなる事は本人にとって幸せなのだろうか。
そんな事を考える。
私だったら自分が自分でいられなくなる事を苦痛と感じるだろう。
お母さんどこ行ったの?
ダイヤちゃんが心配そうに待ってるよ。
オカンがお家に帰れる日が来ますように。

一緒に待ってるよ。
昼過ぎに病院へ到着。
今日は腹立つほどいい天気。
土日は診察なども少ない為か、病院内も何だか休日モードに見える。
オカンはぐっすり寝ていた。
目が覚めたので話かけてみる。
「今日の朝凄い地震やったなぁ。知ってる?」
「・・・・・」
今日も意識レベルは昨日と変わらない。
そして目覚めたら毎度のように咳こむ。
こっちを見つめながら辛そうに。表情仕草で伝わる。
右肋骨が痛くてたまらないよう、、
病院に運ばれる前から痛いと訴えていた。
せめてその痛みだけでもどうにかならないものか、、
そして何事もなかったかのようにまた眠りにつくオカン。
私はただそこに居るだけで何もしてあげられない、、
それでも傍にいてあげたいと思う。それが自己満足なのかもしれなくても、、
今までオカンが入院の時はチコちゃんがいてくれたから、私は安心して仕事に行く事ができた。
そのチコちゃんももう居ない。
オカンも仕事人だったし、お互い忙しくて中々時間を共有する事なんてなかったから。
今度は私の番だ。
オカンの様子を窺いながら、読書タイム。
1冊ゆっくりと本を読む時間を持てるとかそうない事。
「おいで 一緒に行こう」森 絵都http://hon.bunshun.jp/sp/petrescue」

目の前の光景より 、心が揺さぶられてしまう本の中。泣くな自分。
行かないで。連れて行って。どこまでも追いかけるカイくん。
ごめんね、、ごめんね、、、気持ちを押し殺しスピードを上げてというおばあちゃん。
どれだけ辛かったろう辛いだろう、、
捨てられてなかったんだと知る事ができて良かったね、本当に良かった。。

「君と一緒に生きよう」森 絵都
http://amour918.blog.fc2.com/blog-entry-753.html
この部分、まるで自分が書いたのかと錯覚に陥りそうになったほど。森さんに超同意。
「原発事故後の20キロ圏内で起こったことは、今も保健所で起こり続けていることとよく似ている。
最も酷い部分は周到に隠し、国民の目には触れさせない。こっそりと片付け、なかったことにする。
私の書くものになどなんの力もないことは、殺処分のレポートの際に身に沁みている。
それでも、頭のよくない私はバカの1つ憶えのように、今も同じことを思い続けている。
現状を変えていくには、まずはそこにある事実を公にすることだ、と。」

泣くな、自分。遅かった。泣いてしまった。
ここに飼い主の見本になるような人の姿が記されていた。
避難先から自宅まで、置いてきてしまった猫たちに、半年間、40キロの餌をかついで4時間の道を歩き続けた飼い主さん。
私は、あなたは、これが出来るだろうか?と問いかけなければならない。

夕方。オカン食事の時間。飲み込みやすいように昨夜より柔らかい食事になっていた。
ベジタリアンメニューや。
今はまだ自分で食べる事ができない。お茶も勝手に飲ませてはいけない。
看護師さんの手で半分位までスムーズに食べていた。
が、突然嘔吐しだすオカン、、
胃液まで、全部出た、、
朝と昼はちゃんと食べれたようだけど、今日は熱も出ていて調子が悪かったオカン。

どうして私はいまオカンのこんな姿を見ているんやろう。
ショックや。
オカンの性格を考えると、オカン自身がこんな事になっている自分に一番ショックを受けているはず。
出血したばかりでまだ脳環境が整っていない、意識が朦朧としているだけなのか、それとも感情の部分をやられてしまっているのか、、今はショックを感じてる事も伝わってこない。
感情の中の苦しいと感じる部分を感じなくなる事は本人にとって幸せなのだろうか。
そんな事を考える。
私だったら自分が自分でいられなくなる事を苦痛と感じるだろう。
お母さんどこ行ったの?
ダイヤちゃんが心配そうに待ってるよ。
オカンがお家に帰れる日が来ますように。

一緒に待ってるよ。
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